出典: CD-R 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2007/07/20,URL: https://www.wdic.org/ 一度だけ書き込めるCD。消去は出来ない。 [概要] 通常のCDと同じポリカーボネート基材に有機色素をコーティングし、その上に金の反射膜を蒸着している。 媒体の形状や読み出し特性などはCD-ROMとほぼ同じ。 仕様は規格書オレンジブックで規定されている。 [特徴] 耐久性 CD-Rは100年程度の保存に耐えられると言われており、米国では公式文書の保存用メディアとして認可されている。 但し紫外線に弱いという弱点もあるので、直射日光にさらしてはならない。またCD同様、レーベル面の保護膜は薄く出来ているので、傷を付けたりしないように扱う。 但し、安価なものは長持ちしないことが多いようだ。 技術 ● レーザー光波長 ‐ 775〜795nm(記録)、770〜830nm(再生) ● 記録パワー ‐ 4〜8mW ● 対物レンズ開口数 ‐ 0.5(記録)、0.45(再生) ● トラックピッチ ‐ 1.6µm ● 誤り訂正符号 ‐ リードソロモン積符号 由来 1988(昭和63)年に太陽誘電により開発され、翌年1989(平成元)年にCDの正式規格として採用され、物理フォーマットは規格書Orange Book Part IIとして規定された。一度だけ書き込める(Write Once)なため、WORM(Write Once Read Many)媒体の一種に分類されている。 ・・・ |
出典: CD-R 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年6月19日 (火) 10:46 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ CD-R(英: compact disc - recordable)は、データを書き込みできるコンパクトディスクの一つである。一度書き込まれたデータは書き換えも消去もできないが、容量の許す限り追記が可能であり、このことから「追記型」(WORMメディア)と呼ばれる。"That's"ブランドの太陽誘電が1988年に開発して、1989年6月より販売開始。1990年に規格書「オレンジブック パートII」に規定された。CD-Rとは、もともとは太陽誘電内の社内用コードネームであった。 [概説] 在来の記録済みCDが、アルミニウム製の薄膜に「ピット」と呼ばれる微小な凹みを設けて光の反射の度合いの変化でデータを読み取るが、これに対してCD-Rでは、金属薄膜に塗布された有機色素の有無で反射の度合いを変化させる。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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CD-R | Compact |
síː díː ɑ́ːr | kəmpǽkt(形)(動) |
シィー ディー アゥー | kɑ́mpæ̀kt(名) |
シィ́ー ディ́ー アゥ́ー | コゥンパェクトゥ(形)(動) |
シー ディー アール | カァンパェクト(名) |
シ́ー ディ́ー ア́ール | コゥンパェ́クトゥ(形)(動) |
COMPACT disc Recordable | カァ́ンパェ̀クト(名) |
Compact Disc Recordable | コンパクト |
Compact Disc-Recordable | コンパ́クト(形)(動) |
Compact Disk Recordable | コ́ンパ̀クト(名) |
compact disc - recordable | [形容詞] |
kəmpǽkt dísk rikɔ́ːrdəbəl | 小型の |
カァンパェクト デェィスク リコーァダゥボルゥ | ぎっしり詰まった |
カァンパェクト・デェィスク・リコーァダゥボルゥ | 密集した |
カァ́ンパェ̀クト・デェィ́スク・リコ́ーァダゥボルゥ | [他動詞] |
コンパクト ディスク レコーダブル | ファイルを圧縮する |
コンパクト・ディスク・レコーダブル | [名詞] |
コ́ンパクト・デ́スク・レコ́ーダブル | 小型車 |
・ | 契約 |
CD-WO | ・ |
シー ディー ダブリュー オー | 650MB |
CD-Write Once | 700MB |
Compact Disk Write Once | CD-MO |
WO-CD | CD-R File System |
シーディーライトワンス | CD-R FS |
書き込み可能CD | CD-ReWritable |
追記型CD | CD-RW |
破壊型記録方式 | CD-Rファイル・システム |
・ | CD-UDF |
WORMメディア | |
パケット・ライティング | |
太陽誘電 | |
有機色素 | |
更新日:2024年 4月19日 |