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ICT用語の意味と同義語

【 「pseudo」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: ノンプリエンプティブマルチタスク 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/02/27,URL: https://www.wdic.org/

 マルチタスクの方式の一つで、オペレーティングシステム(OS)自体はタスクを管理せず、アプリケーション側にタスク管理を任せる方式。ノンプリエンティブマルチタスクとも。

[概要]
 Windows 3.1以前や、Mac OS 9以前のMac OSなどで採用されている方式である。
 タスク管理という複雑な機構が不要な分、OSは軽量になる。しかし、あるタスクがハングアップするなどして処理時間を自発的に開放しない場合、他のタスクに処理時間が渡らなくなりシステム全体の動作がおかしくなるという難点がある。
 このため、この方式は正確にはマルチタスクとは言わないとされている。
出典: 疑似ファイルシステム [外語] pseudo filesystem 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2013/06/06,URL: https://www.wdic.org/

 カーネル内の情報へのアクセスを提供するための、仮想的なファイルシステム。

[概要]
 UNIXでは、あらゆるものをファイルのように扱うという文化がある。
 疑似ファイルシステムは、ファイルにアクセスするのと同様の方法で、システムの状態などへのアクセスを可能とする。
 具体的には、アクセスするためのパスを用意し、アプリケーションがopen(2) read(2) write(2) ioctl(2) close(2)などのシステムコールを発行できるようにするものである。
 あくまで仮想的にファイルがあるかのように見せかけているだけで、ディスクドライブ等に実際のファイルがあるわけではないことから、疑似(pseudo)ファイルシステムと呼ばれている。

[特徴]
 よく使われている疑似ファイルシステムに、次のようなものがある。
 ● devtmpfsde
 ● bugfs
 ● devfs
 ● devpts
 ● fusectl
 ● procfs
 ● securityfs
 ● sysfs
 ● tmpfs
 ● udev
 ● NFS
出典: マルチタスク 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年11月27日 (水) 04:35 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 マルチタスク (英: multi tasking) は、コンピュータにおいて複数のタスク(プロセス)を切り替えて実行できるシステムのことである。Unixなど「プロセス」という用語を使うシステムではマルチプロセスともいう(ほぼ同じものを別のシステムでは別の名で呼んでいることもあれば、違うものを同じ名で呼んでいることもあれば、何らかの理由で呼び分けていることもある)。マルチプログラミングという語は複数のプログラムを動かすという点に着目した語である(一般に、「タスク」とか「プロセス」は、プログラムの活動実体、といったようなものを指す語である)。逆に、同時に一つのタスクしか実行できない方式をシングルタスクという。

[ノンプリエンプティブ・マルチタスク]
 各タスク自身が、短い時間間隔でOSに処理を返す方式によって実現されているものを、ノンプリエンプティブなマルチタスク、協調的マルチタスクという。例えばイベント待ち行列を参照する際などにタスクが自分でOSに制御を渡す(NetWareの様にシステムコールの都度制御を返す実装もある)。OSがCPU資源を管理する必要がないので処理は少ない。しかし、長時間CPUを占有し続けるタスクが存在すると、実質的にシングルタスクと同じになってしまうという欠点がある(例えば、特定のタスクが無限ループに陥るなどOSに処理をかえせなくなると、他のタスクを道連れにしてシステムがハングアップする結果になる。かつてのMac OSやWindows 3.x、Windows 9x系における16bit Windowsプログラムの動作、などはこの方式である)。 ・・・


【 「pseudo」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: 仮想ファイルシステム 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年1月1日 (日) 02:19 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

仮想ファイルシステム(英: Virtual File System、VFS)は、実際のファイルシステムの上位に位置する抽象化層である。VFSの目的はクライアントアプリケーションが様々なファイルシステムに同じ方法でアクセスできるようにすることである。例えば VFS を使うと、クライアントアプリケーションはローカルな記憶装置にもネットワーク上の記憶装置にも透過的にアクセスできるため、その違いを意識する必要がない。あるいは、Windows、Mac OS、UNIXといったオペレーティングシステム (OS) の違いを超えてファイルシステムの違いを意識することなくアクセスすることが可能となる。 ・・・



