出典: Emacs [外語] Editor/Editing MACroS 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2011/08/31,URL: https://www.wdic.org/ テクストエディターの一つ。UNIXの世界では、viと並んで代表的なエディターの一つである。 [概要] このソフトウェアは比較的歴史が長く、様々な派生物の分岐や融合をしながら、極めて多機能なソフトウェアとなっている。 一応テクストエディターではあるが、もはや単なるエディターの概念を超えた、一つの環境、一つの世界を作り出すフレームワークと化している。 [歴史] 前史 今のGNU Emacsにはプログラミング言語Lispが搭載されているが、これがLispなのは、GNUのStallmanがLispの本家MIT AI Lab.出身で、彼自身がLispプログラマーだったからである。さて、StallmanがMIT AI Lab.にいた当時、viというよりはその前のed並のエディターTECOという、PDPで動作するラインエディターがあった。このTECOをスクリーンエディターに改造し、更にマクロ機能を搭載した。これがやがて、Emacsという名前になる。 ・・・ GNU Emacs 1984(昭和59)年、StallmanはGNUプロジェクトを立ち上げた。 そんなある日、Goslingはある企業にGosling Emacsの権利を売ってしまったのである。その上、その企業はGosling Emacsのソースの自由な利用を拒否したため、Gosling Emacsのソースを使っていたGNU Emacsはフリーソフトウェアとしては維持できなくなり、作り直しを余儀なくされた。もちろん、その使えなくなったソースには、かつてStallmanが書いてフィードバックされたものも含まれている。 Stallmanはフリーソフトウェア版Emacsを作るべく、新しいGNU Emacsを作りを始めた。ここでまずStallmanは、MocklispなるLispもどきを、本物のLispインタープリターに置き換えてしまった。そして殆ど全てのコードは新しいものに置き換わった。 1985(昭和60)年にリリースされたGNU Emacs 16は、Cで書かれており、Gosling Emacsと同様にUNIXで動作し、更に「フル機能のLisp」が搭載されていた。ゆえに、すぐさまGosling Emacsと置き換わり、GNU EmacsはUNIXの標準Emacsの地位を確立したのである。 そして、この苦い経験を元に1989(平成元)年、GNU GPL Ver.1が発表されたのである。 ・・・ |
出典: Emacs 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年10月29日 (金) 13:15 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Emacs(イーマックス、[ˈiːmæks])は、その拡張性を特徴としたテキストエディタのファミリーである。Emacsの中で最も広く使われている派生物はGNU Emacsであるが、そのマニュアルにはEmacsを「the extensible, customizable, self-documenting, real-time display editor」(拡張およびカスタマイズが可能で、自己文書化を行い、リアルタイム表示を行うエディタ)であると説明されている。最初のEmacs開発が1970年代中盤に開始されてから、その直系の子孫であるGNU Emacsが製作され、その開発が2020年現在も続いている。 ・・・ |
出典: GNU Free Documentation License 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年3月11日 (月) 21:52 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ GNU Free Documentation License (グニュー・フリー・ドキュメンテーション・ライセンス)は、GNUプロジェクトの一環としてフリーソフトウェア財団から配布されているコピーレフトなライセンスの一つである。略称として GNU FDL(グニュー・エフディーエル)、GFDL(ジーエフディーエル)などと書かれることもある。GNUはグニューあるいはグヌーと発音する。日本語訳では、「GNU フリー文書利用許諾契約書」という語が用いられることがあるが、一般的に「契約」と言えるか否かは、異論も存在する。 ・・・ |
出典: GNU 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年3月27日 (火) 09:25 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ GNU(グヌー、[ɡnuː])とはオペレーティングシステムであり、かつコンピュータソフトウェアの広範囲に渡るコレクションである。GNUは完全にフリーソフトウェアから構成されている。GNUは"GNU's Not Unix!"(「GNUはUNIXではない」)の再帰的頭字語である。この名称が選ばれたのは、GNUはUnix系の設計ではあるがUNIXとは違いフリーソフトウェアでありUNIXに由来するソースコードを全く使っていないことを示すためである。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Emacs | Lisp言語 |
íːmæks | Richard Stallman |
イーマェックス | Richard Stallman氏 |
イーマックス | Emacs Lisp |
GNU Emacs | ・ |
ɡnuː íːmæks | GNU |
グヌー イーマェックス | ɡnuː |
グヌー イーマックス | グニュー |
・ | グヌー |
editor macros | GNU is Not UNIX |
Editting MACroS | グヌー イェズ ノァットゥ ユーネィックス |
editting macros | グヌー イズ ノット ユニックス |
Editor/Editing MACroS | GNU's Not UNIX |
グヌーズ ノァットゥ ユーネィックス | |
更新日:2022年 4月13日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
GFDL | GNU |
GNU FDL | グニュー |
GNU Free Documentation License | グヌー |
GNU フリー文書利用許諾契約書 | |
グニュー・エフディーエル | |
グニュー・フリー・ドキュメンテーション・ライセンス | |
グヌー・フリー・ドキュメンテイシュン・ラゥイセンツ | |
グヌー・フリー・ドキュメンテーション・ライセンス | |
ジーエフディーエル | |
更新日: |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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GNU | Richard Stallman |
Gnu | GNUソフトウェア |
ɡnuː | |
グニュー | |
グヌー | |
GNU is Not UNIX | |
GNU is Not Unix | |
グヌー イェズ ノァットゥ ユーネィックス | |
グヌー イズ ノット ユニックス | |
GNU's Not UNIX | |
GNU's Not Unix | |
Gnu's Not Unix | |
グヌーズ ノァットゥ ユーネィックス | |
グヌーズ ノット ユニックス | |
GNUはUNIXではない | |
更新日:2022年 4月13日 |