出典: フッ素 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年3月19日 (火) 07:11 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ フッ素(フッそ、弗素、英: fluorine)は原子番号 9 の元素。元素記号はラテン語のFluorumの頭文字よりFが使われる。原子量は 18.9984 で、最も軽いハロゲン元素。また、同元素の単体であるフッ素分子(F2、二弗素)をも示す。 ・・・ [名称] フランスのアンドレ=マリ・アンペールがfluorineと名付けた。この名前は蛍石 (Fluorite) にちなんでいる。アンペールはその後、phthorineに名前を改めた。ギリシア語の「破壊的な」という語に由来している。ギリシア語は、アンペールの新名称 (Φθόριο) を採用した。しかしながら、イギリスのハンフリー・デーヴィーがfluorineを使い続けたため、多くの言語ではfluorineに由来する名称が定着した。日本語の「弗素」も、ドイツ語のFluorの音訳の1文字目から取られたものである。 [用途] その性質上、フッ素を単体で使う場面は少なく、フッ化カルシウム (CaF2) と硫酸 (H2SO4) から生成するフッ化水素 (HF) を介して利用されることが多い。ウラン235 (235U) 濃縮のため、揮発性の高いフッ化ウラン (UF6) を製造する目的で単体フッ素が利用されることは、特筆すべき事柄である。フッ素を添加した合成樹脂やゴムは、酸・アルカリ性の薬品や摩耗などに対して耐久性が高まるため、半導体製造装置や自動車などの部品・部材に使われる。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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F | atomic |
atomic number 9 | ətɑ́mik |
ətɑ́mik nʌ́mbər 9 | アゥトァーミック |
アゥトァーミック ナゥンバゥァ ナイン | アゥトァ́ーミック |
アゥトァーミック・ナゥンバゥァ・ナイン | アトミック |
アゥトァ́ーミック・ナゥ́ンバゥァ・ナ́イン | アト́ミック |
アトミック ナンバー ナイン | [形容詞] |
アトミック・ナンバー・ナイン | 原子の |
アト́ミック・ナ́ンバー・ナ́イン | 原子力の |
原子番号9 | 極小の |
原子番号9の元素 | ・ |
9番元素 | fluoride |
原子量18.998403163(6) | hydrogen fluoride |
F2 | háidrədʒən flúəràid |
Fluorine | ハイドゥロジェン・フロゥーァライドゥ |
fluorine | フッ化水素 |
flúərìːn | フッ化物 |
フロゥーリーン | フルアライド |
フロゥ́ーリーン | フルゥーァライドゥ |
フルゥリーン | フロゥーァライドゥ |
フルゥリン | |
フルーリン | |
フロリン | |
フルアリーン | |
フル́アリーン | |
Fluorum | |
弗素 | |
フッ素 | |
ふっそ | |
二弗素 | |
更新日:2024年 1月 9日 |