出典: TTA 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2005/05/19,URL: https://www.wdic.org/ 可逆音声圧縮の規格の一つで、GPLで公開されている。この技術の特色は可逆圧縮である点である。そのためmp3やVorbisなどの非可逆圧縮とは一線を画している。 可逆圧縮には先にape(Monkey's Audio)やFLACがあったが、TTAは圧縮速度がFLACの数倍、圧縮率もFLACより高く、apeの半分の時間でape並みの高圧縮を実現したとしている。但しこれを著している2005(平成17)年頭時点では開発途上の新技術であり仕様が完全には固まっていないので、今のところ初心者向きではない。 TTAは独自のファイル形式を持ち、拡張子は.ttaが使われる。.ttaファイルにはID3v1およびID3v2と併用可能。 最近では音楽CDからリッピングするに際し、トラックごとに1ファイルにせず全体を1ファイルとし、チャプター情報を別にcueファイルとして用意するという方法がある。この時、全トラックをTTAで圧縮し、cueファイルと共にMatroskaに入れる、つまり(tta+cue).mkaという方法も使われている。 |
出典: TTA 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年12月23日 (土) 23:19 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ TTA (ティーティーエー、The True Audio) はフリー(GPL)のリアルタイム可逆圧縮オーディオエンコーダー/デコーダーである。可逆圧縮であるため音声の劣化がない。「ハードウェアサポートの容易さ」を目標に、開発が進められている。 デコード速度と再生時のハードウェア負荷でFLACに劣り、圧縮率でMonkey's Audioに劣る。エンコード速度と圧縮率のバランスに優れるが、最近の利用率では、より高レベルでデコードとエンコードの能力向上を果たしたTAKに押されつつある。 Matroskaコンテナ(.mkvや.mka)も対応している。 [TTA方式の長所] ● 可逆圧縮でオーディオデータを圧縮し、3割程度のファイルサイズ縮小が可能。 ● リアルタイムエンコード/デコードのアルゴリズムを採用。 ● 動作環境に依存せず高速なエンコード/デコードが可能。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
.tta | 可逆圧縮オーディオ・エンコーダー/デコーダー |
.mka | 音声圧縮コーディック |
.mkv | 音声ファイルフォーマット |
TTA | 可逆圧縮 |
ティー ティー エイ | Aleksander Djuric |
ティー ティー エー | ・ |
The True Audio | True |
ðə trúː ɔ́diòu | trúː |
ザゥ トゥルー オァーディオウ | トゥルー |
ザゥ・トゥルー・オァーディオウ | [形容詞] |
ザ トゥルー オーディオ | 忠実な |
ザ・トゥルー・オーディオ | 正確な |
本当の | |
本来の | |
[副詞] | |
正しく | |
正確に | |
・ | |
Audio | |
ɔ́diòu | |
オァーディオウ | |
オァ́ーディオ̀ウ | |
オーディオ | |
オ́ーディオ̀ | |
[名詞] | |
音 | |
おと | |
oto | |
サウンド | |
音響 | |
おんきょう | |
onkyou | |
音声信号 | |
おんせい しんごう | |
onsei shingou | |
・ | |
更新日:2023年 6月24日 |