出典: APS-Cサイズ 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年2月8日 (金) 16:06 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ APS-Cサイズは、デジタルカメラの固体撮像素子(イメージセンサーとも)のサイズ規格のひとつである。そのサイズがAPSカメラシステムのAPS-Cタイプ(23.4mm×16.7mm)フォーマットに近いことから通称として呼ばれるようになった。ニコンではDXフォーマットという名称を使用している。 [概要] 規格として厳密に決められたものではないため、各カメラメーカー・機種により若干の大小がある(#各社のAPS-Cサイズ)。35mmフィルムよりサイズが小さい分、写る範囲(=画角)が狭く、交換レンズの焦点距離表記の約1.5~1.7倍相当(たとえば50mmレンズを装着すると50×1.5=75から、35mm判のときの焦点距離75mmのレンズ相当)の画角になる。このようなサイズ規格が開発されたのは、35mmフィルムと同じサイズのセンサーは生産数が少なく製造コストが高価だったためである。より生産数を多くできて画質も大きくは損なわれないサイズと考えられた。 当初はコスト重視の妥協の産物とみなされていたが、イメージサークルが小さくて済みレンズおよびカメラも小型化が可能であるため、システム全体のコストを下げることができ、販売の主力であるアマチュア用デジタル一眼レフカメラの標準的センサー規格として現在は主流を占めている。 ・・・ |
出典: アドバンストフォトシステム 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年12月19日 (火) 17:26 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ アドバンストフォトシステム(英語: Advanced Photo System, APS)とは、富士フイルム、イーストマンコダック、キヤノン、ミノルタ、ニコンによって共同で開発された「世界標準規格の新しい写真システム」。1996年4月に販売が開始されたAPSは写真フィルムの名称ではなく、新規格の専用フィルム (IX240) を使用した「進化した写真システム」のことを指す。規格名の"IX"とは"Information Exchange"の略で、デジタルカメラのExifヘッダのように、撮影時の設定、日付・時間、プリントサイズ・枚数指定、コメントなどをフイルムにコーティングされた磁気面に記録し、プリント時に利用できるためこの名がある。240はフィルム幅の24mmに由来する。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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APS-Cサイズ | APS-Cタイプ |
23.4x16.7mm | |
APS-Cセンサー | |
DXフォーマット | |
更新日:2020年 4月15日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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APS-Cタイプ | APS-Cサイズ |
18x24mm | |
2:3 | |
Advanced Photo System C type | |
Advanced Photo System-C type | |
APS | |
APS-Cモード | |
APS規格 | |
更新日: |