出典: サーカムフレックス 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2022年9月19日 (月) 12:11 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ サーカムフレックス(英語: circumflex)(^、◌̂)はダイアクリティカルマーク(発音区別符号)の一種。欧文用の「山」型の記号で、フランス語、ポルトガル語、ベトナム語、ルーマニア語、エスペラント、日本語のローマ字などで用いられる。別名、曲折アクセント(きょくせつアクセント)、キャレット (caret)、ハット記号 (hat [symbol])。ただしUnicodeでは、「キャレット」は別の文字 U+028C の名称になっている(そちらが原義)。有間隔のサーカムフレックス「^」はASCIIに含まれ、他の文字を修飾しない独立した記号として使われる。 [概要] 各言語における用法 以下は概観であり、詳細については各言語の関連項目を参照のこと。 正書法 ウェールズ語 â, ê, î, ô, û, ŵ, ŷ があり、それぞれサーカムフレックスのつかない母音に対して長母音を表す。ただしサーカムフレックスのつかない母音が常に短いわけではない。 ・・・ |
出典: キャレット 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年2月1日 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ キャレット、カレット (caret) は、校正で、脱字の挿入を指示する記号。挿入位置の下(縦書きでは横)に山形を書き、その下に挿入したい文字を書く。なお、単なる脱字でなく長い語句を挿入したいときは、キャレットの代わりにブレースを使う。 ・・・ また、ASCIIの5E「^」(サーカムフレックス)や、数学記号で論理積や外積を表す「∧」(ウェッジ)を、字形の類似からキャレットと呼ぶこともある。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
^ | [名詞] |
circumflex accent | 脱字記号 |
sə́ːrkəmflèks ǽksent | 脱字符号 |
サゥーカムフレゥックス アェクセントゥ | 脱字指示記号 |
サゥーカムフレゥックス・アェクセントゥ | ・ |
サゥ́ーカムフレゥッ̀クス・アェ́クセントゥ | ハット |
サーカムフレックス・アクセント | hat sign |
サ́ーカムフレッ̀クス・ア́クセント | ハット・サイン |
circumflex | hat symbol |
sə́ːrkəmflèks | ハット・シンボル |
サゥーカムフレゥックス | ハット記号 |
サゥ́ーカムフレゥッ̀クス | ハット・キャレット |
サーカムフレックス | ・ |
サ́ーカムフレッ̀クス | べき |
アクサンシルコンフレックス | 指数 |
[名詞] | ヤマ |
曲折アクセント記号 | 山形 |
きょくせつアクセントきごう | やまがた |
・ | ・ |
upward arrow head | 【 以下関連語 】 |
ʌ́pwərd ǽrou héd | accent |
アップワゥーァドゥ アェロウ ヒィッドゥ | ǽksent |
アップワゥーァドゥ・アェロウ・ヒィッドゥ | アェクセントゥ |
アッ́プワゥーァドゥ・アェ́ロウ・ヒィッ́ドゥ | アェ́クセントゥ |
アップワード・アロー・ヘッド | アクセント |
アッ́プワード・ア́ロー・ヘッ́ド | |
・ | [名詞] |
accent circonflexe | 強調 |
アクサンシルコンフレックス | なまり |
アクサンシル・コンフレックス | 口調 |
アクサンスィルコンフレックス | ・ |
曲折アクセント | upward |
・ | ʌ́pwərd |
caret | アップワゥーァドゥ |
kǽrit | アッ́プワゥーァドゥ |
キャェリットゥ | アップワード |
キャェリットゥ | [副詞] |
キャェ́リットゥ | 上向きに |
キャレット | [形容詞] |
キャ́レット | 上向きの |
更新日:2024年 4月 1日 |