出典: 可視光線 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/03/17,URL: https://www.wdic.org/ 一般的には、電磁波のうち人間の肉眼で見える光のこと。但し、天文学などでは、シリコン半導体を使ったCCDカメラで撮影可能な1µm程度までの赤外線領域も可視光線と呼ぶことがある。 [範囲] どの程度まで見えるかは人によって様々である。大雑把には、次の範囲程度。 ● 波長: 約380nm〜約770nm ● 周波数: 約790THz〜約390THz JIS Z 8120「光学用語」には次のようにある。 一般に可視放射の波長範囲の短波長限界は360〜400nm, 長波長限界は760〜830nmにあると考えてよい。 [人間の視覚] 人間の肉眼では、長波長が赤く、短波長が青く見え、虹の七色と同じく赤橙黄緑青藍紫の順に色が見える。物質の色は、もっぱら電子の働きに起因している。 |
出典: 可視光線 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年1月27日 (月) 14:51 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 可視光線(かしこうせん、英:Visible light)とは、電磁波のうち、ヒトの目で見える波長のもの。いわゆる光のことで、可視光ともいう。JIS Z8120の定義によれば、可視光線に相当する電磁波の波長は下界はおおよそ360-400 nm、上界はおおよそ760-830 nmである。可視光線より波長が短くなっても長くなっても、ヒトの目には見ることができなくなる。可視光線より波長の短いものを紫外線、長いものを赤外線と呼ぶ。 ・・・ 可視光線は、太陽やそのほか様々な照明から発せられる。通常は、様々な波長の可視光線が混ざった状態であり、この場合、光は白に近い色に見える。プリズムなどを用いて、可視光線をその波長によって分離してみると、それぞれの波長の可視光線が、ヒトの目には異なった色を持った光として認識されることがわかる。各波長の可視光線の色は、日本語では波長の短い側から順に、紫、青、水色、緑、黄、橙、赤で、俗に七色といわれるが、これは連続的な移り変わりであり、文化によって分類の仕方は異なる。 ・・・ |
出典: ブラウン管 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年5月13日 (月) 11:30 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ブラウン管(ブラウンかん、米: cathode-ray tube (CRT))は、電子ビームを蛍光体に照射して発光させつつ、その電子ビームを偏向することで図像を表示する装置である。名称は、発明者であるドイツのカール・フェルディナント・ブラウンに由来する。 [概要] ビデオモニター、テレビ受像機、コンピューターなどのディスプレイやオシロスコープなどの用途があり、かつては広く一般家庭でも用いられた。当時はテレビの代名詞であり、テレビ番組の内容を指して「ブラウン管の向こう」と表現することもあった。YouTubeの"Tube"は、この真空管に由来する。 ・・・ |
出典: 可視光(可視光線)【英語名】 visible light[radiation]『光技術用語解説 ウシオ電機株式会社』 引用年月日 2020年 2月22日 JST URL:https://www.ushio.co.jp/jp/technology/glossary/ 解説 可視光(可視光線)とは、可視放射のことで、目に入って明るさ感覚を生じさせる。一般的に光と言う。 出典: 可視放射 (かしほうしゃ)(visible radiation) 『光技術用語解説 ウシオ電機株式会社』 引用年月日 2020年 2月日 JST URL:https://www.ushio.co.jp/jp/technology/glossary/ 解説 可視放射とは、目に入って明るさ感覚を生じさせる光放射のこと。一般的には光あるいは可視光と言う。 ※可視放射の波長限界は、一般的に短波長側で360~400nm、長波長側で760~830nmとされているが、実用的には380~780nmを可視放射の範囲とすることが多い。 この波長の範囲では、短い波長では青、長い波長では赤というように、人の目は色感で鋭敏に感じとることができる。また、明るさの感覚は波長によって異なり、波長555nmの黄緑色は明るく感じ、波長380nm付近の青や780nm付近の赤は暗く感じる。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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CRT | Ray |
síː ɑ́ːr tíː | réi |
シィー アゥー ティー | レイ |
シィ́ー アゥ́ー ティ́ー | レ́イ |
シー アール ティー | [名詞] |
シ́ー ア́ール ティ́ー | 光線 |
Cathode Ray Tube | 放射線 |
Cathode-Ray Tube | 電子ビーム |
kǽθoud réi túːb | [自動詞] |
キャソゥウドゥ レイ トゥーブ | 放射する |
キャソゥウドゥ・レイ・トゥーブ | 照射する |
キャ́ソゥウドゥ・レ́イ・トゥ́ーブ | ・ |
カソード レイ チューブ | analog |
カソード・レイ・チューブ | アナログ |
カ́ソード・レ́イ・チュ́ーブ | カール・フェルディナント・ブラウン |
陰極線管 | シャドーマスク |
いんきょくせんかん | アパーチャ・グリル |
ブラウン管 | アパーチャー・グリル |
ブラウンかん | ディスプレイ |
・ | ディスプレイ装置 |
CRTディスプレイ | モニタ |
CRTモニター | ラスタ |
・ | ラスタスキャン |
観測装置 | |
走査線 | |
電子銃 | |
電磁偏向 | |
表示装置 | |
analog display | |
【 以下関連語 】 | アナログ・ディスプレイ |
Cathode | アナログ ディスプレイ |
kǽθoud | アナログ・モニター |
キャソゥウドゥ | ・ |
キャ́ソゥウドゥ | |
カソード | |
カ́ソード | |
[名詞] | |
陰極 | |
電子管の陰極 | |
・ | |
更新日:2024年 5月12日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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visible light | visible |
vízəbl lait | vízəbl |
ヴィジィボルゥ ラゥイトゥ | ヴィジィボルゥ |
ヴィジィボルゥ・ラゥイトゥ | ヴィ́ジィボルゥ |
ヴィ́ジィボルゥ・ラゥイトゥ | ビズブル |
ビズブル ライト | ビ́ズブル |
ビズブル・ライト | [形容詞] |
ビ́ズブル・ライト | 目に見える |
可視光 | めにみえる |
かし こう | menimieru |
kashi kou | 肉眼で見える |
可視光線 | にくがんでみえる |
かし こうせん | nikugande mieru |
kashi kousen | ・ |
・ | radiation |
visible radiation | rèidiéiʃən |
vízəbl rèidiéiʃən | レディエイシュン |
ヴィジィボルゥ レディエイシュン | レ̀ディエ́イシュン |
ヴィジィボルゥ・レディエイシュン | ラジエーション |
ヴィ́ジィボルゥ・レ̀ディエ́イシュン | ラ̀ジエ́ーション |
ビズブル ラジエーション | [名詞] |
ビズブル・ラジエーション | 放熱 |
ビ́ズブル・ラ̀ジエ́ーション | 輻射 |
可視放射 | 放射 |
かし ほうしゃ | ほうしゃ |
kashi housya | housya |
光 | 放射能 |
ひかり | 放射物 |
hikari | 放射線 |
360nm~830nm | ほうしゃせん |
・ | housyasen |
visible ray | ・ |
vízəbl réi | ray |
ヴィジィボルゥ レイ | réi |
ヴィジィボルゥ・レイ | レイ |
ヴィ́ジィボルゥ・レ́イ | レ́イ |
ビジブル・レイ | [名詞] |
ビ́ズブル・レ́イ | 光線 |
可視光線 | 放射線 |
かしこうせん | 電子ビーム |
更新日:2023年 7月 9日 |