出典: オペランド [外語] operand 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2013/10/17,URL: https://www.wdic.org/ プロセッサーに対する命令のうち、演算の対象となるもの。被演算子。 [概要] レジスター同士の演算などの場合の、そのレジスターなどをいう。 レジスターに値を代入する際などに要する即値(イミディエイト)なども、オペランドの一種である。 [特徴] オペランド数 命令の種類や、プロセッサーの設計によって、命令のオペランド数は多くも少なくもなる。 古典的な8ビットプロセッサーの流れを汲むプロセッサーではオペランド数は少なく済ませる設計が多く、新しいRISCなどではオペランド数を増やして効率化する設計が多い。 命令 ● 0オペランド命令 (NOP命令など単純なもの) ● 1オペランド命令 (x86ならinc、dec命令など) ● 2オペランド命令 (一般的な演算命令など) ● 3オペランド命令 (元のレジスターを破壊しない演算命令、FMA3など) ● 4オペランド命令 (元のレジスターを破壊しない積和演算命令、FMA4など) ● 5オペランド命令 ● 6オペランド命令 (ARMのMCR、MCR2、MRC、MRC2など。condをオペランドと考えると7オペランド) ● 7オペランド命令 |
出典: 被演算子 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2016年6月15日 (水) 16:01 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 被演算子(ひえんざんし、英: operand)とは、演算子の演算の対象である。英語名からオペランド(operand)とも呼ばれる。 ・・・ [コンピュータ] プログラミング言語において、演算子および被演算子の定義は数学のそれとほとんど同じである。 日本ではカタカナ語でオペランドとした場合は、機械語のオペコードに対比して、機械語ないしアセンブリ言語の、命令によって、操作または演算されるべきデータを指定する部分、およびそのデータ自身を指す意味で使われることが多い。一般に機械語の1個の命令は、(1個の)オペコードと0個以上のオペランドから成る。 命令では、add Aやmultiply Xのように演算を記述するが、ここでAとかXは、レジスタ、メモリアドレス、リテラル定数、あるいはラベルであり、オペランドとはそれらのこと、ないし、その中身のことである。命令セットにより、オペランドはゼロか、1つか、2つか、またはそれ以上である。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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operand | 値 |
ɑ́pəræ̀nd | 変数 |
オパゥラェンドゥ | |
オ́パゥラェ̀ンドゥ | |
オペランド | |
オ́ペラ̀ンド | |
[名詞] | |
演算数 | |
被演算子 | |
ひえんざんし | |
被演算数 | |
演算対象 | |
更新日:2024年 4月24日 |