出典: アルミノケイ酸塩 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年1月3日 (木) 23:54 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ アルミノケイ酸塩(アルミノケイさんえん、aluminosilicate)はケイ酸塩中にあるケイ素原子の一部をアルミニウム原子に置き換えた構造を持つ化合物である。 ・・・ |
出典: 石英ガラス 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年12月4日 (水) 12:20 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 石英ガラス(せきえいガラス、英:Fused quartz )は石英 (SiO2) から作成されるガラスで、SiO2 純度が高いものをいう。溶融石英、溶融シリカ、シリカガラスなどとも呼ばれる。耐食性、耐熱性にすぐれ、非常に透明なことから、ビーカーやフラスコなど理化学用途や光ファイバーの材料などに幅広く用いられる。 [製造方法] 古典的手法 古典的な製造法としては、石英や水晶の粉末を2,000℃以上で溶融、冷却しガラス化する方法がある。しかし、この方法で作られた石英ガラスは不純物が多い。 化学気相蒸着(CVD)法 純度の高い石英ガラスを必要とする場合は、四塩化ケイ素 (SiCl4) の気体から化学気相蒸着 (CVD) によって製造する。例えば光ファイバーを製造する場合には、B(ホウ素)などを添加して屈折率が低くなるように調整した石英ガラスのチューブを用意し、その内側に前述の方法で SiO2 を析出させて作製する。 ゾル-ゲル法 ・・・ |
出典: 積和演算 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年9月24日 (日) 16:08 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 積和演算 (せきわえんざん)は、演算のひとつで、積の和を求める、つまり乗算の結果を順次加算する演算である。乗累算 (じょうるいざん) とも言う。MAD/MADD (multiply-add) もしくは MAC/MACC (multiply-accumulate) と呼ばれることもある。デジタル信号処理において非常に多く使用される演算で、デジタルシグナルプロセッサでは積和算命令を1クロックで実行できる専用の演算回路を持つ。また、1秒間にこの積和演算を何回実行できるか、がプロセッサの性能指標として使われることもある。 [融合積和演算] 積和の演算式において、途中の積算 {\displaystyle b\times c} b\times cの演算結果を浮動小数点数の値としていったん丸めてしまうと、最終演算結果に大きな誤差が発生する。途中の積算を丸めず、積和演算を1命令で行なってしまうことで、最終演算結果の誤差を小さくするのが融合積和演算 (fused multiply-add, FMA/FMAD) である。FMAはIEEE 754規格の2008年改訂版 (IEEE 754-2008) で標準化されている。 ・・・ |
出典: FMA4 [読み] エフエムエイ・フォー [外語] four-operand Fused Multiply/Add 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2020/11/09,URL: https://www.wdic.org/ オペランドが4つあるFMA(積和演算)命令で、特にx86に搭載されている命令セットの一部をいう。 [概要] 元々は、IntelがIntel AVXで導入を予定していた命令の一部であった。しかし、命令長が長くなること、そして命令デコーダーが肥大化することを懸念し、最終的に不採用として3オペランドFMA(FMA3)を実装した。 これに対してAMDは、SSE5をキャンセルしてIntel AVXを採用するのにあわせ、このIntelが不採用とした4オペランドFMAをBulldozerマイクロアーキテクチャーから採用することにした(その代わりFMA3の実装は次の製品に持ち越し)。 オペコードはAMDが独自に確保するのではなく、当初予定されていたIntelのそれと完全に同じものを採用した。 しかしIntelが遂にFMA4をサポートしなかったこともあり、殆ど使われていなかったこともあって、その後AMDが発表したZenマイクロアーキテクチャーからは削除された。 [特徴] VEX VEXを使っての符号化でのみ動作する命令である。 VEX.L=1で、ymmおよびm256命令にできる命令が多い。 またすべての命令について、VEX.Wフィールドで、オペランド3とオペランド4の機能を入れ替えることができる。 ・・・ |
