出典: ATRAC (総称) 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 ,URL: https://www.wdic.org ソニーの開発した音声圧縮技術のうち、当初ミニディスク用として開発された一連の技術のこと。公式サイトでは一回だけ「ATRACファミリー」という表現も使われている。 [概要] ATRACと名付けられた技術は様々あるが、それらは互いに別の技術で、相互の互換性などはない。しかし、これら技術を総称してATRACという。 [注意点] ATRAC2やATRAC3などの2や3は、ATRACのバージョン番号ではない。オリジナルのATRACはバージョン番号があり、1、2、3、3.5、4、4.5、Type-R、Type-Sなどがある。ただし、このバージョン番号と、ATRAC2やATRAC3などの2や3とは、何の関係もない。 ・・・ |
出典: ATRAC2 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2011/05/18,URL: https://www.wdic.org ソニーが開発した音声圧縮技術の一つ。 [概要] 1994(平成6)年に、MD DATAで採用するために開発された。従来のATRACをマルチメディア・長時間録音用途向けに改良したものとされ、このためATRACファミリーの名が与えられた。 [特徴] 従来のATRAC(CDクオリティで146kbps×2ch)の倍の圧縮率があり、1/10サイズ(73kbps×2ch)でCDクオリティと言われている(mp3やATRAC3とほぼ同等)。また、36kbps(1/20圧縮)の低音質モード(音質が悪い代わりに長時間録音できる)も用意されていた。しかし現在、ATRACの公式サイトにすら存在が無視されている。MD DATAはまれに見る失敗作だったこともあり、ソニーとしては忘れたい過去なのかもしれない。 ・・・ |
出典: ATRAC 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年10月9日 (火) 00:43 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ATRAC(アトラック、Adaptive TRansform Acoustic Coding)は、ソニーが開発したオーディオの非可逆圧縮技術・規格名、および後年開発された関連技術群の総称。いずれも、ソニーグループや、その他家電系メーカーの開発した規格・製品で主に利用される。 [呼称について] ATRAC2・ATRAC3などの名称の末尾についている数字はATRACのバージョン番号であると誤解されることがあるが、正しくは名称の一部である。ソニー製ATRAC1コーデックの名称として「ATRAC Ver.○○」が使われるため、前者としばしば混同されるが、ATRAC3はATRACの最新版ではなく、ATRAC Ver.3とATRAC3およびATRAC3plusは全くの別物である。ソニーは2005年秋より、これらすべての総称をATRACとすることで、規格混乱の収束を図っている。 ・・・ |
出典: ATRAC 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年10月9日 (火) 00:43 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ATRAC(アトラック、Adaptive TRansform Acoustic Coding)は、ソニーが開発したオーディオの非可逆圧縮技術・規格名、および後年開発された関連技術群の総称。いずれも、ソニーグループや、その他家電系メーカーの開発した規格・製品で主に利用される。 [ATRAC3 / ATRAC3plus] ATRAC3(アトラック・スリー)は、ATRAC2をベースに開発された技術・規格で、1999年に発表された。音声は0~2.75625kHz、2.75625~5.5125kHz、5.5125~11.025kHz、11.025~22.05kHzと帯域ごとに4分割される。ビットレートは通常、132kbps、105kbps、66kbpsの3種類が使われる。このうち66kbpsはJoint Stereoを併用することでビットレートの不足を補っている。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
ATRAC | ~を変形する |
éi tíː ɑ́ːr éi síː | ~を変換する |
エー ティー アール エー シィー | 形を変える |
Adaptive TRansform Acoustic Coding | [自動詞] |
ədǽptiv trænsfɔ́ːrm əkúːstik kə́udiŋ | 変形する |
アェダェプティヴ・トゥラェンスフォーァム・アクーステック・コゥウディング | 変換する |
アダプティブ・トランスフォーム・アコーステック・コーディング | [名詞] |
ATRAC Advanced Lossless | 変換 |
ATRAC1 | ・ |
ATRAC2 | Acoustic |
ATRAC3 | əkúːstik |
ATRAC3plus | アゥクーステック |
ATRAC系コーデック | アゥク́ーステック |
アトラック | アコーステック |
アトラック3 | アコ́ーステック |
アトラック3プラス | [形容詞] |
・ | 音響の |
おんきょうの | |
【 以下関連語 】 | onkyouno |
Adaptive | 音の |
ədǽptiv | 聴覚の |
アゥダゥプティヴ | 電気的増幅をしていない |
アゥダゥ́プティヴ | 音響学の |
アダプティブ | 音響上の |
アダ́プティブ | 防音の |
[形容詞] | 吸音の |
適応性のある | 音波の |
適応できる | 音波の |
順応性のある | [名詞] |
順応できる | 音響特性 |
様々な状況に適応できる | ・ |
・ | audio compression |
Transform | 音声圧縮 |
trænsfɔ́ːrm | 音声圧縮技術 |
トゥラェンスフォーァム | 音声圧縮符号化 |
トゥラェンスフォ́ーァム | 音声圧縮符号化技術 |
トランスフォーム | MDLP |
トランスフォ́ーム | 非可逆圧縮 |
[他動詞] | 非可逆音声圧縮 |
~を変形させる | ・ |
更新日:2023年 6月24日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
ATRAC2 | [名詞] |
éi tíː ɑ́ːr éi síː túː | 変換 |
エイ ティー アゥー エイ シィー トゥー | [自動詞] |
エー ティー アール エー シー ツー | 変形する |
Adaptive TRansform Acoustic Coding 2 | ・ |
ədǽptiv trænsfɔ́ːrm əkúːstik kə́udiŋ túː | Acoustic |
アゥダゥプティヴ・トゥラェンスフォーァム・アゥクーステック・コゥウディング・トゥー | əkúːstik |
アゥダゥ́プティヴ・トゥラェンスフォ́ーァム・アゥク́ーステック・コゥ́ウディング・トゥ́ー | アゥクーステック |
アダプティブ・トランスフォーム・アコーステック・コーディング・ツー | アゥク́ーステック |
アダ́プティブ・トランスフォ́ーム・アコ́ーステック・コ́ーディング・ツ́ー | アコーステック |
アトラック・ツー | アコ́ーステック |
アトラック2 | [形容詞] |
アトラック ツー | 音響の |
・ | おんきょうの |
音の | |
聴覚の | |
【 以下関連語 】 | 電気的増幅をしていない |
Adaptive | 音響学の |
ədǽptiv | 音響上の |
アゥダゥプティヴ | 防音の |
アゥダゥ́プティヴ | 吸音の |
アダプティブ | 音波の |
アダ́プティブ | [名詞] |
[形容詞] | 音響特性 |
適応性のある | おんきょう とくせい |
適応できる | ・ |
順応性のある | ATRAC Advanced Lossless |
順応できる | ATRAC1 |
様々な状況に適応できる | ATRAC3 |
・ | ATRAC3plus |
Transform | アトラック3プラス |
trænsf́ɔərm | ATRAC系コーデック |
トゥラェンスフォーァム | audio compression |
トゥラェンスフォ́ーァム | MD |
トランスフォーム | MDLP |
トランスフォ́ーム | 音楽データ圧縮技術 |
[他動詞] | 音声圧縮 |
~を変形させる | 音声圧縮符号化 |
~を変形する | 非可逆音声圧縮 |
~を変換する | |
更新日:2024年 4月12日 |