出典: Internet Information Services [読み] インターネット・インフォメーション・サービス [外語] Internet Information Services 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2009/02/26,URL: https://www.wdic.org/ Microsoftが提供する、インターネットにおける諸機能を提供するサーバーソフトウェア。 [製品情報] 現時点での最新版は以下の通りである。 ● 製品名 ‐ Internet Information Services ● 使用途 ‐ Webサーバー ● ● 初出年 ‐ ?設計者 ‐ ? ● 開発者 ‐ Microsoft ● 最新版 ‐ IIS 7.0 ● 影響関係 ・ 被影響 ‐ Apache HTTP Server ・ 加影響 ‐ 不明 ● 動作環境 ‐ Microsoft Windows (Win32、Win64) ● ライセンス ‐ プロプライエタリー・ソフトウェア [概要] 元々は、Windows NT Server用に提供された製品で「Internet Information Server」という名前であった。Windows 2000以降は、Serverエディションにおける標準機能となり、名を「Internet Information Services」に改めて標準搭載されるようになった。 [特徴] 提供される機能 ● HTTP/HTTPS ● FTP ● SMTP ● NNTP ● Gopher ● WebDAV バージョン IISはWindows NT以降に同梱されているため、Windows NTのバージョンも併記する。バージョン4.0まではInternet Information Serverが正式名称であった。 ● IIS 1.0 ‐ Windows NT 3.51のアドイン ● IIS 2.0 ‐ Windows NT 4.0 ● IIS 3.0 ‐ Windows NT 4.0 SP3 ● IIS 4.0 ‐ Windows NT 4.0 Option Pack バージョン5.0以降はInternet Information Servicesと名称が改められた。 ● IIS 5.0 ‐ Windows 2000IIS ● 5.1 ‐ Windows XP Professional ● IIS 6.0 ‐ Windows Server 2003、Windows XP Professional x64 Edition ● IIS 7.0 ‐ Windows Vista、Windows Server 2008 ● IIS 7.5 ‐ Windows 7(予定)、Windows Server 2008 R2(予定) [セキュリティホール] 問題 バージョン5.1までのIISは、そのセキュリティホールがインターネットに対して多大な被害を与えたことで悪名高い。そのため、スキルの低いユーザー以外にはあまり好まれていなかった。 その一方、朝鮮人や支那人のクラッカーに人気が高かった(ただし、自分で使うのではなく攻撃や中継の対象として!)。 実際に、Code Redに汚染されたサーバーは支那、南鮮に異常なほど大量に存在していた。 攻撃の実例 バックドア IIS自体がバックドアとなるセキュリティホール。 "http://ドメイン名/scripts/iisadmin/ism.dll?http/dir" のうちのドメイン名の部分にIISを採用したWebサーバーのドメイン名を入れてアクセスすると、インターネットサービスマネージャーがインストールされていれば認証画面が表示される。 この画面から適当にあたりをつけてアクセスに成功すれば、あとは好きなだけサーバーのデータなどを破壊したり改竄することができた。 バッファーオーバーフロー(MS01-033) IISのバッファーオーバーフローが原因となったセキュリティホール。 Code Red、Code Red Ⅱがその感染活動のために利用した。 Webサーバーフォルダーへの侵入(MS00-078) Unicode Directory Traversalへの対処が行なわれていなかったというセキュリティホール。Nimdaがその感染活動のために利用した。 アーキテクチャーの見直し あまりの実用性の無さをMicrosoftも痛感したらしい。 バージョン6.0からはソースコードの殆どが書き換えられたと言われるほど、徹底的にセキュリティ対策が行なわれた。 その結果、近年はIIS 6.0(以降)のシェアを伸ばしつつあり、遂にミッションクリティカルの分野まで進出することができた。 |
出典: Internet Information Services 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年4月21日 (土) 04:47 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Microsoft Internet Information Services (IIS) は、Microsoft Windowsの標準Webサーバー(アプリケーションサーバー)サービスである。HTTP/HTTPS、FTP、SMTP、NNTP等の基本的なプロトコルはサポートしている。クライアント版に付属するIISでは機能制限が行われている。もともとInternet Information Serverという名称で、Windows NT Server上で稼働するアドオンソフトウェアという位置付けであったが、Windows 2000 Server登場時にシステムの標準サービスに位置付けられ、現名称に改められた。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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IIS | íntərnèt ìnfərméiʃən sə́rvəsiz |
ái ái és | イェンタゥーネットゥ・インフォァメイシュン・サゥァーヴィスィズ |
アイ アイ エス | イェンタゥーネットゥ インフォァメイシュン サゥァーヴィスィズ |
ア́イ ア́イ エ́ス | イェ́ンタゥーネッ̀トゥ・イ̀ンフォァメ́イシュン・サゥ́ァーヴィスィズ |
IIS 1.0 | インターネット インフォメーション サービセズ |
Internet Information Server 1.0 | インターネット・インフォメーション・サービセズ |
IIS 2.0 | イ́ンターネッ̀ト・イ̀ンフォメ́ーション・サ́ービセズ |
Internet Information Server 2.0 | ・ |
IIS 3.0 | |
Internet Information Server 3.0 | |
IIS 4.0 | |
Internet Information Server 4.0 | |
IIS 5.0 | |
Internet Information Services 5.0 | |
IIS 5.1 | 【 以下関連語 】 |
Internet Information Services 5.1 | HTTPサーバ |
IIS 6.0 | Webサーバ |
Internet Information Services 6.0 | Webサーバソフト |
IIS 7.0 | WWWサーバ |
Internet Information Services 7.0 | WWWサーバーソフトウェア |
IIS 7.5 | アプリケーション・サーバー |
Internet Information Services 7.5 | ウェブサーバ |
IIS 8.0 | http://www.microsoft.co.jp/bkoffice/iis-j/index.htm |
Internet Information Services 8.0 | |
IIS 8.5 | |
Internet Information Services 8.5 | |
IIS 10.0 | |
Internet Information Services 10.0 | |
Internet Information Server | |
Microsoft Internet Information Server | |
íntərnèt ìnfərméiʃən sə́ːrvər | |
イェンタゥーネットゥ インフォァメイシュン スァーヴゥァー | |
イェンタゥーネットゥ・インフォァメイシュン・スァーヴゥァー | |
イェ́ンタゥーネッ̀トゥ・イ̀ンフォァメ́イシュン・スァ́ーヴゥァー | |
インターネット インフォメーション サーバー | |
インターネット・インフォメーション・サーバー | |
イ́ンターネッ̀ト・イ̀ンフォメ́ーション・サ́ーバー | |
イターネットインフォメーションサーバ | |
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Internet Information Services | |
更新日:2024年 3月15日 |