出典: OPGW [外語] Optical Ground Wire 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2006/11/17,URL: https://www.wdic.org/ 光ファイバー複合架空地線。 [概要] 架空地線(雷遮蔽を目的として、送電線の上部に架線した架空送電線)に光ファイバーを内蔵させ、情報通信用の機能を付加させたもの。 [特徴] 架空送電線として広く利用されており、日本全国に展開されている。 電力会社内の通信や各種監視システムの情報伝送などが主な用途だが、公衆通信の経路としても利用される。 |
出典: 架空地線 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年10月7日 (月) 15:14 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 架空地線(かくうちせん、がくうちせん)は、架設(架空)された、送電、配電などのための架空線(電線)路を、主に雷から保護する装置(設備)である。電力業界ではグラウンドワイヤ (Ground Wire) の頭文字をとってGWと称されることも多い。 [概要] 例えば架空送電線路であれば、その送電鉄塔上部を結ぶように、接地した導体であるメタルワイヤ(金属線)を電線路方向に連続するようにして設けたものが架空地線である。通常、架空地線は架空電線の上部に電線路方向に対して1 - 2条設けられる。避雷器が電線路に侵入した雷サージを大地に放流して雷害を防ぐのに対し、架空地線は電線路をいわゆる「バリア効果」によって防護する。 ・・・ [OPGW] 近年、日本の電力会社において、架空地線のケーブルの中に光ファイバを巻き込んだものが使われるようになっている。光ファイバは非常に細く、架空地線に巻き込むことが可能である。これを通称OPGW (Optical fiber composite overhead ground wire) と呼ぶ。光ファイバは雷や自身の交流電磁界などの影響を受けずに安定した通信が可能であること、また架空地線に巻き込んであるため、新たに光ファイバケーブルを架設するための場所を確保する必要なく大容量の通信回線が得られるというメリットがあり、日本では電力会社がこぞって採用するに至った。現在、主に送配電系統の保守管理システムの通信などに使われているが、他の一般情報の重畳なども可能であることから、電力系通信事業者にとって重要な幹線系インフラの一つとなっている。 |
出典: 架空地線 [外語] ground wire 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2013/08/06,URL: https://www.wdic.org/ 電柱の一番上に張られることがあるワイヤー。付いていないことも多い。 [概要] 落雷時にここを雷が流れることで電線を保護する目的がある。 業界では架空を「がくう」と濁って読む。 この中に光ファイバーを内蔵したOPGWなども使われている。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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GW | |
Ground Wire | |
gráund wáiər | |
グラウンドゥ ワイァゥー | |
グラウンドゥ・ワイァゥー | |
グラ́ウンドゥ・ワ́イァゥー | |
グラウンド ワイヤー | |
グラウンド・ワイヤー | |
グラ́ウンド・ワ́イヤー | |
架空地線 | |
かくうちせん | |
がくうちせん | |
避雷線 | |
ひらいせん | |
・ | |
OPGW | |
OPtical Ground Wire | |
Optical fiber composite overhead ground wire | |
ɑ́ptikəl fáibər kəmpɑ́zit gráund wair | |
アォプティカゥルゥ ファイバゥァ カンポァージィットゥ オウヴゥァヘッドゥ グラウンドゥ ワイァゥー | |
アォプティカゥルゥ・ファイバゥァ・カンポァージィットゥ・オウヴゥァヘッドゥ・グラウンドゥ・ワイァゥー | |
アォ́プティカゥルゥ・ファ́イバゥァ・カゥンポァ́ージィットゥ・オ́ウヴゥァヘッ̀ドゥ・グラ́ウンドゥ・ワ́イァゥー | |
オプティカル ファイバー コンポジット オーバーヘッド グラウンドゥ ワイヤー | |
オプティカル・ファイバー・コンポジット・オーバーヘッド・グラウンドゥ・ワイヤー | |
オプティカル・ファ́イバー・コンポ́ジット・オ́ーバーヘッ̀ド・グラ́ウンド・ワ́イヤー | |
光ファイバー複合架空地線 | |
ひかりファイバー ふくごう かくうちせん | |
更新日:2024年 4月25日 |