出典: アルミノケイ酸塩 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年1月3日 (木) 23:54 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ アルミノケイ酸塩(アルミノケイさんえん、aluminosilicate)はケイ酸塩中にあるケイ素原子の一部をアルミニウム原子に置き換えた構造を持つ化合物である。 ・・・ |
出典: 光ファイバー [外語] optical fiber,optical fibre 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2009/08/26,URL: https://www.wdic.org/ 光信号を転送するためのもの。髪の毛よりも細いガラス繊維またはプラスチックから出来ている。 [概要] 直径10〜60µm程度のコアを中心にして、その周囲をクラッドが取り巻き、直径は125µmとなる。更に、ファイバー保護のためクラッドの周囲は被覆で被われている。 コアとクラッドの屈折率の違いで光を反射させて伝送することにより、光ファイバーを曲げても通信が可能である。 光ファイバーは大きく二種類、径の太いマルチモードと、径の細いシングルモードに分けられる。 太さを表わす時は、「コア径/クラッド径」で表わし、例えばシングルモードでは9/125µm、マルチモードでは62.5/125µmまたは50/125µmのファイバーがよく使用される。 [モード] マルチモード 径の太いマルチモードは、比較的丈夫で安価である。 マルチモード光ファイバーは径が太いため、乱反射や反射による時間の遅れで光が複数の経路(モード)に別れてしまいやすいという欠点がある。これがステップインデックス(SI)という最も単純なマルチモードファイバーであり、長距離伝送には向かない。 そこでコアの構造を改良したグレーデットインデックス(GI)と呼ばれるマルチモードファイバーが後に開発された。但し、GIでもマルチモードになることは変わらない。 シングルモード シングルモードファイバーは径が細いため、光は分かれることなく光ファイバーに沿って進むため長距離伝送が可能である。 しかし径が細いため精度が要求され、結果としてシングルモードファイバーを利用する機器(GBICなど)は高価になりがちである。 [特徴] ・・・ |
出典: 石英ガラス 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年12月4日 (水) 12:20 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 石英ガラス(せきえいガラス、英:Fused quartz )は石英 (SiO2) から作成されるガラスで、SiO2 純度が高いものをいう。溶融石英、溶融シリカ、シリカガラスなどとも呼ばれる。耐食性、耐熱性にすぐれ、非常に透明なことから、ビーカーやフラスコなど理化学用途や光ファイバーの材料などに幅広く用いられる。 [製造方法] 古典的手法 古典的な製造法としては、石英や水晶の粉末を2,000℃以上で溶融、冷却しガラス化する方法がある。しかし、この方法で作られた石英ガラスは不純物が多い。 化学気相蒸着(CVD)法 純度の高い石英ガラスを必要とする場合は、四塩化ケイ素 (SiCl4) の気体から化学気相蒸着 (CVD) によって製造する。例えば光ファイバーを製造する場合には、B(ホウ素)などを添加して屈折率が低くなるように調整した石英ガラスのチューブを用意し、その内側に前述の方法で SiO2 を析出させて作製する。 ゾル-ゲル法 ・・・ |
出典: 光ファイバー 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年9月26日 (火) 07:05 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 光ファイバー(ひかりファイバー、英語: Optical fiber)とは、離れた場所に光を伝える伝送路である。 [プラスチック製・光ファイバー] プラスチック製・光ファイバー(Plastic optical fiber)は、 ガラス製の物に比べて以下の点で特徴がある。 ● 伝送損失が大きく、長距離高速伝送に向かない。 ● 安価である。 ● コア径が太く曲げに強い。 ● 光ファイバー同士の接続や光ファイバーと機器との接続が比較的容易である。 ● 比重が小さく軽量である。 [ガラス製・光ファイバー] ガラス製・光ファイバー(Glass optical fiber)は、コア、クラッド共に石英ガラス(シリカ・ガラス)が用いられる。光を閉じこめて伝播させるにはコアとクラッドに屈折率差が必要なため、コアには屈折率を上げるためにGe(ゲルマニウム)やP(リン)、クラッドには屈折率を下げるためにB(ホウ素)やF(フッ素)などが添加される。 ・・・ |
