出典: EIA-485 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2006/12/05,URL: https://www.wdic.org/ アメリカ電子工業会(EIA)により規定された、バス型接続ネットワークシステムの物理層規格。 [概要] EIA-422(いわゆるRS-422)の上位に相当するネットワークシステムで、ISOではISO 8482が相当する。俗にRS-485とも。EIA-485が規定するのは信号レベルの仕様であり、その上位プロトコルや使用するコネクター等は一切規定していない。このため、EIA-485とは明記されていないものでも、実はEIA-485と同様の物理層が使われているものもある。 [技術的特徴] 2線式の平衡伝送で半二重通信を行なう。この一つのライン上に32組のドライバーとレシーバーが接続可能。2線はそれぞれA/Bまたは+/−と呼ばれ、双方向通信をする場合は送受信で計4本の通信線を用いる。例えば、TX+/TX−/RX+/RX−の4本の信号線を使う。物理層は、例えばTTLレベル(0Vと5V)を用い、線同士の電位差は0.2V以上とする。両者の電圧は常に反転されており、Aがマーク状態(5V)であれば、Bはスペース状態(0V)でなければならない。この前提で、+信号線の電圧が−信号線よりも電圧が高ければ「1」、さもなくば「0」とし、データ通信を行なう。 ・・・ |
出典: EIA-485 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年7月20日 (木) 23:06 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ EIA-485は、2線式、半二重、マルチポイントシリアル接続を特徴とする、OSI参照モデルでいう所の物理層の電気的仕様である。規格案段階(recommended-Standards)のRS-485ないしRS485のEIA規格となったものである。 [概要] この規格は差動信号を採用している。2線間電圧の違いによってどんなデータを伝送するかを表現する。電圧の一方が「1」レベルであれば、もう一方は「0」レベルを示す。正しい信号であると認識されるには、少なくとも電圧の差は0.2V以上ないといけない。受信側は+12Vから-7Vまでの電圧であれば正しいものと認識する。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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RS-485 | 10Mbps |
RS485 | 32台 |
ɑ́ːr és fɔr hʌ́ndrəd eiti fáiv | 35Mbit/s |
アゥー エス フォァ ハゥンドゥレッドゥ エイディー ファイヴ | D-sub25ピン |
アゥー エス・フォァ ハゥンドゥレッドゥ エイディー ファイヴ | EIA-422 |
アゥ́ー エ́ス・フォ́ァ ハゥ́ンドゥレッドゥ エイディー ファ́イヴ | マルチポイント接続 |
アール エス フォー ハンドレッド エイティー ファイブ | 差動信号 |
アール エス・フォー ハンドレッド エイティー ファイブ | さどう しんごう |
ア́ール エ́ス・フォ́ー ハ́ンドレッド エイティー ファ́イブ | 平衡型伝送路 |
アール エス485 | へいこうがた でんそうろ |
アール エス よん はち ご | |
Recommended Standard 422 | |
rèkəméndid stǽndərd fɔr hʌ́ndrəd eiti fáiv | |
レカゥメンデッドゥ スタェンダゥァードゥ フォァ ハゥンドゥレッドゥ エイティー ファイヴ | |
レカゥメンデッドゥ・スタェンダゥァードゥ・フォァ ハゥンドゥレッドゥ エイティー ファイヴ | |
レ̀カゥメ́ンデッドゥ・スタェ́ンダゥァードゥ・フォ́ァ ハゥ́ンドゥレッドゥ エイティー ファ́イヴ | |
レコメンディッド スタンダード フォー ハンドレッド エイティー ファイブ | |
レコメンディッド・スタンダード・フォー ハンドレッド エイティー ファイブ | |
レ̀コメ́ンディッド・スタ́ンダード・フォ́ー ハ́ンドレッド エイティー ファ́イブ | |
EIA-485 | |
ISO 8482 | |
更新日:2024年 1月18日 |