出典: DSA [読み] ディーエスエイ [外語] Digital Signature Algorithm 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2010/02/18,URL: https://www.wdic.org/ 公開鍵暗号方式アルゴリズムの一つで、電子署名に用いられる。ディジタル署名アルゴリズム。 [概要] DSS(Digital Signature Standard)とも呼ばれるが、単に呼び方が違うだけで同じものである。 同様に電子署名で利用されるものにRSAがあるが、これは2000(平成12)年9月6日まで特許が行使されていたことから、RSAの代替として開発されたものである。 [特徴] DSAの暗号的強度は、離散対数問題という数学の困難さに依存している。 一般に、同等の鍵長を持ったRSA暗号と同等の強度があるとされている。 |
出典: Digital Signature Algorithm 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2022年11月19日 (土) 09:10 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Digital Signature Algorithm(デジタル シグネチャー アルゴリズム、DSA)は、デジタル署名のための連邦情報処理標準である。1991年8月にアメリカ国立標準技術研究所 (NIST) によってDigital Signature Standard (DSS) での利用を目的として提唱され、1993年にFIPS 186として標準化された。2013年までに4度の改訂を経ている(1996年:FIPS 186-1、2000年:FIPS 186-2、2009年:FIPS 186-3、2013年:FIPS 186-4)。FIPS 186-5の草稿では、DSAは新たにデジタル署名を行うことには推奨されないが、標準策定以前に行われた署名の検証には引き続き利用可能とされる。DSAはElGamal署名の改良版の一つであり、それと同様に離散対数問題の困難性に基づく電子署名方式である。 ・・・ [鍵生成] 鍵生成は2つのフェイズに分けられる。1つ目は他者と共有されるパラメータの選択であり、2つ目は公開鍵および秘密鍵の生成である。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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DSA | Signature |
Digital Signature Algorithm | sígnətʃər |
dídʒitəl sígnətʃər ǽlgərìðəm | スゥグナゥチャァ |
ディジタゥルゥ スゥグナゥチャァ アェルゥゴリズゥム | スゥ́グナゥチャァ |
ディジタゥルゥ・スゥグナゥチャァ・アェルゥゴリズゥム | シグネチャー |
ディ́ジタゥルゥ・スゥ́グナゥチャァ・アェ́ルゥゴリ̀ズゥム | シ́グネチャー |
デジタル シグネチャー アルゴリズム | [名詞] |
デジタル・シグネチャー・アルゴリズム | サイン |
デ́ジタル・シ́グネチャー・ア́ルゴリ̀ズム | 署名 |
デジタル署名アルゴリズム | ・ |
デジタル署名方式 | algorithm |
ディー エス エー | ǽlgərìðəm |
DSS | アェルゥゴリズゥム |
Digital Signature Standard | アェ́ルゥゴリ̀ズゥム |
・ | アルゴリズム |
ディジタル署名 | ア́ルゴリ̀ズム |
デジタル署名 | [名詞] |
・ | 演算手順 |
えんざん てじゅん | |
算法 | |
演算法 | |
処理手順 | |
プログラム手順 | |
プログラムてじゅん | |
・ | |
【 以下関連語 】 | |
ECDSA | |
ElGamal | |
ElGamal暗号 | |
エルガマル暗号 | |
ElGamal署名 | |
Elliptic Curve DSA | |
SHA-1 | |
公開鍵暗号 | |
Elliptic Curve Cryptosystem | |
楕円曲線暗号 | |
DLP | |
Discrete Logarithm Problem | |
離散対数問題 | |
・ | |
更新日:2024年 4月12日 |