出典: IEEE 1394b [読み] アイトリプルイーいちさんきゅうよんビー 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2006/08/04,URL: https://www.wdic.org/ IEEE 1394標準化委員会の作業部会の一つ。およびこの作業部会より2002(平成14)年に仕様が策定された、IEEE 1394およびIEEE 1394aの後継シリアルバスインターフェイス規格。 [概要] IEEE 1394bは様々な変更点がある。委細は下記するが、主には高速化(最大3.2Gbps)と長距離化(最大100m)、伝送媒体の追加などがある。 [特徴] 速度 従来のIEEE 1394/IEEE 1394aは100Mbps/200Mbps/400Mbpsまで対応した。 IEEE 1394bは800Mbps/1.6Gbps/3.2Gbpsに対応し、このうち800Mbpsのタイプが現在市販されている。 動作モード IEEE 1394bはネイティブのbetaモードに加え、IEEE 1394-1995およびIEEE 1394a-2000との互換性があるbilingualモードがある。 コネクター・ケーブル IEEE 1394b用として新たに9ピンのコネクターが追加されたが、このため既存のIEEE 1394との組み合わせが若干複雑になった。 IEEE 1394と同様に主にはシールド付きより対線(STP)を使う。 また、それ以外の媒体も仕様に含まれており、 ● UTPのカテゴリー6(ISO/IEC 11801) ● プラスチック光ファイバー(POF) ● ハードポリマークラッド光ファイバー(HPCF) ● マルチモードファイバー(MMF) が利用できる。 このため、光ファイバーのための初期化や符号化についての仕様が追加されている。 物理層 IEEE 1394bでは物理層の仕様も大きく変わった。 ・・・ |
出典: IEEE 1394 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年2月17日 (日) 00:22 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ IEEE 1394(アイトリプルイーいちさんきゅうよん)はAV機器やコンピュータを接続する高速シリアルバス規格である。1986年にアップルが提唱したFireWire(ファイアワイアもしくはファイヤーワイヤー)規格をソニー、TI、IBMなどと共同で1995年にIEEE 1394-1995として標準化したもの。 [特徴] その性格上、様々なデータをやりとりできるため、FireWire、i.LINK(アイリンク)、DV端子などの複数の名称が使われるようになった。 ・・・ [拡張規格] IEEE 1394b-2002:FireWire 800とも呼ばれ、現在のところ800Mbpsまでに対応した規格。IEEE 1394aとは上位互換性を持つが、端子の形状がIEEE 1394aの6ピンに対して9ピンとなっており、変換ケーブルが必要となる。工業用途で用いられる場合、単に.b(ドットビー)と呼ばれることもある。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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.b | 1.6Gbps |
ドットビー | 100m |
FireWire 800 | 800Mbps |
ファイアワイヤー 800 | FireWire |
IEEE 1394b | i.Link |
IEEE 1394b-2002 | IEEE 1394 |
I triple E thirteen ninety four be | シリアル通信規格 |
ái trípl íː θə̀ːrtíːn nainti fɔ́r bíː | ファイアワイヤー |
アイ トゥリポルゥ イー サゥァーティーン ナインティー フォァ ビー | |
アイ・トゥリポルゥ・イー・サゥァーティーン ナインティー フォァ・ビー | |
ア́イ・トゥリ́ポルゥ・イ́ー・サゥ̀ァーティ́ーン ナインティー フォ́ァ・ビ́ー | |
アイ トリプル イー サーティーン ナインティー フォー ビー | |
アイ・トリプル・イー・サーティーン ナインティー フォー・ビー | |
ア́イ・トリ́プル・イ́ー・サ̀ーティ́ーン ナインティー フ́ォー・ビ́ー | |
アイ トリプル イー いち さん きゅう よん ビー | |
アイ トリプル イー 1394 ビー | |
ファイヤーワイヤー 800 | |
更新日:2024年 5月17日 |