出典: ホワイトノイズ [読み] ホワイトノイズ [外語] white noise 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2021/01/09,URL: https://www.wdic.org/ 周波数(音域)による強弱のばらつきがない均一なノイズ。白色雑音。 [概要] 「シャー」というノイズ。かつての地上波アナログテレビジョン放送で放送終了後の音(俗に言う砂嵐)に近い。音響のセッティング時にこれを用いて調整を行なう場合がある。赤ん坊・幼児に聞かせると安心して泣き止むらしい。 [特徴] 周波数(音域)が均一であるのを、可視光の範囲内のスペクトルに当てはめて考えると、全波長が均一であれば白色であるため、白色雑音、ホワイトノイズと呼ばれている。ホワイトノイズは自然界には存在しないが、これに近い音はあり、海辺の波音などに代表されるピンクノイズがそれである。 |
出典: noise (電子工学) 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2023年4月4日 (火) 12:22 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 電子工学におけるノイズ(noise)または雑音とは電気信号の無作為な変動であり、全ての電気回路に存在する。電子機器が発生するノイズは様々で、その発生原因もいくつかある。熱雑音とショット雑音は物理法則に起因し、防ぐことができない。一方、他のノイズは機器に起因するもので、多くが製造品質や半導体の欠陥による。 ・・・ [指標] 電気通信においては、ノイズは有用な情報を含む信号に対して誤りや不要で無作為な外乱をもたらし、受信側の検波器やデコーダの前または後に生じる。ノイズは天然や人造の発生源からの無用かつ妨げとなるエネルギーの総和である。しかしノイズは一般に混信(漏話、ジャミング、特定の送信機による他の好ましくない電波障害)と区別され、SN比(信号対雑音比)のほかにSIR(信号対混信比)やSNIR(信号対雑音干渉電力比)といった指標がある。 ・・・ [種類] 熱雑音 |
出典: adres 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2022年10月30日 (日) 04:33 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ adres(アドレス、Automatic Dynamic Range Expansion System)は、1976年に東京芝浦電気(現・東芝)が開発した音声ノイズリダクションシステムである。 [概要] 本方式の特長は、音楽信号の圧縮・伸張率を全帯域でデシベル換算1:1.5に抑える一方、入力信号レベルに応じた高域可変エンファシスを組み合わせ、単純圧縮伸張方式では不可避であったブリージングノイズの大幅低減と、ドルビーBタイプを上回るノイズリダクション効果を得るものである。 ・・・ |
出典: ノイズ 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/10/17,URL: https://www.wdic.org/ 雑音、妨害波、電気的に不要な信号。また、それによって発生する不快な音、画像の乱れなどのこと。 [概要] 音に関する場面では、ノイズを意図的に使用するシーンもあるが、多くの場合は邪魔なものとなる。 [特徴] 種類 ノイズの特徴に応じて、次のように呼ばれている。 ● 音声 ・ ホワイトノイズ ・ レッドノイズ ・ ピンクノイズ ・ ブルーノイズ ● アナログ画像 ・ メダカノイズ ・ ビートノイズ ディジタルノイズ ディジタル信号処理の場面においては、信号処理の結果生じた不正確な出力がノイズとなる。 ● ブロックノイズ ● モスキートノイズ ● 量子化ノイズ |
出典: ノイズリダクション 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2023年5月31日 (水) 10:41 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ノイズリダクション (Noise reduction) とは、音声や映像(動画)などといった信号に含まれるノイズを抑圧・軽減する、信号処理の一種である。 