出典: Cバンド [外語] C band [読み] スィー・バンド 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/08/11,URL: https://www.wdic.org/ マイクロ波の帯域の一つで、SHF帯の帯域。4GHz〜8GHz(7.5cm〜3.75cm)。「C帯」とも。 [概要] 衛星通信バンドでは、以下が使われる。 ● アップリンク 6GHz帯 ● ダウンリンク 4GHz帯 [特徴] 元々は米軍用語で、暗号的に付けられた名称である。よってCという名に深い意味はない。 静止衛星が主に使う周波数帯(Cバンド、Kuバンド、Kaバンド)の一つ。 出典: 電波帯域 [外語] band 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/08/12,URL: https://www.wdic.org/ 電波を、周波数ごとに分類したもの。電波の帯域区分。 [概要] 分類の方法には幾通りかがある。 周波数ごとに、長波、中波、短波…といった分類が一般的でよく使われる。 用途に応じて更に再分割されて利用されることもある。 [周波数分類] 一般的な分類 頭の数字はITUバンド番号。ITUによるRadio Regulations(無線通信規則)の分類では、このうち4から12までを定義している。 ● (0) 極極極極超長波 (TLF) (<3Hz) ● (1) 極極極超長波 (ELF) (3〜30Hz) ● (2) 極極超長波 (SLF) (30〜300Hz) ● (3) 極超長波 (ULF) (300〜3000Hz) ● 4 超長波 (VLF) (3〜30kHz) ● 5 長波 (LF) (30〜300kHz) ● 6 中波 (MF) (300〜3000kHz) ● 7 短波 (HF) (3〜30MHz) ● 8 超短波 (VHF) (30〜300MHz) ● マイクロ波 ・ 9 極超短波 (UHF) (300〜3000MHz) ・ 10 センチメートル波 (SHF) (3〜30GHz) ・ 11 ミリメートル波 (EHF) (30〜300GHz) ・ 12 サブミリ波 (THF) ≒ テラヘルツ波 (300〜3000GHz) マイクロ波 マイクロ波の分類俗称は、アメリカの米軍から生まれIEEEの基準になった方式と、EU・NATOの方式とがあるようである。一部名称が重複するが、異なるものである。 IEEE IEEE方式(米軍方式)は、軍事方面のほか、衛星通信では「衛星通信バンド」として、あるいは電波天文学その他でも、広く使われている。 ● Lバンド (1〜2GHz) ‐ Long wave ● Sバンド (2〜4GHz) ‐ Short wave ● Cバンド (4〜8GHz) ● Xバンド (8〜12GHz) ● Kuバンド (12〜18GHz) ‐ Kurz-under ● Kバンド (18〜27GHz) ‐ ドイツ語のKurz ● Kaバンド (27〜40GHz) ‐ Kurz-abobe ● Vバンド (40〜75GHz) ● Wバンド (75〜110GHz) ‐ Vの次の文字 ● mmバンド (110〜300GHz) NATO ● Aバンド (0〜0.25GHz) ● Bバンド (0.25〜0.5GHz) ● Cバンド (0.5〜1.0GHz) ● Dバンド (1〜2GHz) ● Eバンド (2〜3GHz) ● Fバンド (3〜4GHz) ● Gバンド (4〜6GHz) ● Hバンド (6〜8GHz) ● Iバンド (8〜10GHz) ● Jバンド (10〜20GHz) ● Kバンド (20〜40GHz) ● Lバンド (40〜60GHz) ● Mバンド (60〜100GHz) 導波管 導波管やネットワーク機器類では、IEEE方式と似たような呼称を用いるが、高周波および低周波で独自の帯域を定義している。IEEE方式と同名でも周波数が微妙に違っている。 メーカーや機器によって異なるため、最も一般的なものを以下に記載する。 ● Qバンド (33〜50GHz) ● Uバンド (40〜60GHz) ● Vバンド (50〜75GHz) ● Eバンド (60〜90GHz) ● Wバンド (75〜110GHz) ● Fバンド (90〜140GHz) ● Dバンド (110〜170GHz) ● Gバンド (140〜220GHz) ● Yバンド (170〜260GHz) ● Jバンド (220〜325GHz) ● ?バンド (325〜500GHz) 170〜260GHzをHバンドとするものや、325〜500GHzをYバンドとするものもある。 ・・・ |
