出典: ストリーム暗号 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年2月25日 (日) 09:08 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ストリーム暗号(ストリームあんごう、stream cipher)とは、平文をビット単位あるいはバイト単位などで逐次、暗号化する暗号である。平文を64ビットや128ビットなどの固定長のブロックに分割して暗号化する暗号を指すブロック暗号に対比した語である。その構成上、入力がファイルではなくストリーム等の逐次追加されるデータであった場合、ブロック暗号は入力がブロックサイズに達するまで溜まらないと処理を進めることができないのに対し、ストリーム暗号はその必要がないのが特徴である。 ・・・ |
出典: シーザー暗号 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2005/09/21,URL: https://www.wdic.org/ 記録に残る世界最古の暗号。古代ローマのGaius Julius Caesarガイウス・ユリウス・カエサルが用いた。カエサル(シーザー)はユリウス暦の発案でも有名である。 [概要] 各文字をn文字分ずらすことによって暗号文とする。 当のカエサルはn=3で暗号化していた。例えば3文字ずらすとA→D、B→E、…、W→A、X→B、Z→Cとなり、「ROME」を暗号化すると「URPH」となる。 鍵空間が言語の文字数と同じであり、簡単に解読されてしまうが、当時はこれでも十分だった。 ・・・ |
出典: ストリーム暗号 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2004/01/20,URL: https://www.wdic.org/ 平文を1ビット(ないし1バイト)ずつ処理する暗号方式。ストリームアルゴリズムとも言う。 |
出典: 暗号技術 『総務省 東海総合通信局 ICT用語集』 引用年月日 2019年12月25日,URL: https://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/tool/yougo/yougo.html インターネット等のネットワークを通じて文書や画像などのデジタルデータをやりとりする際に、通信途中で第三者に盗み見られたり改ざんされたりされないことを目的とし、元の内容がわからないように決まった規則に従ってデータを変換する技術 |
出典: コード (暗号) 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年9月2日 (月) 20:36 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ コード (code) とは、メッセージを特別な知識や情報無しでは意味が分からないように変換する秘匿手段の一つであり、暗号の一種である。軍の運用など、ある程度の規模の活動に必要な、相当量の単語やフレーズ(あるいはもっと長いメッセージ)について、事前の合意により、別の単語、無意味な文字列、数字などに置き換える暗号である。 [コードとサイファ] ここでそもそも、前述のような分類は、コンピュータの利用(暗号を運用する側だけでなく、攻撃側もまたコンピュータを利用できるということ)が前提となっている現代の暗号学より以前の、ロータリスイッチなどの電気機械による暗号機の時代の暗号学の頃に確立されているが、現代の理論から見て一応は、コードを“syllabic(音節) and lexical(語彙) cipher”などとしてサイファの一種と見なし理論的には扱うことは不可能ではない。 ・・・ |
出典: Cryptographic API 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2014年10月9日 (木) 11:46 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Cryptographic API(CryptoAPI、CAPI)は、Microsoft Windows オペレーティングシステムのAPIの1つであり、Windows での暗号を使ったセキュアなアプリケーション開発のためのサービスを提供する。一種の抽象化レイヤーを提供する一連のダイナミックリンクライブラリで構成され、データの暗号化を行うコードをアプリケーションから分離する。CryptoAPI は公開鍵暗号と共通鍵暗号をサポートしている。データの暗号化/復号機能、公開鍵証明書を使った認証機能を含む。また、暗号論的擬似乱数生成器関数 CryptGenRandom も含まれる。CryptoAPI はマシン上にインストールされた CSP (Cryptographic Service Provider)を使って動作する。CSP は実際のデータの暗号化/復号を行うモジュールである。 ・・・ |
