出典: IO.SYS 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/05/29,URL: https://www.wdic.org/ MS-DOSを構成する三つのシステムファイルのうちの一つ。 [概要] MS-DOSのカーネルの一部であり、よりハードウェアに近い部分を担当する、BIOSとも呼ばれる機能を持つソフトウェア。PC DOSでは、同等のものが「IBMBIO.SYS」になる。 [特徴] よりアプリケーションに近い側は、MS-DOSならMSDOS.SYS、PC DOSならIBMBIO.COMである。 |
出典: IO.SYS 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年4月7日 (土) 01:23 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ IO.SYS は、MS-DOSのカーネルのうち、機種依存する部分(のファイル名)である。デフォルト(カーネル内蔵)のデバイスドライバ等の他、初期化プログラムも含むため、MS-DOSのカーネルのうちで最初に動作する部分のコードも含む。なお、Windows 9x系ではMSDOS.SYSはコードを含まないものとなっており、全てのコードがIO.SYSに移動されている。通常、「隠し」「読み取り専用」「システム」の属性がオンにされている。 PC/AT互換機はブートされると、セルフチェック等の後、最後にブートセクタをメモリに読み込み、実行する。それがDOSのブートセクタだった場合、IO.SYS の最初の3セクタをメモリにロードし、それに制御を移す。以下は次のような流れになる。 1. 自分自身の残りの部分をメモリにロードする。 2. デフォルトのデバイスドライバ群を1つずつ初期化する(コンソール、ディスク、シリアルポートなど)。この時点でこれらのデバイスを利用可能になる。 3. DOSカーネルをロードし、その初期化ルーチンを呼び出す。カーネルは MS-DOS の場合は MSDOS.SYS にあり、Windows 9x系では IO.SYS 内にある。この時点で、通常のファイルアクセスが可能になる。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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IO.SYS | MS-DOSのシステム・ファイル |
IBMBIO.SYS | |
アイ オウ・シス | |
アイ オー・シス | |
更新日:2024年 1月14日 |