出典: ガラス 【英語名】 glass 『光技術用語解説 ウシオ電機株式会社』 引用年月日 2020年 3月日 JST URL:https://www.ushio.co.jp/jp/technology/glossary/ 解説 ガラスとは、原子配列が不規則であり、ガラス転移現象を示す固体のこと。 一般的な特徴としては、透光性が良い、絶縁物、耐食性が良い、曲がらない、堅くてもろい、組成が変えられる、形が自由になるなどがある。 ※実用化されているガラスのほとんどは酸化物ガラスである。 <酸化物ガラスの代表的な種類> 石英ガラス 二酸化珪素(SiO2)を主成分とするガラスで、通常のガラスに比べ、SiO2 純度が高いものをいう。 →石英ガラスを参照。 特長としては、透光性が良い、耐熱性が良い、耐薬品性がよい、不純物が少ない、などがある。用途には、照明用、光学用、理化学用、半導体工業用、液晶用、光ファイバ用などがある。 ソーダ石灰ガラス Na2O/CaO/SiO2を主成分とし、硬く、軽い、成型容易、化学的耐久性に優れている、原料入手容易、安価などの特長を持ち、板ガラス、瓶ガラス等で広く使われる。 一般にガラスの化学的耐久性を悪くし、熱膨張係数を大きくする成分は、酸化リチウム、酸化ナトリウム、酸化カリウムなどのアルカリ成分であり、これらをホウ酸やアルミナで置換するなどで改善している。 ホウケイ酸ガラス B2O3/SiO2を主成分としたガラスをホウケイ酸ガラス(bolosilicate glass )と呼ぶ。ほぼ380nmから2000nmまでの波長の光を透過し、耐熱性を持ち、屈折率が約1.5程度のガラス。 普通のソーダライムガラスより熱膨張率が小さく、耐熱ガラスとして用いられ、ビーカーなどの理化学用器具、耐熱食器、医薬品アンプルガラス、電子管金属熔着ガラス、液晶テレビのバックライト用冷陰極蛍光ランプなどに使われる。 パイレックス 1915年に米国コーニング社が開発したコード番号7740のホウケイ酸ガラスであり、科学的耐久性が高く、熱膨張率が低いことに特長があり、理化学ガラスの代表的存在となっている。耐熱食器などにも使われ一般にもなじみが深い。 無アルカルアルミノホウケイ酸ガラス ホウケイ酸ガラスにアルミナ(Al2O3)を加え、アルカリ金属を除いたもの。 液晶パネルの基板ガラスに使 われている。 高ケイ酸ガラス ホウケイ酸ガラス(主成分:B2O3/SiO2)からB2O3を除去するなどして作る。1934年に米国コーニング社はこの高ケイ酸ガラス(96% SiO2)を開発し、1934年にバイコールガラス(vycor glass)の名前で発売した。 石英ガラスに近い熱膨張係数を持ち、理化学用や自動車の前照灯、着色H4ハロゲンランプ(自動車用品市場で扱われる)などに使われている。 アルミノケイ酸塩ガラス Al2O3/SiO2を主成分としたガラス。 高い軟化温度を持ち、高圧水銀ランプ(高圧UVランプ)、ハロゲン電球、高負荷電子管、フォトマスク、PDPテレビなどに使われる。 鉛ガラス K2O/PbO/SiO2としたガラス。 特徴として、軟く重い、屈折率が高く、また透明度も高いなどがある。 クリスタルガラスとして装飾品や高級食器に、高屈折率、高分散用の光学ガラスとして各種レンズに使われる。また放射線遮蔽ガラスとしてブラウン管ファンネルにも使われる。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Glass optical fiber | 20万Km/S |
glǽs ɑ́ptikəl fáibər | 650nm |
グラゥェス アォプティカゥルゥ ファイバゥァ | fiber |
グラゥェス・アォプティカゥルゥ・ファイバゥァ | Plastic Optical Fiber |
グラゥェ́ス・アォ́プティカゥルゥ・ファ́イバゥァ | POF |
グラス オプティカル ファイバー | プラスチック光ファイバー |
グラス・オプティカル・ファイバー | quartz optical fiber |
グラ́ス・オ́プティカル・ファ́イバー | アクリル |
ガラス光ファイバー | ガラス繊維 |
ガラス製光ファイバー | グラスファイバー |
石英ガラス光ファイバー | シリカ・ガラス |
石英光ファイバー | ファイバー |
ファイバゥー | |
フッ素樹脂 | |
ポリカーボネート | |
ポリスチレン | |
ポリメタクリル酸メチル | |
完全フッ素化ポリマー | |
石英 | |
石英ガラス | |
繊維 | |
optical fiber | |
光ファイバー | |
光学繊維 | |
更新日:2024年 4月26日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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glass | Fuse |
glǽs | fjúːz |
グラゥェス | フィユーズ |
グラゥェ́ス | フィユ́ーズ |
ガラス | ヒューズ |
ガラ́ス | ヒュ́ーズ |
[名詞] | [名詞] |
ガラス | ヒューズ |
ガラス製品 | [他動詞] |
ガラスせいひん | ~を溶かす |
窓ガラス | ~を溶解する |
・ | ヒューズが切れる |
石英ガラス | [自動詞] |
Fused quartz | 溶ける |
fjuzd kwɔ́rts | 溶解する |
フィユーズトゥ クゥォーツ | ・ |
フィユーズトゥ・クゥォーツ | Fused |
フィユーズトゥ・クゥォ́ーツ | fjuːzd |
フューズド クォーツ | フィユーズトゥ |
フューズド・クォーツ | フューズド |
フューズド・クォ́ーツ | [形容詞] |
溶融石英 | 溶かした |
ようゆう せきえい | とかした |
溶融シリカ | 溶融した |
ようゆうシリカ | ようゆうした |
シリカ・ガラス | 融解した |
シリカガラス | 融合した |
・ | ・ |
ソーダ石灰ガラス | quartz |
ソーダせっかいガラス | kwɔ́rts |
ホウケイ酸ガラス | クゥォーツ |
パイレックス | クゥォ́ーツ |
無アルカルアルミノホウケイ酸ガラス | クォーツ |
高ケイ酸ガラス | クォ́ーツ |
アルミノケイ酸塩ガラス | [名詞] |
鉛ガラス | 石英 |
なまりガラス | 石英ガラス |
水晶硝子 | |
更新日:2024年 4月12日 |