出典: センチメートル波 [外語] Super High Frequency 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/08/12,URL: https://www.wdic.org/ 電波帯域の区分の一つで、電波法施行規則による名称。ITU Radio Regulations(無線通信規則)の記号は「SHF」。いわゆるマイクロ波の一つ。略称「センチ波」。 [範囲] ● 周波数: 3GHz〜30GHz ● 波長: 10cm〜1cm ● 周波数帯の番号: 10 ● 周波数帯の略称: SHF ● メートルによる区分: センチメートル波 [特徴] 強い直進性を示す。ミリメートル波(EHF)帯と比較すると雨や霧による影響が少ない。 主に業務用通信、衛星通信、衛星放送、電話回線、各種レーダーに利用されている。 主な用途は次の通り。 ● 5.2〜5.8GHz帯 (5GHz帯) ・ 無線LAN ◎ IEEE 802.11a ● 5.6GHz ・ アマチュア無線 ● 10GHz帯 ・ アマチュア無線 ● 11GHz帯 ・ BS放送 ● 12GHz帯 ・ CS放送(スカパー!) ・ 難視聴地域用の地上波テレビ放送 前後の帯域 (長波長) 極超短波(UHF) ‐ センチメートル波(SHF) ‐ ミリメートル波(EHF) (短波長) |
出典: センチメートル波 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年3月13日 (土) 06:36 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ センチメートル波(センチメートルは)は、波長が1cmから10cm、3GHzから30GHzの周波数の電波をいう。英語ではSuper High Frequency、略してSHFと呼ばれる。 [概要] 極超短波(UHF)などとともにマイクロ波の一部である。 電波の中では比較的波長が短い方であり、直進性が強いのでエネルギーを集中させやすくアンテナ類も小さくできるが、ほとんど回折しないので電波遮蔽物の後方に回り込むことは少なく、電波の到達範囲が限定される。ミリ波に比べると雨や霧による影響が少ない。送信機/受信機とアンテナの間の伝送路として電線はあまり向かず、特に大電力の伝送では導波管が用いられることが多い。また、発振や変調などの回路にも比較的高度な技術が要求される。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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SHF | ・ |
és éitʃ éf | Kaバンド |
エス エイチ エゥフ | 27〜40GHz |
エ́ス エ́イチ エゥ́フ | 【 以下関連語 】 |
エス エイチ エフ | Vバンド |
エ́ス エ́イチ エ́フ | 40〜75GHz |
Super High Frequency | ・ |
súːpər hái fríːkwənsi | Wバンド |
スーパー ハイ フリクヮンシィー | 75〜110GHz |
スーパー・ハイ・フリクヮンシィー | ・ |
スーパー ハイ フレケンシー | mmバンド |
スーパー・ハイ・フレケンシー | 110〜300GHz |
センチメートル波 | ・ |
センチ波 | 電波 |
3~30GHz | マイクロ波 |
・ | 10~1cm |
L band | ・ |
Lバンド | super |
エル・バンド | súːpər |
1〜2GHz | スーパゥー |
・ | スーパー |
Sバンド | [形容詞] |
2〜4GHz | 最高の |
・ | 極上の |
C band | [副詞] |
C-band | 非常に |
Cバンド | ・ |
シィー・バンド | Frequency |
シー・バンド | fríːkwənsi |
C帯 | フリクヮンシィー |
4~8GHz | フリークウェンスィー |
・ | フレケンシー |
Xバンド | [名詞] |
8〜12GHz | 周波数 |
・ | しゅうはすう |
Kuバンド | 振動数 |
12〜18GHz | 頻度 |
・ | 頻発 |
Kバンド | 頻繁に起きること |
18〜27GHz | 回数 |
更新日:2023年11月28日 |