出典: Power over Ethernet 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2016年1月29日 (金) 06:10 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Power over Ethernet (PoE) は、イーサネットの配線で利用されるカテゴリ5以上のUTPケーブル(より対線)を通じて電力を供給する技術。 [概要] 2003年6月にIEEE 802.3afとして標準化された。主に電力供給の困難な場所に設置された、Webカメラ、スイッチングハブ、無線LANアクセスポイント、IP電話機などで利用される。給電側機器を「PSE」(Power sourcing equipment)、受電側機器をPD(Powered device)と呼ぶ。電力の供給には、データ線と電力供給線が共用である「オルタナティブA(TypeA)」と、UTPケーブル上の10BASE-T/100BASE-TXでは使われていない4本のピンを利用する「オルタナティブB(TypeB)」の方式がある。TypeAでは1・2・3・6番のピンを、TypeBでは4・5・7・8番のピンを利用する。IEEE 802.3afではどちらも、給電側機器 (PSE、Power sourcing equipment) は最大44-57(典型的には48)V/15.4Wで供給し、受電側機器 (PD、Powered device) は12.95Wを使えることになっている。給電側機器は製品仕様としてどちらかのタイプを選択する事が出来るが、受電側機器はどちらのタイプからでも受電できる仕様にしなければならない。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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12.95W | 給電方法 |
15.4W | 電源供給 |
25.50W | 電力供給 |
34.20W | |
48V | |
60W | |
802.3af | |
802.3at | |
Cisco Universal Power Over Ethernet | |
IEEE 802.3af | |
IEEE 802.3at | |
PD | |
PoE | |
PoE Plus | |
PoE+ | |
PoE対応 | |
Power over Ethernet | |
Power sourcing equipment | |
Powered device | |
PSE | |
UPoE | |
オルタナティブA | |
オルタナティブB | |
ピーオーイー | |
給電ユニット | |
受電ユニット | |
更新日:2020年 4月14日 |