出典: 補数 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2013/05/26,URL: https://www.wdic.org/ 加算で減算を行なうために考えられた値。 [概要] x+yと言う計算をするとき、xに対して全ての桁が0になるような値yのこと(桁あふれは無視)。 例えば8−6とするかわりに、10−6で得られた4を加算する。8+4=12だが、この場合1の位だけをみれば2であり、8−6=2と一致する。 [特徴] 電子計算機(コンピューター)の加算は加算器によって行なわれる。減算も可能だが、一般に減算器というものはない。減算は、引く数を補数に変換し足す数に変えることで、加算に置き換えることができる。 コンピューターは通常、2進数での演算になるが、この補数の表わし方は、次の二種類があり使い分けられている。 ● 1の補数 (CPL演算、NOT演算) ● 2の補数 (NEG演算) |
出典: 補数 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年12月3日 (火) 16:22 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 補数(ほすう、complement)とは、ある基数法において、ある自然数 a に足したとき桁が1つ上がる(桁が1つ増える)数のうち最も小さい数をいう。応用の一例としては、計算機械において、「ある数から、xを引く」という操作を、加算する機械(加算器)で「ある数にxの補数を足す(ただし最も上の桁からの繰り上がりを無視する)」という操作でおこなうことができる、というものがある。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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complement | 1の補数 |
kɑ́mpləmənt | CPL演算 |
カンプラゥメントゥ | NOT演算 |
コンプレメント | ・ |
[名詞] | 2の補数 |
補数 | NEG演算 |
補集合 | |
補足物 | |
[他動詞] | |
~を補完する | |
~を補足する | |
更新日:2021年11月28日 |