出典: 直接感熱記録印刷 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年8月5日 (木) 20:16 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 直接感熱記録印刷(ちょくせつかんねつきろくいんさつ、direct thermal printing、ダイレクトサーマル)とは、熱を加えると色が変化する専用紙(感熱紙)に熱したプリントヘッド(サーマルプリントヘッド)を当てて印刷する技術である。プリントヘッドを印刷対象の媒体に直接当てることから「ダイレクトサーマル」と呼ばれ、プリントヘッドをインクリボンに当てることで媒体に印刷する熱転写方式(サーマルトランスファー)と区別される。 [派生方式] サーモオートクローム方式 サーモオートクローム (TA) 方式とは、1994年に富士フイルムが発表した、感熱記録方式としては世界初となるフルカラー印刷が可能な感熱式プリンターの一方式である。 顕色剤を内包した感温性マイクロカプセルを加熱することにより発色させ、紫外光によってジアゾニウム塩を分解することで定着させる機構の、内部発色型である。マイクロカプセルの熱特性をCMY(色の三原色)の各色毎に変え、1台のサーマルヘッドの出力を大きくは三段階に変える事で各色の階調表現を可能にした。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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TA | 感熱紙 |
Thermo Autochrome | 直接感熱記録印刷 |
Thermo-Autochrome | 熱転写印刷方式 |
サーモ・オートクローム方式 | 熱転写方式 |
TA方式 | |
Printpix方式 | |
更新日:2022年 1月12日 |