出典: プレゼンテーション層 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/11/18,URL: https://www.wdic.org/ OSI参照モデルのレイヤー6(第6層)となる通信プロトコルの階層構造。上位層の中位。 [概要] アプリケーション層(レイヤー7)からの要求に応じ、そしてセッション層(レイヤー5)に対して要求を行なう。このレイヤーの目的は、アプリケーションによるデータ形式の違いを変換することにある。 [特徴] サービス プレゼンテーション層のサービスは以下の通り。 ● データ変換 ● 文字コード変換 ● 圧縮 ● 暗号化および復号 TCP/IPプロトコルスイート インターネットプロトコルでは、OSI参照モデルが完全には実装されていない。 IEFTはインターネットプロトコルの階層構造は、RFC 1122において4層で定義されており、以来一度も変更されていない。 TCP/IPプロトコルスイートでは、OSI参照モデルのプレゼンテーション層の機能は、上位のアプリケーション層で提供されている。 |
出典: OSI参照モデル 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年2月21日 (木) 06:08 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ OSI参照モデル(OSIさんしょうモデル、英: OSI reference model)は、コンピュータの持つべき通信機能を階層構造に分割したモデルである。国際標準化機構(ISO)によって策定された。 OSI基本参照モデル、OSIモデルなどとも呼ばれ、通信機能(通信プロトコル)を7つの階層に分けて定義している。 [概要] お互いが参照・被参照関係にあるレイヤによるモデルであり、上位層は下位層に対して抽象化されている。 OSI参照モデルは、1977年から1984年にかけて定義されたOSIのために策定されたが、OSI自体は普及せずに、OSI参照モデルだけがネットワークの基本モデルとして広く参照されるようになった。 OSI参照モデルはISO/IEC 7498として規格化され、後にITU-TではX.200、JISではJIS X5003として、同一内容を定義している。 ・・・ |
出典: アプリケーション層 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/11/18,URL: https://www.wdic.org/ OSI参照モデルのレイヤー7(第7層)となる通信プロトコルの階層構造。応用層ともいう。上位層の上位であり、つまり最上位の層である。 [概要] アプリケーションからの要求に応じ、そしてプレゼンテーション層(レイヤー6)に対して要求を行なう。このレイヤーの目的は、アプリケーションからの要求を受け付け、それに応じた伝送を行なうことにある。プロクシーやゲートウェイと呼ばれるソフトウェアはこの層に含まれる。 [特徴] TCP/IPプロトコルスイート:インターネットプロトコルの階層構造の最上位はアプリケーション層だが、インターネットプロトコルのアプリケーション層と、OSI参照モデルのアプリケーション層とでは定義が異なる。インターネットプロトコルでは、OSI参照モデルが完全には実装されていない。IEFTはインターネットプロトコルの階層構造は、RFC 1122において4層で定義されており、以来一度も変更されていない。TCP/IPプロトコルスイートのアプリケーション層は、OSI参照モデルのアプリケーション層のレイヤー5〜7に対応する。 |
出典: TELNET [読み] テルネット 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2007/02/08,URL: https://www.wdic.org/ 遠隔地にある、ネットワーク接続された電子計算機へ接続するための仕組みの一つ。 [概要] プロトコルはRFC 854とRFC 855(STD bgcolor="#ffffff" 8で規定され、更に、オプション仕様が多くのRFCにより規定されている。 ポート番号は一般に23/tcpが使われ、これをTELNETポートという。 [特徴] TELNETには行モードと透過モードという二種類のモードがある。 行モードはクライアントで改行キーが入力されるごとに一行分をまとめて送る。透過モードは一文字入力されるごとに送信される。 TELNETは、通常はUS-ASCII相当文字(2/0〜7/15)と、改行やタブ等の制御コードのみを伝送できる。バイナリ転送モードに切り換えた場合は8ビットのバイナリ電文として処理できる。但し、オクテット0xFFはコマンドの先頭オクテットとして利用されているためそのままでは伝送できない。0xFFを送る場合は0xFF 0xFFとする。 [用途] TELNETプロトコル自体は非常にシンプルであり、リモートログインなどに使うほか、様々なプロトコルの応用されている。 例えば、インターネットでのチャット技術であるIRCなども、そのベースはTELNETであり、TELNETクライアントから利用することも可能である。 |
