出典: Mediator パターン 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2014年10月9日 (木) 17:04 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Mediator パターン は、ソフトウェアのデザインパターンの一つで、統一されたインタフェース のセットを提供するパターンである。 Mediator パターンは、GoFによって記述された 23 のパターンの一つであり、このパターンは、プログラムの動作する振る舞いを変更できるという点で、振る舞いに関するパターンと考えられている。 通常、プログラムは複数の(時には多数の)クラスからなり、ロジックと計算がクラスに配置される。しかし、プログラムでクラスの数が増えるに従い、特に保守やリファクタリングをする際、クラス間の通信の問題が複雑になり、プログラムを読んだり保守したりすることが困難になる。さらに、他のクラスに影響を与える可能性があるため、変更も難しくなる。 Mediator パターンを用いると、オブジェクト間の通信は mediator によってカプセル化され、オブジェクト同士で直接通信せず、mediator を介して行うようになる。これにより通信するオブジェクト同士の依存関係を削減し、結合の度合いを下げることができる。 |
出典: デザインパターン 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年4月3日 (金) 13:38 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ソフトウェア開発におけるデザインパターン(型紙(かたがみ)または設計パターン、英: design pattern)とは、過去のソフトウェア設計者が発見し編み出した設計ノウハウを蓄積し、名前をつけ、再利用しやすいように特定の規約に従ってカタログ化したものである。 [概要] 書籍『オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン』において、GoF (Gang of Four; 四人組) と呼ばれる4人の共著者は、デザインパターンという用語を初めてソフトウェア開発に導入した。GoFは、エーリヒ・ガンマ、リチャード・ヘルム、ラルフ・ジョンソン、ジョン・ブリシディースの4人である。彼らは、その書籍の中で23種類のパターンを取り上げた。 [主要なデザインパターンの一覧] 振る舞いに関するパターン Mediator:オブジェクト間の相互作用を仲介するオブジェクトを定義し、オブジェクト間の結合度を低くする。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
Mediator | Mediator |
míːdièitər | míːdièitər |
ミィディエイタゥー | ミィディエイタゥー |
ミデエイター | ミデエイター |
Mediator Pattern | [名詞] |
míːdièitər pǽtərn | 仲介 |
ミィディエイタゥー パェーダゥーン | 仲介者 |
ミィディエイタゥー・パェーダゥーン | 媒介者 |
ミィディエイタゥー パェータゥーン | 仲裁人 |
ミィディエイタゥー・パェータゥーン | 調停者 |
ミデエイター パターン | ・ |
ミデエイター・パターン | Design |
Mediator パターン | dizáin |
・ | ディザイヌ |
Design Pattern | ディザイン |
dizáin pǽtərn | デザイン |
ディザイヌ パダゥーン | [名詞] |
ディザイヌ・パダゥーン | 設計 |
ディザイヌ パェータゥーン | 設計図 |
ディザイヌ・パェータゥーン | 計画 |
デザイン パターン | 図柄 |
デザイン・パターン | [自動詞] |
デザインパターン | 設計する |
・ | 計画する |
[他動詞] | |
~を計画する | |
~を立案する | |
~を設計する | |
・ | |
更新日:2022年 5月 9日 |