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ICT用語同義語辞典COMPANY


【 「UTF-16: 202E」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: RLO 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2012/01/18,URL: https://www.wdic.org/

 Unicodeの文字集合にある制御文字の一つで、文字の流れを右から左の向きに変えるためのもの。

[概要]
 英語や現在の日本語などは、横書きの際、左から右に向けて記述される。
これに対してアラビア語やヘブライ語などは、右から左に向けて記述する。このような言語のために用意されている制御文字である。
 ISO/IEC 8859のうち、アラビア語用のISO/IEC 8859-6には無いが、ヘブライ語用のISO/IEC 8859-8にはRLOが用意されている。
[偽装]
 実装により、英字などでもRLOで逆に表示される。これを悪用したファイル名の偽装が相次ぎ、問題となった。
 例えば「X[RLO]txt.exe」というファイル名があったとすると、「txt.exe」の部分が逆に表示され「exe.txt」となる。結果、「Xexe.txt」となり、本当はEXEファイルであるにもかかわらず、txtファイルであるかのように見えてしまう。
 ファイル名にRLOが入ったファイルに実行許可を与えないなどの対策が必要である。

【UTF-16: 202Eの同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
RLO アラビア語
ɑ́ːr él óu ヘブライ語
アゥー エィルゥ オウ 制御文字
アゥ́ー エィ́ルゥ オ́ウ せいぎょ もじ
アール エル オー
ア́ール エ́ル オ́ー Override
アーエルオウ òuvərráid
RIGHT-TO-LEFT OVERRIDE オァウヴァライドゥ
Right-to-Left Override オ̀ウヴァラ́イドゥ
ráit túː léft òuvərráid オーバーライド
ライトゥ トゥー レゥフトゥ オァウヴァライドゥ オ̀ーバラ́イド
ライトゥ・トゥー・レゥフトゥ・オァウヴァライドゥ [他動詞]
ラ́イトゥ・トゥ́ー・レゥ́フトゥ・オ̀ウヴァラ́イドゥ ~を覆す
ライト ツー レフト オーバーライド ~をくつがえす
ライト・ツー・レフト・オーバーライド ~を無効にする
ラ́イト・ツ́ー・レ́フト・オ̀ーバラ́イド [名詞]
右から左 無効にすること
みぎから ひだり 無効化
むこうか
UTF-8: E2 80 AE
UTF-16: 202E
ISO/IEC 8859-8: 0xdb





































更新日:2024年 3月27日


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