出典: ガラス 【英語名】 glass 『光技術用語解説 ウシオ電機株式会社』 引用年月日 2020年 3月日 JST URL:https://www.ushio.co.jp/jp/technology/glossary/ 解説 ガラスとは、原子配列が不規則であり、ガラス転移現象を示す固体のこと。 一般的な特徴としては、透光性が良い、絶縁物、耐食性が良い、曲がらない、堅くてもろい、組成が変えられる、形が自由になるなどがある。 ※実用化されているガラスのほとんどは酸化物ガラスである。 <酸化物ガラスの代表的な種類> 石英ガラス 二酸化珪素(SiO2)を主成分とするガラスで、通常のガラスに比べ、SiO2 純度が高いものをいう。 →石英ガラスを参照。 特長としては、透光性が良い、耐熱性が良い、耐薬品性がよい、不純物が少ない、などがある。用途には、照明用、光学用、理化学用、半導体工業用、液晶用、光ファイバ用などがある。 ソーダ石灰ガラス Na2O/CaO/SiO2を主成分とし、硬く、軽い、成型容易、化学的耐久性に優れている、原料入手容易、安価などの特長を持ち、板ガラス、瓶ガラス等で広く使われる。 一般にガラスの化学的耐久性を悪くし、熱膨張係数を大きくする成分は、酸化リチウム、酸化ナトリウム、酸化カリウムなどのアルカリ成分であり、これらをホウ酸やアルミナで置換するなどで改善している。 ホウケイ酸ガラス B2O3/SiO2を主成分としたガラスをホウケイ酸ガラス(bolosilicate glass )と呼ぶ。ほぼ380nmから2000nmまでの波長の光を透過し、耐熱性を持ち、屈折率が約1.5程度のガラス。 普通のソーダライムガラスより熱膨張率が小さく、耐熱ガラスとして用いられ、ビーカーなどの理化学用器具、耐熱食器、医薬品アンプルガラス、電子管金属熔着ガラス、液晶テレビのバックライト用冷陰極蛍光ランプなどに使われる。 パイレックス 1915年に米国コーニング社が開発したコード番号7740のホウケイ酸ガラスであり、科学的耐久性が高く、熱膨張率が低いことに特長があり、理化学ガラスの代表的存在となっている。耐熱食器などにも使われ一般にもなじみが深い。 無アルカルアルミノホウケイ酸ガラス ホウケイ酸ガラスにアルミナ(Al2O3)を加え、アルカリ金属を除いたもの。 液晶パネルの基板ガラスに使 われている。 高ケイ酸ガラス ホウケイ酸ガラス(主成分:B2O3/SiO2)からB2O3を除去するなどして作る。1934年に米国コーニング社はこの高ケイ酸ガラス(96% SiO2)を開発し、1934年にバイコールガラス(vycor glass)の名前で発売した。 石英ガラスに近い熱膨張係数を持ち、理化学用や自動車の前照灯、着色H4ハロゲンランプ(自動車用品市場で扱われる)などに使われている。 アルミノケイ酸塩ガラス Al2O3/SiO2を主成分としたガラス。 高い軟化温度を持ち、高圧水銀ランプ(高圧UVランプ)、ハロゲン電球、高負荷電子管、フォトマスク、PDPテレビなどに使われる。 鉛ガラス K2O/PbO/SiO2としたガラス。 特徴として、軟く重い、屈折率が高く、また透明度も高いなどがある。 クリスタルガラスとして装飾品や高級食器に、高屈折率、高分散用の光学ガラスとして各種レンズに使われる。また放射線遮蔽ガラスとしてブラウン管ファンネルにも使われる。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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FMA | fused |
éf ém éi | fjuːzd |
エゥフ エィム エイ | フィユーズトゥ |
エゥ́フ エィ́ム エ́イ | フューズド |
エフ エム エイ | [形容詞] |
エ́フ エ́ム エ́イ | 溶かした |
FMAD | 溶融した |
Fused Multiply Add | 融解した |
fused multiply-add | 融合した |
fjuːzd mʌ́ltəplài ǽd | ヒューズが付いた |
フィユーズトゥ モァルゥトゥプラゥイ アェッドゥ | ・ |
フィユーズトゥ・モァルゥトゥプラゥイ・アェッドゥ | multiply |
フィユーズトゥ・モァ́ルゥトゥプラゥ̀イ・アェッ́ドゥ | mʌ́ltəplài |
フューズド マルチプライ アッド | モァルゥトゥプラゥイ |
フューズド・マルチプライ・アッド | モァ́ルゥトゥプラゥ̀イ |
フューズド・マ́ルチプラ̀イ・アッ́ド | マルチプライ |
融合積和演算 | マ́ルチプラ̀イ |
ゆうごうせきわえんざん | [他動詞] |
融合積和算 | ~を掛ける |
ゆうごうせきわさん | ~を拡大させる |
・ | [自動詞] |
IEEE 754-2008 | 掛ける |
・ | 掛け算をする |
