出典: Linux 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年5月30日 (日) 08:07 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Linux(リナックス、他の読みは後述)とは、狭義にはUnix系オペレーティングシステムカーネルであるLinuxカーネルを指し、広義にはそれをカーネルとして周辺を整備したシステム全体のことをいう(GNU/Linuxシステムも参照)。 [概要] Linuxは、狭義にはLinuxカーネル、広義にはそれをカーネルとして用いたオペレーティングシステムを指す。LinuxはUnix系(英: Unix like、Unixライク)オペレーティングシステム (OS) の1つとされる。カタカナでは「リナックス」と表記されることが多い。Linuxは、スーパーコンピュータ・メインフレーム・サーバ・パーソナルコンピュータ・組み込みシステム(携帯電話やテレビなど)など、幅広い種類のハードウェアで使用されている。 ・・・ デスクトップやサーバ用のLinuxは、Linuxディストリビューションという形でパッケージ化されて配布されている。有名なLinuxディストリビューションとしては、Debian(とその派生であるUbuntu、Linux Mint)、Red Hat Linux(とその派生であるFedora、Red Hat Enterprise Linux、CentOS)、Mandriva Linux/Mageia、openSUSE、Arch Linuxなどがある。各Linuxディストリビューションは、Linuxカーネル、システムソフトウェア、ライブラリ等、巨大なコンパイル済のアプリケーション群を含んでいる。 |
出典: Linux [読み] リヌクス,リナックス [発音] línəks 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/03/01,URL: https://www.wdic.org/ フィンランドのリヌース・トーヴァルト(Linus Benedict Torvalds)を開発リーダーとして作られているUNIX互換オペレーティングシステム(OS)の一つ。フリーソフトウェアとして作られたPC UNIX中で、最も成功したOSである。 [情報] ● 使用途 ‐ オペレーティングシステム ● カーネル ・ 系統 ‐ UNIX互換 ・ 種別 ‐ モノリシックカーネル ● 開発者 ‐ Linus Torvalds ● 採用技術 ・ アップデート ‐ (未定義) ・ パッケージ ‐ (未定義) ・ UI ‐ (未定義) ● ライセンス ‐ GPL [概要] 由来 当時フィンランドのヘルシンキ大学に在籍していたリヌースにより、MINIX風のフリーなオープンソースOSとして作られた。 MINIXというのは、かつてアンドリュー・タネンバウム(Andrew Stuart Tanenbaum)が学生の教材用として作ったOSで、これはPC/AT互換で動作する16ビットOSである。LinusはMINIXを参考に、386マシンで動作する本格的な32ビットOSを作ることを思い立ったのである。 この由来により、元々Linuxはパソコン用のOSであり、移植性なども全く考慮されていなかった。多くの尽力により改良が進み、旧DECのAlphaやSun MicrosystemsのSPARCなどのワークステーション機、更にはApple ComputerのPower MacやシャープのZaurus、ソニーのPlayStation2などなど、様々な環境に移植されている。 Linuxの開発開始は1991(平成3)年4月で、最初のバージョン0.01(linux-0.01.tar.Z)は1991(平成3)年9月に公開された。 Linuxの初のアナウンスは、1991(平成3)年10月5日にcomp.os.minixにて行なわれたもので、この呼びかけに多くのプログラマーが応え、現在のような優れたOSが作り上げられてゆくことになる。 名前 「Linux」の名の由来は三説あり、はっきりしない。 ● Linus Torvald's UNIX ● Linus's MINIX ● Linux Is Not Unix ・・・ |
出典: KNOPPIX 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2024年1月2日 (火) 05:57 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ KNOPPIX(クノーピクス、ノピックス)とは、CD-ROMまたはDVD-ROMから起動することが可能なDebianベースのLinuxディストリビューション。 [概要] ドイツのKlaus KnopperがDebianパッケージを元に開発しているものが原型となる。一枚のCD/DVD/USBメモリなどのリムーバブルメディアから起動できるLive CDとして利用することを基本としていることが特徴。 当初はCD版のみの提供だったが、収録希望のアプリケーションの数が増えるに伴いCD-ROMの容量では不足するため、正式な同時リリース決定の前に二度ほどDVDイメージの頒布も行われている。Version 4.0で開発者のKlaus KnopperがDVD-ROM版とCD-ROM版をほぼ同時に提供することを決定した。CD-ROM版を"light"(軽量版)、DVD-ROM版を"maxi"(大容量版)と位置付け、DVD版では更に多くのアプリケーションが標準で利用可能となっている。4.0版(DVD版)は2005年6月22日にLinuxTagで配布された。Version 7.2でCD-ROM版の提供を終了し、DVD-ROM版に一本化された。 [日本語版] かつて日本国内では独立行政法人産業技術総合研究所によって、日本語化をはじめとする日本の国情にあわせたローカライゼーションや、様々な機能を追加したものが本家とは別途に開発、配布されていたが、現在ではそのプロジェクトは解散している。 なお2020年現在の時点で、本家のKNOPPIXには日本語のロケールも追加されているので日本語での利用も一応可能になっているが、初期状態ではドイツ語版か英語版であることや、日本語入力用IMEなどの積極的なサポートが無いことなどにより追加設定の手間が必要である。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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KNOPPIX | Linux |
nɑ́ppìks | ĺinəks |
クノーピックス | リィニィックス |
クノ́ーピッ̀クス | リィ́ニィックス |
クノーピクス | リィニックス |
クノ́ーピ̀クス | リィ́ニックス |
ノーピックス | リナックス |
ノ́ーピッ̀クス | リ́ナックス |
ノーピクス | リヌックス |
ノ́ーピ̀クス | リヌクス |
ノピックス | láinʌks |
・ | ライナックス |
Knoppix Version 1.4 | ラ́イナックス |
Knoppix Version 2.1 | GNU/Linux |
Knoppix Version 3.1 | Linuxディストリビューション |
Knoppix Version 4.0 updated | |
Knoppix Version 5.0 CeBIT-Version | |
Knoppix Version 6.0.0 | |
Knoppix Version 7.0.1 | |
Knoppix Version 8.0.0 CeBIT-Version | |
Knoppix Version 8.1.0 | |
Knoppix Version 8.2.0 | |
Knoppix Version 8.3.0 (DELUG-DVD) | |
Knoppix Version 8.5.0 Linux-Magazine/ Linux-User Edition | |
Knoppix Version 8.6.0 | |
Knoppix Version 9.0.0 Linux-Magazine | |
更新日:2024年 3月19日 |