出典: B-CAS 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2010/04/11,URL: https://www.wdic.org/ BSデジタル向けのCAS。その後、110度CSデジタル放送や地上デジタルテレビジョン放送(以下地デジ)でも採用された。 [概要] 日本のディジタルテレビ放送は、ISDBという規格を使用している。 ● ISDB-S ‐ BSデジタルと110度CSデジタル放送 ● ISDB-T ‐ 地上デジタルテレビジョン放送 放送は暗号化されており、CGMSによってコピー制御が行なわれているため、その解読に、必要な鍵の一つがICチップに記録されている。 [特徴] 暗号化 映像信号は、その動画情報にコピー制御信号(CCI=Copy Control Information)を加えた後、日立製作所の開発したMULTI2暗号で暗号化される。受信時は、B-CASカードに内蔵されている暗号鍵を利用して復号し、その復号された映像についてはCCIの情報(複製の可否、複製可の場合は何枚まで複製できるのか、といった情報)に基づいて扱われる。 |
出典: B-CAS 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年8月30日 (木) 14:57 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ B-CASとは、ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ社(B-CAS社)が提供する限定受信方式、または同機能を実現するために受信機に設置するICカード(B-CASカード)のこと。電波産業会の標準規格・技術資料において「限定受信方式」と定義されており、一般にARIB限定受信方式とも呼ばれる。関連する方式として、地上デジタル放送に限って地上放送RMP管理センターが運用するコンテンツ権利保護専用方式(RMP方式、地上RMP方式)があり、上述の標準規格・技術資料において「コンテンツ保護方式」(ARIBコンテンツ保護方式)と定義される。B-CAS方式は、日本のBSデジタル放送の有料放送受信者を対象とする狭義の限定受信システム (CAS : Conditional Access System) としてスタートし、現在も社名にビーエスを冠する。その後、BSデジタル放送以外にも利用されデジタル放送におけるデジタル著作権管理 (DRM) の一部として正規の機器を認証する広義の限定受信方式(コンテンツ保護方式)としても利用されている。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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B-CAS | Conditional |
ビーキャス | kəndíʃənəl |
ARIB STD-B25 | コァンディッシュナゥル |
ARIB TR-B14 | コァンディッ́シュナゥル |
ARIB TR-B15 | コンデショナル |
ARIB限定受信方式 | コンデ́ショナル |
B-CAS Card | [形容詞] |
B-CASカード | 条件的な |
ビーキャス カード | 条件付きの |
ビーキャス・カード | 暫定的な |
B-CAS方式 | 条件文の |
BS 110度CS 地上デジタル共用 B-CASカード | [名詞] |
BS-Conditional Access Systems | 条件文 |
BS-Conditional Access Systems Card | ・ |
BSデジタル用 B-CASカード | access |
CATV専用 B-CASカード | ǽkses |
業務用 B-CASカード | アェクセス |
地上デジタル専用 B-CASカード | アェ́クセス |
地上デジタル専用 miniB-CASカード | アクセス |
地上デジタル対応マーク付き B-CASカード | ア́クセス |
地上デジタル特別内蔵用 B-CASカード | [名詞] |
店頭用 B-CASカード | 交通手段 |
有料放送デモ用 B-CASカード | 交通の便 |
用途限定 miniB-CASカード | 接近 |
・ | 接近手段 |
[他動詞] | |
立ち入る | |
入る | |
接続する | |
【 以下関連語 】 | 読み書きする |
B-CAS社 | 利用可能にする |
BS Conditional Access Systems Co.,Ltd | ・ |
MULTI2暗号 | |
ビー エス・コンディショナル・アクセス・システムズ社 | |
暗号解除 | |
株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ | |
鍵データ | |
限定受信システム | |
限定受信方式 | |
・ | |
更新日:2023年12月15日 |