・ | |
add | |
ǽd | |
アェッドゥ | |
アェッ́ドゥ | |
アッド | |
アッ́ド | |
[他動詞] | |
【 以下関連語 】 | ~を足す |
積和演算 | ~を加える |
せきわえんざん | [自動詞] |
AVX命令 | 付け足す |
Intel Advanced Vector eXtensions | 加算する |
Intel AVX | 付加する |
SIMD拡張命令 | 加える |
融合積和算命令 | |
・ | |
更新日:2024年 4月12日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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FMA4 | Multiply |
Fused Multiply Add 4 | mʌ́ltəplài |
fjuːzd mʌ́ltəplài ǽd fɔr | モァルゥトゥプラゥイ |
フィユーズトゥ モァルゥトゥプラゥイ アェッドゥ フォァ | モァ́ルゥトゥプラゥ̀イ |
フィユーズトゥ・モァルゥトゥプラゥイ・アェッドゥ・フォァ | マルチプライ |
フィユーズトゥ・モァ́ルゥトゥプラゥ̀イ・アェッ́ドゥ・フォ́ァ | マ́ルチプラ̀イ |
フューズド マルチプライ アッド フォー | [他動詞] |
フューズド・マルチプライ・アッド・フォー | ~を掛ける |
フューズド・マ́ルチプラ̀イ・アッ́ド・フォ́ー | ~を拡大させる |
エフ エム エイ・フォー | [自動詞] |
four-operand Fused Multiply/Add | 掛ける |
fɔr ɑ́pəræ̀nd fjuːzd mʌ́ltəplài ǽd | 掛け算をする |
フォァ オパゥラェンドゥ フィユーズトゥ モァルゥトゥプラゥイ アェッドゥ | ・ |
フォァ・オパゥラェンドゥ・フィユーズトゥ・モァルゥトゥプラゥイ・アェッドゥ | add |
フォ́ァ・オ́パゥラェ̀ンドゥ・フィユーズトゥ・モァ́ルゥトゥプラゥ̀イ・アェッ́ドゥ | ǽd |
フォー オペランド フューズド マルチプライ アッド | アェッドゥ |
フォー・オペランド・フューズド・マルチプライ・アッド | アェッ́ドゥ |
フォ́ー・オ́ペラ̀ンド・フューズド・マルチプライ・アッ́ド | アッド |
4オペランドFMA | アッ́ド |
・ | [他動詞] |
~を足す | |
【 以下関連語 】 | ~を加える |
FMA命令 | [自動詞] |
積和演算命令 | 付け足す |
・ | 加算する |
FMA3 | かさんする |
3オペランドFMA | 付加する |
・ | 加える |
Fused | ・ |
fjuːzd | |
フィユーズトゥ | |
フューズド | |
[形容詞] | |
溶かした | |
溶融した | |
ようゆうした | |
融解した | |
融合した | |
ヒューズが付いた | |
・ | |
更新日:2024年 4月12日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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glass | Fuse |
glǽs | fjúːz |
グラゥェス | フィユーズ |
グラゥェ́ス | フィユ́ーズ |
ガラス | ヒューズ |
ガラ́ス | ヒュ́ーズ |
[名詞] | [名詞] |
ガラス | ヒューズ |
ガラス製品 | [他動詞] |
ガラスせいひん | ~を溶かす |
窓ガラス | ~を溶解する |
・ | ヒューズが切れる |
石英ガラス | [自動詞] |
Fused quartz | 溶ける |
fjuzd kwɔ́rts | 溶解する |
フィユーズトゥ クゥォーツ | ・ |
フィユーズトゥ・クゥォーツ | Fused |
フィユーズトゥ・クゥォ́ーツ | fjuːzd |
フューズド クォーツ | フィユーズトゥ |
フューズド・クォーツ | フューズド |
フューズド・クォ́ーツ | [形容詞] |
溶融石英 | 溶かした |
ようゆう せきえい | とかした |
溶融シリカ | 溶融した |
ようゆうシリカ | ようゆうした |
シリカ・ガラス | 融解した |
シリカガラス | 融合した |
・ | ・ |
ソーダ石灰ガラス | quartz |
ソーダせっかいガラス | kwɔ́rts |
ホウケイ酸ガラス | クゥォーツ |
パイレックス | クゥォ́ーツ |
無アルカルアルミノホウケイ酸ガラス | クォーツ |
高ケイ酸ガラス | クォ́ーツ |
アルミノケイ酸塩ガラス | [名詞] |
鉛ガラス | 石英 |
なまりガラス | 石英ガラス |
水晶硝子 | |
更新日:2024年 4月12日 |