出典: ダイバーシティ 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/07/28,URL: https://www.wdic.org 無線通信において、複数のアンテナで信号を受信することでフェージングの影響を避け、送受信の質を高める技術。 [概要] 複数のアンテナで信号を受信し、中から良い状態の信号の選択したり、または受信信号を合成してノイズを減らす手法のこと。業界によっては「ダイバーシチ」ともいう。 [特徴] 電波は反射するので、直接届く電波(直接波)と、反射して届く電波(反射波)とが発生する。両者は到達までの距離が違うため、互いに到達時間が変化するが、このため複数の電波が干渉して信号を劣化させる。これを避けるため、複数のアンテナを利用して複数の信号を受信し、その中から強い電波を受信したり、相互に合成して干渉の軽減を図る。これがダイバーシティである。 ・・・ |
出典: ダイバーシティ 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年2月8日 (金) 03:40 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ダイバーシティ(英語: Diversity)とは、複数のアンテナで受信した同一の無線信号について、電波状況の優れたアンテナの信号を優先的に用いたり、受信した信号を合成してノイズを除去したりすることによって、通信の質や信頼性の向上を図る技術のことである。送信に対して適用したものは送信ダイバーシティという。工学分野では「ダイバーシチ」と表記する場合もある。 [ダイバーシティの種類]・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Diversity | Antenna Diversity |
dəvə́rsəti | ænténə dəvə́rsəti |
ディヴゥァーシィディー | アェンテナゥ・ディヴゥァーシィディー |
ディヴゥ́ァーシィディー | アンテナ・ダイバーシティー |
ダイバーシティー | ダイバーシティー・アンテナ |
ダイバ́ーシティー | ダイバーシティー効果 |
[名詞] | サイトダイバーシティー |
種々 | マルチパスダイバーシティー |
多種多様 | 角度ダイバーシティー |
雑多 | 空間ダイバーシティー |
多様性 | 再送ダイバーシティー |
たようせい | 時間ダイバーシティー |
周波数ダイバーシティー | |
送信ダイバーシティー | |
偏波ダイバーシティー | |
更新日:2024年 5月12日 |