出典: Bluetoothプロファイル 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/04/09,URL: https://www.wdic.org/ 用途ごとに定義された、Bluetoothで定義される通信プロトコルの用い方の標準。 [概要] Bluetoothでは様々な通信プロトコルが使われる。 ある目的(機能)のためにどのような通信プロトコルを用いるかは複数の選択肢がありうるが、しかしもし機器間で異なる通信プロトコルを用いた場合は正常に交信できない。交信をするためには、双方で同じ通信プロトコルを用いる必要がある。 そこで、目的ごとに通信プロトコルやその使い方を定めたものを、プロファイルという。 Bluetoothでは、通信しようとする機器同士が同じプロファイルに対応している場合のみ、そのプロファイルに応じた機能を利用することができる。 [特徴] 種類 プロファイルには、従来型のものと、Bluetooth LE用のものとがある。 ● 伝統的プロファイル (従来型) ● GATTベースプロファイル (Bluetooth LE用) ● GATTベースサービス (Bluetooth LE用) Bluetoothと名は付いていてもBluetooth LEは従来のBluetoothと全く異なるプロトコルであるため、プロファイルは従来のものとは別に用意されており、Bluetooth LEではGATTベースのプロファイルとサービスが主に使われている。 [一覧] GATTベースプロファイル ・・・ 伝統的プロファイル ● MPS (Multi Profile Specification) マルチ プロファイル 仕様 複数のプロファイルを同時に使用するための仕様。 |
出典: Bluetooth 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2016/06/17,URL: https://www.wdic.org/ 近距離無線通信技術の一つ。2.4GHz帯の電波(ISM、世界的に免許の要らない電波帯域)を使用するもので、ディジタル機器で広く使われている。 [概要] 由来 Intel、IBM、Ericsson、Nokia、東芝の5社が提唱した。 ごく短距離の通信を目的とし、これまであった、短くて邪魔なケーブルを無くすことを主たる目的として作られた。 Bluetoothの基本的なコンセプトとして、低消費電力、低価格、高速、などがある。またロイヤルティフリーである。ロイヤルティフリーだが、Bluetoothのロゴ認証はかなり高額である。 IEEEでは、IEEE 802.15のうちIEEE 802.15.1として規格化された。 通信の暗号化とFHSSメカニズムから、セキュリティ面でも有利である。 物理層 周波数帯は2.4GHz帯のISMで、FHSS(周波数ホッピングスペクトラム拡散)方式を採用している。 具体的には、2.4GHz帯(2402〜2480MHz)の中に、1MHz幅で79のチャネルを設定し、秒間1600回のチャネル切り替えをしながら(これを周波数ホッピングという)通信をする。このため、干渉する周波数を発生させる機器が周囲に存在しても、その影響を最小限にできるという利点がある。 名前の由来 Bluetoothは直訳すると「青い歯」だが、そのような意味はない。 語源は10世紀のデンマーク王であるハーラル王(908?〜986)に由来しており、王の本来のあだ名の「浅黒い肌の権力者」(浅黒い肌はBlå、権力者はtan)を英語の音に写したものがbluetoothである。 ハーラル王は、デンマークとノルウェーを無血統合したことから、異なる機器を繋ぐ規格名にふさわしいとして採用された。 ちなみに中文ではそのまま、青い歯を意味する「藍牙」である。 [特徴] バージョン Bluetoothには、多くのバージョンがある。 ・・・ |
出典: Bluetooth 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年4月18日 (土) 12:00 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Bluetooth(ブルートゥース、ブルーツース)は、デジタル機器用の近距離無線通信規格の1つである。Bluetooth Basic Rate/Enhanced Data Rate (BR/EDR) と Bluetooth Low Energy (LE) から構成される。 [概要] 数mから数十m程度の距離の情報機器間で、電波を使い簡易な情報のやりとりを行うのに使用される。 ・・・ [プロファイル] Bluetoothはその特性上、様々なデバイスでの通信に使用される為、機器の種類ごとに策定されたプロトコルがあり、それらの使用方法をプロファイル (Profile) と呼び標準化している。 通信しようとする機器同士が同じプロファイルを持っている場合に限り、そのプロファイルの機能を利用した通信をおこなえる。 代表的なものに以下のプロファイルがあり、Bluetooth対応機種であっても利用する機器の双方が適切なプロファイルに対応している必要がある。 Multi-Profile Specification (MPS) 複数のプロファイルのサポート |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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MPS | Bluetooth |
Multi Profile Specification | blúːtùːθ |
Multi-Profile Specification | ブルゥートゥースゥ |
mʌlti próufail spèsəfikéiʃən | ブルゥ́ートゥ̀ースゥ |
モァルゥティー プロウファイルゥ スペセフィケイシュン | ブルートゥース |
モァルゥティー・プロウファイルゥ・スペセフィケイシュン | ブル́ートゥ̀ース |
マルチ プロファイル スペシフィケーション | ブルーツース |
マルチ・プロファイル・スペシフィケーション | [名詞] |
マルチ プロファイル仕様 | 近距離無線通信規格の名称 |
マルチ・プロファイル仕様 | PC,携帯電話,ゲーム機,デジタル家電と周辺機器を接続する近距離用無線通信規格 |
・ | IEEE 802.15.1 |
【 以下関連語 】 | ・ |
Multi | Bluetoothプロトコル |
mʌlti | Bluetoothプロファイル |
モァルゥティー | ブルートゥース・プロファイル |
マルチ | ・ |
多くの | Profile |
種々の | próufail |
・ | プロウファイルゥ |
プロファイル | |
[名詞] | |
プロフィール | |
略歴 | |
機能仕様 | |
設定データ | |
・ | |
Specification | |
spèsəfikéiʃən | |
スペセフィケイシュン | |
スペシフィケーション | |
[名詞] | |
SPEC | |
スペック | |
設計書 | |
仕様書 | |
仕様 | |
諸元表 | |
更新日:2024年 3月27日 |