出典: TTL 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/03/03,URL: https://www.wdic.org/ ホップ数を表わす指標の一つで、IPv4において、パケットがネットワーク上に存在することを許可されている時間。 [概要] ネットワークでの無限ループなどを防ぐために存在する。秒などの時間で規定される場合と、ルーターを通った回数(ホップ数)などで規定される場合がある。 [定義・用法] IPv4ではあくまでTime to Live(生存時間)であり、単位は決められていない。現実には、ルーターを経由するごとに1つデクリメントされる。 IPv6ではHop Limitとされ、明確な規定が与えられている。やはり、ルーターを経由するごとに1つデクリメントされる。 |
出典: Time to live 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年5月14日 (火) 04:29 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Time to live (時に TTL と省略される)は、コンピュータとコンピュータネットワーク技術において、1単位のデータ(例えば一つのパケット)が破棄される前に経過する可能性がある時間、もしくは繰り返し数すなわちトランスミッション数の上限(余命)である。 [IPパケットのTime to live] IPv4では、time to live (TTL) は、インターネットプロトコル (IP) ヘッダ内の8ビットフィールドである。それは、20オクテット中の9番目のオクテットである。Time to live の値は、IPデータグラムがインターネットシステムの中に存在することができる時間の上限として考えることができる。TTLフィールドはデータグラムの送り主が設定し、目的地までのルートの全てのホストによって減らされる。データグラムがその目的地に到着する前にTTLフィールドがゼロになったならば、データグラムは破棄され、ICMPエラーデータグラム (11 - Time Exceeded) が送り主に返される。TTLフィールドの目的は、配達不能のデータグラムがインターネットシステムを循環し続ける状況と最終的にはそのような不滅のデータグラムによるシステムの輻輳を回避することである。理論的には、time to live は秒で測られるが、データグラムが通過する全てのホストは少なくとも1単位だけTTLを減らさなければならない。実際には、TTLフィールドは、全てのホップごとに1だけ減らされる。このやり方を反映するために、IPv6では、このフィールドは hop limit と呼ばれている。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
TTL | ルーター通過回数 |
tíː tíː él | ルーター通過数 |
ティー ティー エィルゥ | 廃棄 |
ティー ティー エル | 無限ループ |
Time To Live | 有効期間 |
Time-To-Live | hop limit |
táim túː láiv | 廃棄通知 |
ターイム トゥー リィーヴ | ・ |
ターイム・トゥー・リィーヴ | Time |
タ́ーイム・トゥー・リィ́ーヴ | táim |
タイム ツー リブ | ターイム |
タイム・ツー・リブ | タ́ーイム |
タ́イム・ツー・リ́ブ | タイム |
パケット有効期間 | タ́イム |
パケット生存回数 | [名詞] |
パケット せいぞん かいすう | ~回 |
生存期間 | 時間 |
せいぞん きかん | 時刻 |
生存時間 | 期間 |
せいぞん じかん | [形容詞] |
存在時間 | 時間の |
有効生存期間 | [他動詞] |
・ | ~の時間を計る |
TTL値 | ・ |
Live | |
láiv | |
リィーヴ | |
リィ́ーヴ | |
リブ | |
リ́ブ | |
[自動詞] | |
生きている | |
生存する | |
[他動詞] | |
~な生活を送る | |
[形容詞] | |
ラゥイヴ | |
ライブ | |
生で | |
実況で | |
更新日:2024年 4月 1日 |