『スラッシング』 プログラム実行よりメモリのページングに時間がかかり、処理速度が極端に遅くなる状態。 |
出典: スラッシング [外語] thrashing 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 空白,URL: https://www.wdic.org/ 仮想記憶の処理にCPUの能力の大半を使用して、それ以外のプログラムがほとんど実行されないこと。一時的に回避するためにはプロセスを終了させてその数を減らす必要がある。頻繁に起こる場合は実メモリーが不足しているのが原因なので、根本的な解決にはメモリーを増設する必要がある。 |
出典: スラッシング 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年8月18日 (水) 15:31 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ スラッシング (英: Thrashing) とは、仮想記憶環境下において、物理メモリが不足気味で、かつ動作しているプロセスのアクセスパターンのために、ページアウトしたデータをすぐにページインするというようなことを頻繁に繰返す必要が発生していて、仮想記憶を管理しているシステム(一般にはオペレーティングシステム)のそのような動作の結果、システムの動作が極端に遅くなっている、というような状態のことである。解決策の一つは十分なメモリを準備することである。 [概要] 多くの物理メモリを大量に必要とするプロセスが多数走っているような物理メモリ不足の状態で、さらに各プロセスのアクセスパターンに依るが、ページイン(ディスクからページを読み込む)とページアウト(ディスクにページを書き込む)が極端に高頻度に発生し、オペレーティングシステム (OS) がページング(ページイン、ページアウトの両者を指す)に処理能力を費やしてしまい、アプリケーションの動作を妨げてしまっている状態になる(正確には、OSは入出力コマンドをディスクコントローラに発行してほとんどの時間は待っているだけであり、処理能力的には正確には暇である)。この状態から脱出するには、メモリを大量消費しているアプリケーションを凍結または終了させるしかないが、コマンドの受付すらも困難な状態であることが多い。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Thrashing | 仮想メモリー |
thrashing | ページング |
θrǽʃiŋ | |
スゥラェシング | |
スラシング | |
スラッシング | |
[名詞] | |
完敗 | |
惨敗 | |
・ | |
スラシング状態 | |
スラッシング状態 | |
更新日:2022年 2月27日 |