出典: ZigBee 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/04/03,URL: https://www.wdic.org/ 近距離無線通信技術の一つ。家電向けで、低速な代わりに安価で低消費電力を特徴とする。 [概要] 物理層等についてはIEEE 802.15.4として規格化された。 論理層以上については、Zigbee Allianceが仕様策定を行なっている。 なお、ZigBeeはZigBee Allianceの商標であり、ZigBee Allianceが認定した製品のみがZigBeeを名のれる。したがって、単にIEEE 802.15.4に準拠しただけではZigBeeではない。 [特徴] 周波数 様々な周波数が使われている。日本では法律上、2.4GHz帯のみ利用可能。 ● 868MHz帯(欧州) ● 915MHz帯(米国) ● 2.4GHz帯(全世界) 速度や距離等 伝送技術にDSSS(直接連鎖スペクトラム拡散)を採用。 通信速度は最大250kbps(2.4GHz帯使用時)で、伝送距離は最大100m程度。 消費電力は数十mWである [技術] デバイスタイプ ZigBeeには、三種類のデバイスタイプが存在する。 ● ZigBeeコーディネーター (ZC) ● ZigBeeルーター (ZR) ● ZigBeeエンドデバイス (ZED) IEEE 802.15.4ではZigBeeという名前が使えないため、それぞれ別の名称が与えられている。 プロトコルレイヤー ・・・ |
出典: ZigBee 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年12月18日 (水) 23:00 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ZigBee(じぐびー)とは、センサーネットワークを主目的とする近距離無線通信規格の一つ。この通信規格は、転送可能距離が短く転送速度も非常に低速である代わりに、安価で消費電力が少ないという特徴を持つ。従って、電池駆動可能な超小型機器への実装に向いている。基礎部分の(電気的な)仕様はIEEE 802.15.4として規格化されている。論理層以上の機器間の通信プロトコルについては「ZigBeeアライアンス(ZigBee Alliance)」が仕様の策定を行っている。なお、ZigBeeの名称はミツバチ(Bee)がジグザグに飛び回る行動にちなんで名付けられた。 [概要] データ転送速度は20Kbps-250kbps。使用する無線周波数帯によって異なり、2.4GHzでは250Kbps、902-928MHzでは40Kbps、868-870MHzでは20Kbpsとなる。900MHz帯を用いたものは主に米国向け、800MHz帯を用いたものは主に欧州向けの仕様であり、電波法の関係から日本国内で利用できるのはISMとして開放されている2.4GHz帯を用いた仕様のみである。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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ZigBee | ZC |
zíɡbíː | ZigBee Coordinator |
ジィグビィー | ZigBeeコーディネーター |
ジグビー | ・ |
IEEE 802.15.4 | ZR |
IEEE 802.15.4b | ZigBee Router |
ZigBeeルーター | |
・ | |
ZED | |
ZigBee End Device | |
ZigBeeエンドデバイス | |
・ | |
近距離無線通信規格 | |
・ | |
Zig | |
zíɡ | |
ジィグ | |
ジグ | |
[名詞] | |
ジグザグ | |
ジグザグな動き | |
[自動詞] | |
ジグザグに動く | |
・ | |
Bee | |
bíː | |
ビィー | |
ビー | |
[名詞] | |
蜂 | |
ハチ | |
ミツバチ | |
更新日:2022年 8月14日 |