出典: 平文 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/04/09,URL: https://www.wdic.org/ 暗号化されていないこと。対義語は暗号文。 [語源] かつて、日本軍は漢字を湯桶読みする習慣があり、これを「ひらぶん」と読んでいた。1970年代から「明るい暗号運動」という暗号技術を普及させる運動が高まり、JISでは「へいぶん」という読みで登録された。 |
出典: 平文 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年6月24日 (月) 03:04 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 平文(ひらぶん、へいぶん)やクリアテキスト(英: cleartext)とは、データ通信において、意味が理解でき直接利用できる、つまり暗号化されないままで、転送あるいは蓄積されるデータやメッセージの形式のことである。暗号化アルゴリズムの入力はプレーンテキスト(英: plaintext)、出力は暗号文(英: ciphertext)と呼ぶ。英語では plaintext と plain text は区別される。 [概要] 暗号とは、通信されている情報を見ても、特別な知識・解読作業なしでは読めないように変換する表記法のことであり、暗号文とはそのような処理がなされたデータである。であるから、平文とは、秘匿・隠蔽の処理が何も行われていない、そのままのデータのこと。現代では、平"文"、暗号"文"といっても文字列を指すものではなくバイナリデータを意味していて、テキスト(文字)のデータだけに留まらず、画像や音声などについても用いる。 ・・・ |
平文 | ひらぶん | へいぶん | cleartext |
clear text | klíər tékst | クリィヤァー テキストゥ | クリィヤァー・テキストゥ |
クリアテキスト | plaintext | plain text | pleɪntékst |
プレイン テキストゥ | プレイン・テキストゥ | プレイン テキスト | プレイン・テキスト |
プレインテキスト | プレーン テキスト | プレーン・テキスト | プレーンテキスト |
raw data | なまデータ | 暗号化されていないデータ | あんどうかされていないデータ |
暗号化しないデータ | |||
生データ | 生の状態 | 素データ | |
【 以下関連語 】 | 盗聴 | ・ | |
plain | pleɪn | プレイン | 地味な |
簡素な | 簡単な | 明白な | 平易 |
・ | plane | pléɪn | プレイン |
プレーン | 飛行機 | 平面 | 面 |
・ | 更新日:2020年 8月30日 |