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ICT用語同義語辞典COMPANY


【 「エム エー シー」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: MACアドレス 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年9月5日 (土) 08:11 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 MACアドレス(マック・アドレス、英語: Media Access Control address)とは、Media Access Controlにおいて、ネットワークインタフェースを識別するために使用されるアドレスである。OSI参照モデルでいえば、第2層(データリンク層)にあたる。
 原則として全てのネットワーク機器に一意に割り当てられるが、様々な要因で例外が存在する。

[概要]
 WindowsのコマンドプロンプトではPhysical Addressと表記されており、単に物理アドレスと呼ばれたりNode ID(ノードID)の別名でも呼ばれたりすることがある。
 イーサネットやIEEE 802.11 (Wi-Fi)の場合、48ビット(EUI-48)の符号である。MACアドレスの表現には、04-A3-43-5F-43-23や32:61:3C:4E:B6:05といったオクテットで区切り16進数表現を用いる。このMACアドレスの6つのオクテットのうち、最初の3オクテットがベンダーID部、次の1オクテットが機種ID、最後の2オクテットがシリアルIDとなることが一般的である。この場合、上位4オクテットでネットワーク機器の機種名まで特定可能である。 ・・・
出典: 積和演算 [外語] MAC: Multiply and ACcumulation 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/11/27,URL: https://www.wdic.org/

 積の和を求める演算。つまり、二つの値の積を累算中の値に加算する演算

[概要]
 DSPの得意とする処理であり、かつ信号処理では必須の処理となる。積和演算は、式で書くと、次のようになる。
 a ← b + (c × d)
 このままだと4項演算だが、aとbを同じにして3項演算とし、累算に特化した実装も多い。
 a ← a + (b × c)
 極めて単純明快な演算ではあるが、この演算速度が信号処理における最大の律速要因になり、信号処理速度そのものを決めてしまうので侮れない(あなどれない)。
 この積和演算速度を表わすために、MMACS(メガ積和演算/秒)やGMACS(ギガ積和演算/秒)といった単位も存在するほどである。
 従って、全てのDSPには汎用のMPUにはない高速乗算器とともに積和演算器が搭載され、積和演算命令(MAC命令)が用意されている。これにより、ほぼ全てのDSPはこの演算を1命令サイクルで実行するのである。

[特徴]
呼称
 一般的には、Multiply and ACcumulationからMACという。
 Intelは、Fused Multiply addからFMAと呼んでいる。
DSPの場合
 DSPでも様々な実装があり、それぞれに特徴がある。一般的には、ニーモニックで次のように書くことが多いようではある。
 MAC A,B,SUM
 AとBが二つの値で、SUMが累算する積和演算レジスターである。
 積和演算レジスターが一つしかないようなDSPの場合は、これは省略されることになるだろう。
SuperHの場合
 SuperHなど汎用のプロセッサーでも、積和演算器が組み込まれた製品がある。こういったプロセッサーでは汎用レジスターよりも大きな値を扱う必要があるため、積和演算レジスターとして、専用にレジスターを持っていることが多い。
 SuperHの場合は2つの汎用レジスターで16または32ビットの値二つのポインターを示して使う。積和演算レジスターは一つしかないので指定する必要が無い。例えば次のようになる。
 MAC.L @R0+,@R1+
 演算終了後、レジスターは自動で増分される。このため、メモリー上に連続してデータを用意しておけば、連続して命令を実行することができる。
 SuperHの場合は汎用レジスターが32ビット、積和演算レジスターは64ビットなので、積和演算レジスターの上位・下位32ビットごとに分けて、汎用レジスターやメモリーに複写する命令が存在する。
ARMの場合
 ARMも汎用のプロセッサーだが、組み込みを想定していることから、積和演算回路を搭載している。しかもARMの場合、4項演算が可能など、非常に贅沢な作りとなっている。
 MLA{}{S} Rd, Rm, Rs, Rn ; Rd = (Rm * Rs) + Rn
 UMLAL{}{S} RdLo, RdHi, Rm, Rs ; RdHi:RdLo += (Rm * Rs)
 SMLAL{}{S} RdLo, RdHi, Rm, Rs ; RdHi:RdLo += (Rm * Rs)
 MLAは、32ビットで演算し、結果を32ビットで返す命令である。UMLALとSMLALは、32ビット× 32ビットを実行し64ビットの整数に加算した結果を返す命令で、うちUは無符号、Sは符号付きを意味する。Sは、Rm, Rs, Rdの3値全てが符号ありとして扱われる。
 ちなみにARMv6T2以降には、MLSという積差演算の命令が搭載された。
出典: MACアドレス 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/07/18,URL: https://www.wdic.org/

 Ethernetを始めとするIEEE 802.x規格ネットワークで使われている、NICごとに割り当てられる一意の番号のこと。Ethernetアドレスともいう。

[概要]
呼称
 「MACアドレス」ないし英語で「MAC Address」が一般呼称である。
 但し、Microsoft Windowsではアダプタアドレス、Mac OSではネットワークアドレスなどと俗に称されている。
48ビット
 コロン(:)やハイフン(-)等で区切られた6オクテットで表わされる。
 これを「EUI-48」という。
 このうちの先頭の3オクテットがOUIと呼ばれるそのNICのベンダー番号(企業ID)、残り3オクテットがその中で一意にふられた番号(拡張ID)である。
64ビット
 拡張IDは5オクテットへの拡張が考えられており、全体のアドレスが64ビットとなるためこれをEUI-64と呼ぶ。
 48ビットのMACアドレス(EUI-48)をEUI-64に変換するには、企業IDと拡張IDの間に0xFFFEを挿入することで行なう。
 IPv6では、このEUI-64を加工したものをアドレスの下位64ビットに用いている。加工が入るため、EUI-64と必ずしも一致はしない。