使われる場所・目的はさまざまであるが、主なものとして、撮像素子を高感度で使用した場合に混入を避けられない熱雑音などが発生源のノイズを取り除く、というような原信号を改善するタイプのものと、アナログ磁気記憶において避けられないヒスノイズを軽減するために、記録時に原信号を強調するような変換を掛けておき、再生時にノイズもろとも逆変換を掛けることで、録音再生によるノイズを軽減するタイプのものがある。 [さまざまなノイズリダクションシステム] ● ドルビーノイズリダクションシステム(DOLBY) ● dbx ● ハイコム ● ANRS ● スーパーANRS ● adres ● SuperD ● コンパンダ ● Burwen ● CXノイズリダクションシステム(レーザービジョンディスク/LDにおける音声ノイズリダクションシステム。元々の技術は米国CBS社のものによる) |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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noise | ピィンク・ノーィズ |
nɔ́iz | ピィ́ンク・ノ́ーィズ |
ノーィズ | ピンク・ノイズ |
ノ́ーィズ | ピ́ンク・ノ́イズ |
ノイズ | ピンクノイズ |
ノ́イズ | 1/fノイズ |
[名詞] | 1/fゆらぎ |
雑音 | 桃色雑音 |
騒音 | 桃色ノイズ |
うわさ話 | ・ |
[自動詞] | blue noise |
騒ぐ | blúː nɔ́iz |
雑音を出す | ブルゥー・ノーィズ |
・ | ブルゥ́ー・ノ́ーィズ |
ジョンソン・ナイキスト・ノイズ | ブルー・ノイズ |
ショットノイズ | ブル́ー・ノ́イズ |
ショット雑音 | ブルーノイズ |
フリッカノイズ | ・ |
バーストノイズ | purple noise |
アバランシェノイズ | pə́ːrpl nɔ́iz |
・ | パゥーポルゥ・ノーィズ |
white noise | パゥ́ーポルゥ・ノ́ーィズ |
hwáit nɔ́iz | パープル・ノイズ |
ワイツゥ・ノーィズ | パ́ープル・ノ́イズ |
ワ́イツゥ・ノ́ーィズ | パープルノイズ |
ホワイト・ノイズ | バイオレットノイズ |
ホワ́イト・ノ́イズ | ・ |
ホワイトノイズ | grey noise |
白色ノイズ | gréi nɔ́iz |
・ | グレー・ノイズ |
red noise | ・ |
réd nɔ́iz | メダカノイズ |
レッドゥ・ノーィズ | ビートノイズ |
レッ́ドゥ・ノ́ーィズ | ・ |
レッド・ノイズ | ブロックノイズ |
レッ́ド・ノ́イズ | モスキートノイズ |
レッドノイズ | 量子化ノイズ |
・ | ・ |
pink noise | |
píŋk nɔ́iz | 【 以下関連語 】 |
更新日:2024年 3月 8日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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NR | ヒスノイズ |
én ɑ́ːr | ヒス音 |
エゥヌ アゥー | ヒスノイズ対策 |
エヌ アール | ダイナミックレンジ圧縮伸張方式 |
Noise Reduction | ・ |
nɔiz ridʌ́kʃən | Noise |
ノイズ リダクシュン | nɔ́iz |
ノイズ・リダクシュン | ノイズ |
ノ́イズ・リダ́クシュン | ノ́イズ |
ノイズ リダクション | [名詞] |
ノイズ・リダクション | 騒音 |
ノ́イズ・リダ́クション | 雑音 |
ノイズリダクション | ざつおん |
ノイズ抑圧 | うわさ話 |
ノイズよくあつ | ・ |
・ | Reduction |
ridʌ́kʃən | |
リダクシュン | |
【 以下関連語 】 | リダ́クシュン |
adres | リダクション |
Automatic Dynamic Range Expansion System | リダ́クション |
アドレス | [名詞] |
・ | 縮小 |
ANRS | 低下 |
Automatic Noise Reduction System | 削減 |
アンルス | 抑圧 |
Super ANRS | よくあつ |
スーパーANRS | |
・ | |
Burwen | |
バゥァウェン | |
・ | |
CXノイズ・リダクション・システム | |
dbx | |
Dolby-B Noise Reduction | |
ドルビーA | |
ドルビーC | |
ドルビー・ノイズ・リダクション・システム | |
ハイコム | |
・ | |
更新日:2024年 4月 8日 |