出典: プレゼンテーション層 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年7月20日 (木) 10:51 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ プレゼンテーション層(プレゼンテーションそう 英: Presentation layer)とは、OSI参照モデルにおける七階層の内の第六層である。プレゼンテーション層はアプリケーション層からのサービス要求に応じ、またセッション層に対してサービス要求を行う。プレゼンテーション層は、より一層の処理または表示をするためにアプリケーション層への情報の配布と書式の整形に対する責任が有る。それは、エンド・ユーザ・システム内部のデータ表現について、アプリケーション層が構文の違いを意識しなくても良いようにする。注意: プレゼンテーション・サービスの一例としては、EBCDICコードのテキストファイルをASCIIコードのファイルへ変換する事が挙げられる。 [概要] プレゼンテーション層は、単なる1と0の束より更に高い次元で送信する事について、人々が意識し始める最初のものである。この層はどのように文字列が表されるか、例えばPascal言語(整数のデータ長領域の後に指定されたバイト数が続く)方式を使うかそれともC/C++言語(NULL文字で終端された文字列、つまり"thisisastring\0")方式を使うか、といった問題を取り扱う。その意図は、アプリケーション層が動かされるデータを指し示せるべきという事であり、またプレゼンテーション層はその後の事を取り扱うであろう。 ・・・ |
出典: アプリケーション層 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年7月20日 (木) 10:44 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ アプリケーション層とは、通信ネットワークにおいてホストが用いる共用のプロトコルとインターフェースメソッドを示す抽象化レイヤーである。「アプリケーション層」という抽象概念はコンピュータネットワークの標準的なモデルであるインターネット・プロトコル・スイート( TCP/IP参照モデル)および開放型システム間相互接続モデル(OSI参照モデル)の両方で使われている。いずれのモデルでも「アプリケーション層」という用語を、それぞれにおける最高レベルのレイヤの名前として用いているが、詳細な定義やレイヤの役割は異なっている。 ・・・ |
出典: Telnet 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年7月3日 (水) 10:03 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Telnet(テルネット Teletype network)とは、IPネットワークにおいて、遠隔地にあるサーバやルーター等を端末から操作する通信プロトコル、またはそのプロトコルを利用するソフトウェアである。RFC 854で規定されている。 [概要] Telnetクライアントは、Telnetサーバとの間でソケットを開き、単純なテキストベースの通信を行う。基本的にはポート番号23番を使用する。 [脆弱性] 認証も含めすべての通信を暗号化せずに平文のまま送信するため、パスワードの窃取は比較的容易である。同様の機能を有する代替プロトコルとしては、情報を暗号化して送信するSSHが知られている。 [その他] UNIXは当初からホストを複数のユーザが同時に使用することを前提に開発されており、IPネットワークやTelnetの登場以前から、シリアルポート等に複数の端末を接続して使用できた。この端末とホストの通信を、IPのネットワーク上で担ったのがTelnetクライアントプログラムと、その通信手順を規定したTelnetプロトコルである。 なお、クライアントによってはVT100などの端末エミュレータとして動作し、テキストモードだけでなく画面モードを実現するものもある。さらに、Telnetプロトコルをバイナリモードで使用し、IBM 3270のデータストリームを転送することでIBM 3270端末をエミュレートするためのTN3270プロトコルも開発された。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
L6 | AFP |
él síks | FTP |
エィルゥ シェィックス | OSI |
エィルゥ・シェィックス | OSI reference model |
