出典: ファクシミリ 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年3月4日 (木) 16:56 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ファクシミリ(英語: facsimile)とは、文字や図形や写真など静止画像を細かい画素に分解し、電気信号に変えて伝送し、受信側はそれを紙面上に再生(再現)する通信方式。短縮形ではFAX(ファックス)。 [名称] この種の伝送は最初から「ファクシミリ」という呼称で定まっていたわけではなく、様々な呼ばれ方をしてきた歴史があり、たとえば「telephotography テレフォトグラフィ」や「telecopy テレコピー」などと呼ばれていたこともある。「ファクシミリ facsimile」という用語はラテン語のfac simile(=「同じものを作れ」)←{facere(為す)+simile(同一)}が語源である。「facsimile」は印欧語圏では、「(原版の)忠実なコピー」という意味が第一義的な意味であり、現在もそちらの意味でも広く使われており、たとえば「写本のファクシミリ(=忠実なコピー)」「肉筆の手紙のファクシミリ(=忠実なコピー)」などと日常的に言っており、「facsimile」という言葉のほうを中心に据えてみると、(この記事で説明している)図像の伝送装置は、実は、1番目ではなく、2番目に位置する用法として用いられている。「FAX」のほうは本来、ゼロックス社のファクシミリに附された登録商標であったが、商標の普通名称化により広く使われる言葉となっている。 ・・・ |
出典: モデム 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年4月17日 (水) 05:21 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ モデム(modem)は、ディジタル通信の送受信装置である。modemという語は、送信のためのデータに基づく変調装置(モジュレータ、modulator)と、受信した信号からデータを取出す復調装置(デモジュレータ、demodulator)のそれぞれの前半を取り出してつなげた一種のかばん語である。 [概要] 公衆交換電話網・専用線・利用者が構内に敷設した私設線・無線電話で、通信速度300bpsから56Kbpsの音声可聴帯域周波数 (300 - 3400Hz)モデムが使用される。非可聴音(数百kHz~数MHzの高周波)を使うADSLモデム等に対して、アナログモデムとの呼称もあるが、一般に認知された表現とはいえない。あるいは通信の途中がデジタル化されていることを前提にした規格ITU V.90、V.92モデムについて、加入側がアナログ回線でアナログモデムと称する場合もある。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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FAX | 画像転送 |
fax | ファックス機能 |
fǽks | |
ファックス | |
Facsimile | |
fæksíməli | |
フェクシマゥリィ | |
ファクシミリ | |
・ | |
G3 FAX | |
Group 3 FAX | |
Group 3 Facsimile | |
・ | |
G4 FAX | |
Group 4 Facsimile | |
・ | |
FAXアダプター | |
ファックス・アダプター | |
FAXボード | |
FAXモデム | |
パソコンFAX | |
更新日:2022年 1月 7日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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モデム | 33.6kbps |
analog modem | 56kbps |
FAXモデム | ADSLモデム |
MODEM | アナログ回線 |
modem | アナログ接続 |
móudem | ダイヤルアップ接続 |
モゥダゥム | |
MOdulator/DEModulator | |
modulator/demodulator | |
MOdulator-DEModulator | |
modulator-demodulator | |
mɑ́dʒulèitər dimɑ́dʒəlèitər | |
モジュレィダゥー・ディモジュレィダゥー | |
モジュレーター・デモジュレーター | |
モジュレータ・デモジュレータ | |
アナログ・モデム | |
アナログモデム | |
ファックス・モデム | |
変調装置 | |
変調復調装置 | |
変復調器 | |
変復調装置 | |
更新日:2022年 4月24日 |