出典: ボトルネック 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2007/03/07,URL: https://www.wdic.org/ 瓶の首。転じて「狭い部分」、「経路上の障害箇所」、「隘路」の意。 [概要] コンピューター処理やネットワーク上で、特定の部分だけが負荷が高いために本来の処理速度を実現できなくなる部分のこと。トラフィックを制限するために意図的に挿入されるボトルネックをフューズという。 |
出典: ボトルネック 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年6月14日 (金) 00:56 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ボトルネック (bottleneck) とは、システム設計上の制約の概念。英語の「瓶の首」の意。一部(主に化学分野)においては律速(りっそく、「速さ」を「律する(制御する)」要素を示すために使われる)、また『隘路(あいろ)』と言う同意語も存在する。80-20の法則などが示すように、物事がスムーズに進行しない場合、遅延の原因は全体から見れば小さな部分が要因となり、他所をいくら向上させても状況改善が認められない場合が多い。このような部分を、ボトルネックという。瓶のサイズがどれほど大きくても、中身の流出量・速度(スループット)は、狭まった首のみに制約を受けることからの連想である。 ・・・ |
出典: フォン・ノイマン・ボトルネック 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年7月3日 (金) 11:44 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ フォン・ノイマン・ボトルネック(英: Von Neumann bottleneck)は、コンピュータ・アーキテクチャの1つの型であるノイマン型に存在する性能上のボトルネック。 [概要] ノイマン型では、記憶装置に命令を格納するので、プロセッサが命令を実行するには必ずバスを通して記憶装置(メモリなど)にアクセスしなければならず、プロセッサと記憶装置のアクセス速度が遅ければコンピュータ全体のボトルネックになる。 なお、本来この事はノイマン型だけでなくプログラム内蔵方式に共通の事項であるが、プログラム内蔵方式の代表例がノイマン型であるためこのように呼ばれる。 現代のコンピュータはほとんどがプログラム内蔵方式であるため、CPUの性能向上だけでなく、記憶装置のアクセス速度向上も図られており、キャッシュメモリを導入するなど、記憶の階層化は、コンピュータ全体のパフォーマンスの改善のために重要である。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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bottle neck | neck |
bottleneck | nék |
bɑ́təlnɛ̀k | ネァック |
ボァトゥルゥネック | ネァッ́ク |
ボァ́トゥルゥネッ̀ク | ネック |
ボトルネック | ネッ́ク |
ボ́トルネッ̀ク | [名詞] |
[名詞] | 首 |
瓶の首 | くび |
びんの くび | |
隘路 | |
あいろ | |
狭い通路 | |
[自動詞] | |
停滞する | |
ていたいする | |
更新日:2023年12月16日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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von Neumann bottleneck | ノイマン型コンピューター |
vɔn ńumən bɑ́təlnɛ̀k | フォン・ノイマン型コンピューター |
ヴォン ニューマゥン ボァトゥルゥネック | ・ |
ヴォン・ニューマゥン・ボァトゥルゥネック | bottleneck |
ヴォン ニュ́ーマゥン・ボァ́トゥルゥネッ̀ク | bɑ́təlnɛ̀k |
フォン ノイマン ボトルネック | ボァトゥルゥネック |
フォン・ノイマン・ボトルネック | ボァ́トゥルゥネッ̀ク |
フォン・ノ́イマン・ボ́トルネッ̀ク | ボトルネック |
ノイマン・ボトルネック | ボ́トルネッ̀ク |
[名詞] | |
瓶の首 | |
狭い通路 | |
隘路 | |
あいろ | |
[自動詞] | |
停滞する | |
[他動詞] | |
~の進行を邪魔する | |
更新日:2024年 4月 5日 |