出典: 光ファイバー [外語] optical fiber,optical fibre 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2009/08/26,URL: https://www.wdic.org/ 光信号を転送するためのもの。髪の毛よりも細いガラス繊維またはプラスチックから出来ている。 [概要] 直径10〜60µm程度のコアを中心にして、その周囲をクラッドが取り巻き、直径は125µmとなる。更に、ファイバー保護のためクラッドの周囲は被覆で被われている。 コアとクラッドの屈折率の違いで光を反射させて伝送することにより、光ファイバーを曲げても通信が可能である。 光ファイバーは大きく二種類、径の太いマルチモードと、径の細いシングルモードに分けられる。 太さを表わす時は、「コア径/クラッド径」で表わし、例えばシングルモードでは9/125µm、マルチモードでは62.5/125µmまたは50/125µmのファイバーがよく使用される。 [モード] マルチモード 径の太いマルチモードは、比較的丈夫で安価である。 マルチモード光ファイバーは径が太いため、乱反射や反射による時間の遅れで光が複数の経路(モード)に別れてしまいやすいという欠点がある。これがステップインデックス(SI)という最も単純なマルチモードファイバーであり、長距離伝送には向かない。 そこでコアの構造を改良したグレーデットインデックス(GI)と呼ばれるマルチモードファイバーが後に開発された。但し、GIでもマルチモードになることは変わらない。 シングルモード シングルモードファイバーは径が細いため、光は分かれることなく光ファイバーに沿って進むため長距離伝送が可能である。 しかし径が細いため精度が要求され、結果としてシングルモードファイバーを利用する機器(GBICなど)は高価になりがちである。 [特徴] ・・・ |
出典: 光ファイバー 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年9月26日 (火) 07:05 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 光ファイバー(ひかりファイバー、英語: Optical fiber)とは、離れた場所に光を伝える伝送路である。 [プラスチック製・光ファイバー] プラスチック製・光ファイバー(Plastic optical fiber)は、 ガラス製の物に比べて以下の点で特徴がある。 ● 伝送損失が大きく、長距離高速伝送に向かない。 ● 安価である。 ● コア径が太く曲げに強い。 ● 光ファイバー同士の接続や光ファイバーと機器との接続が比較的容易である。 ● 比重が小さく軽量である。 [ガラス製・光ファイバー] ガラス製・光ファイバー(Glass optical fiber)は、コア、クラッド共に石英ガラス(シリカ・ガラス)が用いられる。光を閉じこめて伝播させるにはコアとクラッドに屈折率差が必要なため、コアには屈折率を上げるためにGe(ゲルマニウム)やP(リン)、クラッドには屈折率を下げるためにB(ホウ素)やF(フッ素)などが添加される。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Glass optical fiber | 20万Km/S |
glǽs ɑ́ptikəl fáibər | 650nm |
グラゥェス アォプティカゥルゥ ファイバゥァ | fiber |
グラゥェス・アォプティカゥルゥ・ファイバゥァ | Plastic Optical Fiber |
グラゥェ́ス・アォ́プティカゥルゥ・ファ́イバゥァ | POF |
グラス オプティカル ファイバー | プラスチック光ファイバー |
グラス・オプティカル・ファイバー | quartz optical fiber |
グラ́ス・オ́プティカル・ファ́イバー | アクリル |
ガラス光ファイバー | ガラス繊維 |
ガラス製光ファイバー | グラスファイバー |
石英ガラス光ファイバー | シリカ・ガラス |
石英光ファイバー | ファイバー |
ファイバゥー | |
フッ素樹脂 | |
ポリカーボネート | |
ポリスチレン | |
ポリメタクリル酸メチル | |
完全フッ素化ポリマー | |
石英 | |
石英ガラス | |
繊維 | |
optical fiber | |
光ファイバー | |
光学繊維 | |
更新日:2024年 4月26日 |