出典: 車輪の再発明 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年10月26日 (月) 09:50 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 車輪の再発明(しゃりんのさいはつめい、英: reinventing the wheel)とは、「広く受け入れられ確立されている技術や解決法を(知らずに、または意図的に無視して)再び一から作ること」を指すための慣用句。誰でも直観的にその意味が分かるように、車輪という誰でも知っていて古くから広く使われている既存の技術を比喩の題材として使った慣用表現で、世界中で使われている。 [概要] Cambridgeの辞書では「誰かがすでに生み出した何かを自分で生み出そうとして時間を無駄にすること」といった解説を掲載している。 McGraw-Hill Dictionary of American Idioms and Phrasal Verbsでは「不要あるいは冗長な準備を行うこと」という解説を掲載している。 一般的には、古くからタダで皆に使われている技術や技法があるのなら、それをそっくりそのまま模倣して使えば、ほとんど時間もかからず労力もほとんど使わずに済む。それなのに、わざわざまた自分でゼロからアイディアを練る段階から始めていては、時間・労力・コストなどの無駄なので、「車輪の再発明」は基本的には、時間の無駄、愚かなこと、ばかばかしいこと、というニュアンスで用いられている。 特にIT業界、なかでもSEやプログラマの間で好んで用いられている表現、概念である。 ・・・ |
出典: アンチパターン 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年6月7日 (金) 20:28 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ソフトウェア開発におけるアンチパターン (英: anti-pattern) とは、必ず否定的な結果に導く、しかも一般的に良く見られる開発方式を記述する文献形式を言う。その内容は、基本的には、否定的な開発方式の一般的な形、主原因、症状、重症化した時の結果、そしてその対策の記述からなる。デザインパターンを補完・拡張する関係にあるもので、多くの開発者が繰り返すソフトウェア開発の錯誤を明確に定義することにより、開発や導入を阻害する一般的で再発性の高い障害要因の検知と克服を支援することが目的である。 [概要] ある問題に対する、不適切な解決策を分類したものをアンチパターンと言う。 アンチパターンという呼び方は、アンドリュー・ケーニッヒが1995年に作り出したもので、後に書籍The patterns handbookで再掲された。 ・・・ |
アンチパターン | anti-pattern | ǽnti pǽtərn | アェンティー パェータゥーン |
アェンティー・パェータゥーン | ・ | spaghetti code | spəgéti kóud |
スパゲディー コウドゥ | スパゲディー・コウドゥ | スパゲッティ コード | スパゲッティ・コード |
スパゲッティコード | ・ | べからず集 | よくある悪い実践例 |
悪い例 | ・ | reinventing the wheel | riɪˈnvɛntɪŋ ðə hwíːl |
リーインヴェンティング ザゥ ウィールゥ | リーインベンティング ザ ホイール | 車輪の再発明 | ・ |
切り貼りプログラミング | 肥満児 | ||
Andrew Koenig | Andrew Koenig氏 | アンドリュー・コーニグ | ・ |
anti | ǽnti | アェンティー | ǽntai |
アェンタイ | [形容詞] | 反対の | 反対意見の |
[前置詞] | 反対して | ・ | reinventing |
riɪˈnvɛntɪŋ | リーインヴェンティング | リインヴェンティング | リーインベンティング |
作り直す事 | 再発明 | [動詞] | 作り直す |
新たに作り直す | 更新日:2021年 4月 8日 |