出典: IPv6アドレス 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年2月23日 (日) 07:47 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ IPv6アドレスとは、IPv6コンピュータネットワークにおいてコンピュータ等のノードのネットワークインターフェースを判別するための番号(IPアドレス)である。 IPアドレスは、ホストの個々のネットワークインターフェースを特定し、ホスト間でIPパケットのルーティングを行うために使用される。IPアドレスはパケットのヘッダに記載され、そのパケットの送信元と送信先を示している。 IPv6は、インターネットにおいて最初に使用されたIPv4を継承している。IPv4が32ビットのIPアドレスを使用するのに対し、IPv6は128ビットのIPアドレスを使用する。このため、IPv6はIPv4と比べて非常に大きなIPアドレス空間を持っている。 [DNSにおけるIPv6アドレス] Domain Name System(DNS)では、AAAAリソースレコード(クアッドAレコード)によってホスト名をIPv6アドレスに対応づけしている。DNS逆引きのために、IETFはドメイン名ip6.arpaを維持しており、その名前空間は、後述するようにIPv6アドレスを4ビット(ニブル)単位で1桁ずつの十六進数に分けた物になっている。この仕組みは RFC 3596 で定義されている。 IPv4と同様、DNSではそれぞれのホストは2つのDNSレコード、アドレスレコードと逆引きポインターレコードによって表現される。例えば、derrickという名前のホストコンピュータがexample.comドメインにあり、ユニークローカルアドレス fdda:5cc1:23:4::1f を持っているとする。そのAAAAアドレスレコードは derrick.example.com. IN AAAA fdda:5cc1:23:4::1f となり、IPv6逆引きポインターレコードは f.1.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.4.0.0.0.3.2.0.0.1.c.c.5.a.d.d.f.ip6.arpa. IN PTR derrick.example.com. となる。 ・・・ |
出典: AAAA 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2006/11/13,URL: https://www.wdic.org/ DNSで、IPv4のAに相当するIPv6のためのレコード。 [概要] IPv4アドレスが32ビットなのに対して、IPv6アドレスでは128ビットと4倍なので、Aを4つ繋げる名称とした。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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AAAAレコード | A record |
AAAA | Aレコード |
Quad A Record | PoinTeR record |
kwɑ́d éi rikɔ́ːrd | PTRレコード |
クワッドゥ エイ リコゥーァドゥ | reverse lookup |
クワッドゥ・エイ・リコゥーァドゥ | ピー ティー アール レコード |
クアッド エー レコード | ピーティーアール・レコード |
クアッド・エー・レコード | ピーティーアールレコード |
クアッドエーレコード | 完全修飾ドメイン名 |
クアッドAレコード | 逆引き |
クァッドエイ | IPv6 |
foward lookup | |
FQDN | |
正引き | |
Address record | |
更新日:2022年10月20日 |