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ICT用語の意味と同義語

【 「G.992.4」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: ADSL2 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2009/12/26,URL: https://www.wdic.org/

 ADSLの拡張規格で、高速・長距離への対応を目的とする規格。

[概要]
 米Awareなどが提唱した、ADSLの拡張規格の一つ。
2002(平成14)年7月に規格化された、ITU-T G.992.3(G.dmt.bis)とITU-T G.992.4(G.lite.bis)という二つの規格の総称である。
従来のITU-T G.992.1(G.dmt)およびITU-T G.992.2(G.lite)の改良版であり、様々な技術を導入して、長距離でも安定した通信が可能なようにした。

[特徴]
趣旨
 かつてはG.bis ADSL2やG.dmt bisなどと呼ばれ、ADSL2承認前からイー・アクセスの12Mbps ADSLサービス「ADSLプラス」で、ADSL2の技術の一部が採用されていた。安定した通信が実現できれば、距離が伸びても速度の低下が減り、もって全体的な速度の底上げが見込まれる。
次のような技術でADSLの長距離化を実現した。
● 通信時の接続維持に用いるパイロット信号の周波数を16周波数から選択可能にして移動可能にする
● 信号伝送を安定させる
● トレリス符号化を採用してランダムノイズ対策を実施
このほか、回線状態に応じて随時リンク速度の変更をおこなうなど、長距離化と安定性確保のための対策が講じられている。



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

ADSL2 (通信用語の基礎知識)



【 G.992.4 の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
ADSL2 ADSL
éi díː és él túː Gシリーズ勧告
エイ ディー エス エィルゥ エィルゥ トゥー ITU-Tホワイトブック
エ́イ ディ́ー エ́ス エィ́ルゥ トゥ́ー ITU-T勧告
エー ディー エス エル ツー Asymmetric digital subscriber line transceivers 2
エ́ー ディ́ー エ́ス エ́ル ツ́ー エイソメトゥリク・ディジタゥル・サブスクライバー・ライン・トゥランシーバーズ・トゥー
Asymmetric Digital Subscriber Line 2 アシメトリック・デジタル・サブスクライバー・ライン・トランシーバー・ツー
èisəmétrik dídʒitəl səbskráibər láin túː 非対称ディジタル加入者線送受信機2
エイスィメトゥリック ディジタゥルゥ サゥブスクライバゥー ラゥイン トゥー Annex C
エイスィメトゥリック・ディジタゥルゥ・サゥブスクライバゥー・ラゥイン・トゥー
エ̀イスィメ́トゥリック・ディ́ジタゥルゥ・サゥブスクラ́イバゥァー・ラゥ́イン・トゥ́ー Asymmetric
エイシメトリック デジタル サブスクライバー ライン ツー èisəmétrik
エイシメトリック・デジタル・サブスクライバー・ライン・ツー エイスィメトゥリック
エ̀イシメ́トリック・デ́ジタル・サブスクラ́イバー・ラ́イン・ツ́ー エ̀イスィメ́トゥリック
G.992.3 エイシメトリック
ITU-T G.992.3 エ̀イシメ́トリック
G.dmt.bis [形容詞]
G.992.4 非対称の
ITU-T G.992.4 ひたいしょうの
G.lite.bis hitaisyouno

非対称的な

不均衡な





































更新日:2023年11月28日




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