出典: ファイル交換ソフトウェア [外語] file exchanging software 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2009/12/23,URL: https://www.wdic.org/ 不特定多数のユーザーの間で、ファイルを物々交換するためのソフトウェアの総称。 [概要] コンセプト 一般には、各利用者の持っているファイルが相手に開示され、その中から欲しいものをお互いに交換し合えるようなソフトウェアをいう。 物々交換が前提となっているため、それぞれが欲しいファイルが一致しなければ、欲しいファイルが見つかっても手に入らない。 「ファイル共有ソフトウェア」のと違い 現在では、ファイル交換ソフトウェアというカテゴリーは衰退しており、代わりにファイル共有ソフトウェアが普及している。 「共有」は、「交換」と違って誰が何を持っているかは分からず、誰かが提供するものをダウンロードすることができる。 アングラな世界では、今も「共有」を嫌い、「交換」でファイルのやりとりをする人がいる。 [特徴] 代表ソフトウェア 代表的なファイル交換ソフトウェアは、次の通りである(順不同)。 ● Napster ● Gnutella ● WinMX Ver2.xまで 歴史 この種のソフトウェアがいつ頃誕生したかについては定かではない。 Peer to Peer(P2P)ファイル交換ソフトウェアとして最初に普及したのは、Napsterである。 Napsterは中央サーバーが必要という制限があったが、この制限を排除したピュアP2Pでのファイル交換ソフトウェアの草分けは、故ジーン・カンによって作られたGnutellaである。 これらを契機として、WinMXなど様々なファイル交換ソフトウェアが登場してきた。 著作権管理団体が監視を強めだしてからは、より匿名性の高いファイル共有ソフトウェアという新カテゴリーに移行した。 存在意義 ファイル交換ソフトウェアは、必ずしも違法行為のためだけに存在するわけではない。 現実には違法なデータが氾濫していることから、著作権管理団体などの目の敵にされる傾向が強い。 しかし本当に悪いのは、ファイル交換ソフトウェアや、そのような技術自体ではなく、違法コピーをする人や行為である。 |
出典: ファイル共有ソフト 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年9月29日 (金) 13:03 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ファイル共有ソフト(ファイルきょうゆうソフト)とは、インターネットで不特定多数の利用者とファイルをやり取りする、いわゆるファイル共有のためのソフトウェア。 [概要] ファイル共有ソフトは、ソフトが定めた専用のプロトコルで通信を行うことで専用のネットワークを構成し、そのネットワークに接続された不特定多数のコンピュータとの間で共有されているファイルのやりとりを行う仕組みを持つソフトウェアである。その手法は、当初はHTTPやFTPのようなアップローダーに相当する手法であったが、21世紀に入ると、Peer to Peer技術(P2P技術)を利用したものが主流になってきた。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
ファイル交換ソフト | exchange |
ファイル交換ソフトウェア | ikstʃéindʒ |
file exchanging software | エクスチェインジ |
file exchange software | エクスチェンジ |
fáil ikstʃéindʒ sɔ́ftwèr | [他動詞] |
ファイルゥ・エクスチェインジ・ソフトゥウェァー | ~を交換する |
ファイル・エクスチェンジ・ソフトウェア | ~をやり取りする |
・ | [自動詞] |
file sharing software | 交換する |
fáil ʃɛ́əriŋ sɔ́ftwèr | [名詞] |
ファイルゥ・シェァゥリング・ソフトゥウェァー | 交換 |
ファイル・シェアリング・ソフトウェア | ・ |
ファイル共有ソフト | Antinny |
・ | exposure virus |
P2Pソフト | エクスポウジャ・ヴァイリィス |
ピー ツー ピー・ソフト | Napster |
P2P型ソフト | P2P |
P2Pネットワーク | Peer to Peer |
スーパーノード型P2P | WinMX |
ハイブリッドP2P | ウィンエムエックス |
ピュアP2P | Winny |
ウィニー | |
Winny 2 | |
シェア | |
拡散アップロード | |
情報漏洩 | |
情報漏洩ウイルス | |
著作権侵害 | |
著作権問題 | |
暴露ウイルス | |
更新日:2024年 3月26日 |