【 「エム エー シー」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: 積和演算 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年9月24日 (日) 16:08 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

積和演算 (せきわえんざん)は、演算のひとつで、積の和を求める、つまり乗算の結果を順次加算する演算である。乗累算 (じょうるいざん) とも言う。MAD/MADD (multiply-add) もしくは MAC/MACC (multiply-accumulate) と呼ばれることもある。デジタル信号処理において非常に多く使用される演算で、デジタルシグナルプロセッサでは積和算命令を1クロックで実行できる専用の演算回路を持つ。また、1秒間にこの積和演算を何回実行できるか、がプロセッサの性能指標として使われることもある。

[融合積和演算] 積和の演算式において、途中の積算 {\displaystyle b\times c} b\times cの演算結果を浮動小数点数の値としていったん丸めてしまうと、最終演算結果に大きな誤差が発生する。途中の積算を丸めず、積和演算を1命令で行なってしまうことで、最終演算結果の誤差を小さくするのが融合積和演算 (fused multiply-add, FMA/FMAD) である。FMAはIEEE 754規格の2008年改訂版 (IEEE 754-2008) で標準化されている。 ・・・
【access】ǽkses
 アェクセス,アェ́クセス,アクセス,ア́クセス, [名詞] 交通手段,交通の便,接近,接近手段,[他動詞] 立ち入る,入る,接続する,読み書きする,利用可能にする,

【エム エー シーの同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
MAC マ́ルチプラ̀イ
Multiply and Accumulation [他動詞]
mʌ́ltəplài ənd əkjùːmjuléiʃən ~を掛ける
モァルゥトゥプラゥイ エァンドゥ アキュムレゥイシュン ~を拡大させる
モァルゥトゥプラゥイ・エァンドゥ・アキュムレゥイシュン [自動詞]
モァ́ルゥトゥプラゥ̀イ・エァンドゥ・アキュ̀ムレゥ́イシュン 掛ける
マルチプライ アンド アキュミュレーション かける
マルチプライ・アンド・アキュミュレーション 掛け算をする
マ́ルチプラ̀イ・アンド・アキュ̀ミュレーション
MACC accumulate
multiply-accumulate əkjúːmjulèit
マルチプライ・アキュミュレート アキュミュレゥイツ
エム エイ シー アキュ́ミュレゥ̀イツ
エム エー シー アキュミュレート
積和演算 アキュ́ミュレ̀ート
せきわえんざん [他動詞]
乗累算 累算する
じょうるいざん るいさんする
MAD 積み重ねる
MADD 累積する
multiply-add 集積する
mʌ́ltəplài ǽd [自動詞]
モァルゥトゥプラゥイ・アェッドゥ 堆積する
マルチプライ・アッド 積もる

Accumulation

əkjùːmjuléiʃən
【 以下関連語 】 アキュムレゥイシュン
FMA アキュ̀ムレゥ́イシュン
fjuːzd mʌ́ltəplài ǽd アキュミュレーション
フィユーズトゥ・モァルゥトゥプラゥイ・アェッドゥ アキュ̀ミュレーション
フューズド・マルチプライ・アッド [名詞]
融合積和演算 累積
ゆうごうせきわえんざん るいせき
蓄積
Multiply ちくせき
mʌ́ltəplài
モァルゥトゥプラゥイ
モァ́ルゥトゥプラゥ̀イ
マルチプライ

更新日:2024年 4月 1日


【エム エー シーの同義語と関連語 】
< 2 >
同義語・類義語 関連語・その他
MAC address マック
mǽk ǽdres マッ́ク
マェック アゥドゥレス ém éi síː
マェック・アゥドゥレス エィム エイ シィー
マェッ́ク・アゥ́ドゥレス エィ́ム エ́イ シィ́ー
マック アドレス エム エー シー
マック・アドレス エ́ム エ́ー シ́ー
マッ́ク・ア́ドレス Media Access Control
MACアドレス míːdiə ǽkses kəntróul
Media Access Control address ミディアゥ アェクセス コァントゥロウルゥ
míːdiə ǽkses kəntróul ǽdres メディア・アクセス制御
ミディアゥ アェクセス コァントゥロウルゥ アゥドゥレス メディア アクセス せいぎょ
ミディアゥ・アェクセス・コァントゥロウルゥ・アゥドゥレス メディアアクセス制御
ミ́ディアゥ・アェ́クセス・コァントゥロ́ウルゥ・アゥ́ドゥレス 媒体アクセス制御
メディア アクセス コントロール アドレス ばいたい アクセス せいぎょ
メディア・アクセス・コントロール・アドレス
メ́ディア・ア́クセス・コントロ́ール・ア́ドレス
媒体アクセス制御アドレス
ばいたい アクセス せいぎょ アドレス
メディア・アアクセス制御アドレス

Physical Address
fízikəl ǽdres
フィジィカゥルゥ アゥドゥレス
フィジィカゥルゥ・アゥドゥレス
フィ́ジィカゥルゥ・アゥ́ドゥレス
フィジカル アドレス 【 以下関連語 】
フィジカル・アドレス ID番号
フィ́ジカル・ア́ドレス EUI-48
物理アドレス 48ビット
ぶつり アドレス ベンダーID
アダプター・アドレス 機種ID
ハードウェア・アドレス シリアルID
Node ID MAC副層
ノードID 副層
メディア・アクセス制御層
MAC
mǽk
マェック
マェッ́ク

更新日:2024年 4月12日


【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

MACアドレス (コトバンク)
MACアドレス (通信用語の基礎知識)
積和演算 (通信用語の基礎知識)
MACアドレス (Wikipedia)
積和演算 (Wikipedia)