出典: スタブ [外語] stub 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/05/07,URL: https://www.wdic.org/ ソフトウェア開発時、デバッグ作業などで使われる仮のサブルーチンのこと。 |
出典: スタブ 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年6月9日 (水) 03:26 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ スタブ(stub)とは、コンピュータプログラムのモジュールをテストする際、そのモジュールが呼び出す下位モジュールの代わりに用いる代用品のこと。下位モジュールが未完成でも代わりにスタブを用いることでテストが可能になる。逆に上位モジュールの代わりに用いる代用品をドライバ(ソフトウェアの場合)またはコントローラ(ハードウェアの場合)と呼ぶ。ただし、仮のモジュールではなく正規のモジュールについてもドライバまたはコントローラと呼ばれる事があるので、区別するために「テストドライバ」や「サンプルドライバ」などと呼ぶ事も多い。 なお、stubの原義は使い残し、半券、切り株と言った意味である。 [概要] 呼び出す側(上位)のモジュールを検査する場合に、呼び出される側(下位)の部品モジュールが未完成であることがある。このとき、呼び出される側の部品モジュールの代用とする仮のモジュールを、「スタブ」と呼ぶ。スタブモジュールは設計仕様に定義されている全ての関数を実装してあるが、関数内部は正規の動作をせず、定数を返すだけという作りになっている事が多い。下位モジュールの関数の戻り値によって、上位モジュールの動作が分岐する場合は、その分岐パターンを満たすための最低限のいくつかの定数を返す、複数のスタブを作る場合もある。あるいは(その関数が引数をとる場合は)与えられる引数によって(正規の処理とは関係ない、最低限の分岐処理だけを実装し)、それらの値を返すスタブを作ることもある。 ・・・ |
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同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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stub | 下位モジュール |
stʌ́b | |
スタブ | |
[名詞] | |
半券 | |
チケットの半券 | |
使い残り | |
切り株 | |
[他動詞] | |
雑草や切り株を引き抜く | |
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スタブ・コード | |
スタブ・モジュール | |
更新日:2022年 1月 8日 |