出典: ホームディレクトリ 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年10月15日 (日) 21:12 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ホームディレクトリ (英語: home directory) はマルチユーザシステムのコンピュータにおけるディレクトリの種類のひとつ。通常、ユーザがログインした際のカレントワーキングディレクトリである。ホームディレクトリが存在しない場合、ユーザはログインすることができない。 [UNIX/Unix系OS] マルチユーザのコンピュータにおいて、ユーザが自由にファイルやサブディレクトリを作成、保存できるディレクトリである。ユーザ自身の作成したプログラムや書類、ユーザ独自の設定ファイルなどを保存することができる。ホームディレクトリがどこにあるかは、システムの設定ファイルである /etc/passwd に記述されている。そのシステムで標準とされるホームディレクトリの位置は、システムにより異なる。 [Windows] Windows95 OSR2以降でホームディレクトリ相当の概念が導入された。Windowsにおいてはシステムドライブのドライブ名が通常はC:のため、ここではC:であると仮定して話を進める。なお、UNIX系OSのようにユーザ自身の作成したプログラムや書類(マイドキュメント ディレクトリ)とともに、プログラムや環境の設定(レジストリファイルやプログラムの設定ファイル)がホームディレクトリに格納されるようになったのは、Windows95系をマルチユーザで設定した場合およびWindows NT以降である。 ● C:\Documents and Settings\ユーザ名 - Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003 ● C:\Users\ユーザ名 - Windows Vista, Windows 7, Windows 8, Windows 8.1, Windows 10 ・・・ |
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