エィ́ルゥ・シェィッ́クス | OSIモデル |
エル シクス | OSI参照モデル |
エル・シクス | SMTP |
エ́ル・シ́クス | SNMP |
layer 6 | Telnet |
léiər síks | 圧縮方式 |
レゥイヤゥァー シェィックス | ・ |
レゥイヤゥァー・シェィックス | presentation |
レゥ́イヤゥァー・シェィッ́クス | prèzəntéiʃən |
レイヤー シクス | プリズェンテイシュン |
レイヤー・シクス | プリ̀ズェンテ́イシュン |
レ́イヤー・シ́クス | プレゼンテーション |
レイヤー 6 | プレ̀ゼンテ́ーション |
レイヤー ろく | [名詞] |
第6層 | 提示 |
OSI参照モデル第6層 | 提示すること |
オー エス アイ さんしょう モデル だい ろくそう | 公開 |
・ | 発表 |
presentation layer | |
prèzəntéiʃən léiər | |
プリズェンテイシュン レゥイヤゥァー | |
プリズェンテイシュン・レゥイヤゥァー | |
プリ̀ズェンテ́イシュン・レゥ́イヤゥァー | |
プレゼンテーション レイヤー | |
プレゼンテーション・レイヤー | |
プレ̀ゼンテ́ーション・レ́イヤー | |
プレゼンテーション層 | |
更新日:2024年 3月10日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
L7 | Application Service elements |
él sévn | æ̀plikéiʃən sə́rvəs éləmənts |
エィルゥ セヴン | アプリィケイシュン サゥァーヴィス アェラゥメンツ |
エィルゥ・セヴン | アプリィケイシュン・サゥァーヴィス・アェラゥメンツ |
エィ́ルゥ・セ́ヴン | アェ̀プリィケ́イシュン・サゥ́ァーヴィス・アェ́ラゥメンツ |
エル セブン | アプリケーション サービス エレメンツ |
エル・セブン | アプリケーション・サービス・エレメンツ |
エ́ル・セ́ブン | ア̀プリケ́ーション・サ́ービス・エ́レメンツ |
layer 7 | ・ |
léiər sévn | |
レゥイヤゥァー セヴン | |
レゥイヤゥァー・セヴン | 【 以下関連語 】 |
レゥ́イヤゥァー・セ́ヴン | AFP |
レイヤー セブン | ASE |
レイヤー・セブン | DHCP |
レ́イヤー・セ́ブン | FTP |
レイヤー 7 | HTTP |
レイヤー なな | OSI |
第7層 | SMB |
OSI参照モデル第7層 | SMTP |
オー エス アイ さんしょう モデル だい ななそう | SNMP |
・ | TCP/IPプロトコルスイート |
Application Layer | TCP/IP参照モデル |
æ̀plikéiʃən léiər | Telnet |
アェプリィケイシュン レゥイヤゥァー | インターネット・プロトコル・スイート |
アェプリィケイシュン・レゥイヤゥァー | OSI参照モデル |
アェ̀プリィケ́イシュン・レゥ́イヤゥァー | オー エス アイ さんしょう モデル |
アプリケーション レイヤー | ・ |
アプリケーション・レイヤー | Application |
ア̀プリケ́ーション・レ́イヤー | æ̀plikéiʃən |
アプリケーション層 | アェプリィケイシュン |
応用層 | アェ̀プリィケ́イシュン |
おうようそう | アプリケーション |
・ | ア̀プリケ́ーション |
X.500 | [名詞] |
・ | 応用 |
おうよう | |
適用 | |
活用 | |
利用 | |
更新日:2024年 3月19日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
Telnet | 仮想端末ソフトウェア |
TELNET | Telnetクライアント |
Teletype network | Telnetサーバ |
télətàip nétwə̀rk | 遠隔操作 |
テレタイプ ネットゥワゥァーク | |
テレタイプ・ネットゥワゥァーク | |
テレタイプ ネットワーク | |
テレタイプ・ネットワーク | |
テルネット | |
RFC 854 | |
RFC 855 | |
・ | |
RFC 215 | |
RFC 736 | |
RFC 764 | |
RFC 884 | |
RFC 1205 | |
RFC 1372 | |
RFC 1408 | |
RFC 1412 | |
RFC 1416 | |
RFC 2355 | |
RFC 2946 | |
・ | |
Telnet Protocol | |
リモート・ターミナル・プロトコル | |
更新日:2022年 1月12日 |