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

疑似ファイルシステム (通信用語の基礎知識)
ノンプリエンプティブマルチタスク (通信用語の基礎知識)
仮想ファイルシステム (Wikipedia)
マルチタスク (Wikipedia)



【 pseudo の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
cooperative multitasking cooperative
kouɑ́pərətiv mʌ́ltitɑ̀ːskiŋ kouɑ́pərətiv
コウアパレディヴ モァルゥティタスキング コウアパレディヴ
コウアパレディヴ・モァルゥティタスキング コウア́パレディヴ
コウア́パレディヴ・モァ́ルゥティタ̀スキング コウアパラティヴ
コーアパディヴ マルチタスキング コウア́パラティヴ
コーアパディヴ・マルチタスキング [形容詞]
コウア́パラティヴ・マ́ルチタ̀スキング 共同の
きょうどうの
pseudo multitasking kyoudouno
súːdou mʌ́ltitɑ̀ːskiŋ 共同的な
スードウ モァルゥティタスキング 共同して行う
スードウ・モァルゥティタスキング
ス́ードウ・モァ́ルゥティタ̀スキング pseudo
スードウ マルチタスキング súːdou
スードウ・マルチタスキング スードウ
ス́ードウ・マ́ルチタ̀スキング ス́ードウ
[形容詞]
non-preemptive multitasking 疑似の
nonpreemptive multitasking ぎじの
nɑ́n priːémtiv mʌ́ltitɑ̀ːskiŋ gijino
ナゥン プリエンプテヴ モァルゥティタスキング 偽物の
ナゥン・プリエンプテヴ・モァルゥティタスキング にせものの
ナゥ́ン・プリエ́ンプテヴ・モァ́ルゥティタ̀スキング nisemonono
ノン プリエンプティブ マルチタスキング まがいものの
ノン・プリエンプティブ・マルチタスキング
ノ́ン・プリエ́ンプティブ・マ́ルチタ̀スキング preemptive
ノン・プリエンプティブ方式 priːémtiv
ノン・プリエンプティブ・マルチタスクOS プリエンプテヴ
ノン・プリエンプティブなマルチタスク プリエ́ンプテヴ
ノンプリエンプティブ方式 プリエンプティブ
擬似マルチタスク プリエ́ンプティブ
ぎじ マルチタスク [形容詞]
giji maruchi tasuku 先手を取る
擬似マルチタスク方式 せんてを とる
疑似マルチタスク sentewo toru
協調型マルチタスク 予防の
きょうちょうがた マルチタスク
協調的マルチタスク



更新日:2023年 9月22日




【 pseudo の同義語と関連語 】
< 2 >
同義語・類義語 関連語・その他
VFS Virtual
Virtual File System və́ːrtʃuəl
və́ːrtʃuəl fáil sístəm ヴァゥーチュァルゥ
ヴァゥーチュァルゥ ファイルゥ シィステム ヴァーチュアルゥ
ヴァゥーチュァルゥ・ファイルゥ・シィステム ヴァーチャルゥ
バーチャル ファイル システム バーチャル
バーチャル・ファイル・システム [形容詞]
ブイ エフ エス 仮想の
仮想ファイル・システム 虚像の
仮想ファイルシステム
pseudo
pseudo file system súːdou
súːdou fáil sístəm スウドウ
スードウ ファイルゥ シィステム スードウ
スードウ・ファイルゥ・シィステム [形容詞]
スードウ ファイル システム 偽物の
スードウ・ファイル・システム まがいものの
疑似ファイル・システム 疑似の
疑似ファイルシステム [名詞]

詐欺師

偽名







































更新日:2022年 5月 8日




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