出典: TELNET [読み] テルネット 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2007/02/08,URL: https://www.wdic.org/ 遠隔地にある、ネットワーク接続された電子計算機へ接続するための仕組みの一つ。 [概要] プロトコルはRFC 854とRFC 855(STD bgcolor="#ffffff" 8で規定され、更に、オプション仕様が多くのRFCにより規定されている。 ポート番号は一般に23/tcpが使われ、これをTELNETポートという。 [特徴] TELNETには行モードと透過モードという二種類のモードがある。 行モードはクライアントで改行キーが入力されるごとに一行分をまとめて送る。透過モードは一文字入力されるごとに送信される。 TELNETは、通常はUS-ASCII相当文字(2/0〜7/15)と、改行やタブ等の制御コードのみを伝送できる。バイナリ転送モードに切り換えた場合は8ビットのバイナリ電文として処理できる。但し、オクテット0xFFはコマンドの先頭オクテットとして利用されているためそのままでは伝送できない。0xFFを送る場合は0xFF 0xFFとする。 [用途] TELNETプロトコル自体は非常にシンプルであり、リモートログインなどに使うほか、様々なプロトコルの応用されている。 例えば、インターネットでのチャット技術であるIRCなども、そのベースはTELNETであり、TELNETクライアントから利用することも可能である。 |
出典: Telnet 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年7月3日 (水) 10:03 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Telnet(テルネット Teletype network)とは、IPネットワークにおいて、遠隔地にあるサーバやルーター等を端末から操作する通信プロトコル、またはそのプロトコルを利用するソフトウェアである。RFC 854で規定されている。 [概要] Telnetクライアントは、Telnetサーバとの間でソケットを開き、単純なテキストベースの通信を行う。基本的にはポート番号23番を使用する。 [脆弱性] 認証も含めすべての通信を暗号化せずに平文のまま送信するため、パスワードの窃取は比較的容易である。同様の機能を有する代替プロトコルとしては、情報を暗号化して送信するSSHが知られている。 [その他] UNIXは当初からホストを複数のユーザが同時に使用することを前提に開発されており、IPネットワークやTelnetの登場以前から、シリアルポート等に複数の端末を接続して使用できた。この端末とホストの通信を、IPのネットワーク上で担ったのがTelnetクライアントプログラムと、その通信手順を規定したTelnetプロトコルである。 なお、クライアントによってはVT100などの端末エミュレータとして動作し、テキストモードだけでなく画面モードを実現するものもある。さらに、Telnetプロトコルをバイナリモードで使用し、IBM 3270のデータストリームを転送することでIBM 3270端末をエミュレートするためのTN3270プロトコルも開発された。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Telnet | 仮想端末ソフトウェア |
TELNET | Telnetクライアント |
Teletype network | Telnetサーバ |
télətàip nétwə̀rk | 遠隔操作 |
テレタイプ ネットゥワゥァーク | |
テレタイプ・ネットゥワゥァーク | |
テレタイプ ネットワーク | |
テレタイプ・ネットワーク | |
テルネット | |
RFC 854 | |
RFC 855 | |
・ | |
RFC 215 | |
RFC 736 | |
RFC 764 | |
RFC 884 | |
RFC 1205 | |
RFC 1372 | |
RFC 1408 | |
RFC 1412 | |
RFC 1416 | |
RFC 2355 | |
RFC 2946 | |
・ | |
Telnet Protocol | |
リモート・ターミナル・プロトコル | |
更新日:2022年 1月12日 |