出典: RC4 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年6月30日 (土) 15:23 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ RC4(あるいはARCFOUR)とは、SSLやWEPなどで広く使われているストリーム暗号である。 [概要] RC4はロナルド・リベストにより1987年に開発されたストリーム暗号であり、このアルゴリズムで発生させた疑似乱数列と平文との排他的論理和が暗号文となる。RC4はWEPのように利用方法によっては安全性を保てない。RC4はWEP、WPA、MPPE (Microsoft Point to Point Ecryption)、Winny、TLS/SSL(オプション)、SSH(オプション)で暗号化をするのに使われている。2015年現在では、NSAのような機関であればTLS/SSLを利用したとしてもRC4を解読可能であるとの疑惑があり、マイクロソフトではRC4を無効化することを推奨している。2015年2月、TLSのすべてのバージョンにおいてRC4の利用を禁止する RFC 7465 が公開された。 ・・・ |
出典: シーザー暗号 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年11月30日 (土) 14:29 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ シーザー暗号(シーザーあんごう、英語:Caesar cipher)は暗号理論上、もっともシンプルで、広く知られた暗号のひとつである。カエサル式暗号、シフト暗号とも呼ばれる。 [概要] シーザー暗号は単一換字式暗号の一種で、平文の各文字を、辞書順に3文字分シフトして暗号文を作る暗号である。古代ローマの軍事的指導者ガイウス・ユリウス・カエサル(英語読みでシーザー)が使用したことから、この名称がついた。文字のシフト数は固定であるが、3に限る必要はない。たとえば左に3文字分シフトさせる場合、「D」は「A」に置き換わり、同様に「E」は「B」に置換される。シーザー暗号はヴィジュネル暗号などの部品として使用されることがあるほか、現代でもシフト数を13にした方式としてROT13が使用されることがある。シーザー暗号は他の単一換字式暗号と同様、容易に解読されるため、今日の通信セキュリティにおいては効果的ではない。 ・・・ |
出典: ストリーム暗号 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年8月22日 (木) 10:06 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ストリーム暗号(ストリームあんごう、stream cipher)とは、平文をビット単位あるいはバイト単位などで逐次、暗号化する暗号である。平文を64ビットや128ビットなどの固定長のブロックに分割して暗号化する暗号を指すブロック暗号に対比した語である。その構成上、入力がファイルではなくストリーム等の逐次追加されるデータであった場合、ブロック暗号は入力がブロックサイズに達するまで溜まらないと処理を進めることができないのに対し、ストリーム暗号はその必要がないのが特徴である。 |
出典: ブロック暗号 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年4月26日 (金) 13:11 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ブロック暗号(ブロックあんごう、英語: Block cipher)とは、共通鍵暗号の一種で、固定長のデータ(ブロックと呼ぶ)を単位として処理する暗号の総称である。これに対して、ビット単位やバイト単位で処理を行う暗号はストリーム暗号と呼ばれる。 |
出典: 暗号利用モード 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年10月6日 (金) 18:19 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 暗号利用モード(あんごうりようモード、Block cipher modes of operation)とは、ブロック暗号を利用して、ブロック長よりも長いメッセージを暗号化するメカニズムのことである。ECBモード(単純なブロック暗号の利用法)では、ある鍵で同一の平文を暗号化すると、同一の暗号文になる。したがって、長いメッセージ(画像データなど)のある部分が他の部分と同じであるかどうかが、暗号文の比較によって判断できてしまうので、他のモードが必要となった。暗号利用モードには、秘匿用の利用モードと、認証用の利用モードとがある。 ・・・ |
出典: 鍵 (暗号) 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年9月2日 (日) 02:48 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 暗号技術において、鍵(かぎ、key)とは、暗号アルゴリズムの手順を制御するためのデータである。鍵は、同じ暗号方式を使用しながら利用者毎に暗号化の手順を異なるものにするために考え出されたものであるが、暗号だけではなく、デジタル署名やメッセージ認証コード(Keyed-hashなど)でも使用される。擬似乱数で用いられるシード(種)も鍵の一種である。 [概要] 暗号化では、同じ暗号方式を使用しながら利用者毎に暗号化の手順を異なるものにするために使用される。 暗号方式と平文が同じであっても、鍵が違えば生成される暗号文は異なるものになる。 暗号文を復号する際にも、暗号化に使用した鍵に対応する鍵が使用される。 復号の際には暗号化で使った鍵と同じ鍵(共通鍵暗号の時)か、または対応する(暗号化用とは別の)鍵(公開鍵暗号の時)が必要で、失うと復号できなくなる(または極めて難しい)。 ・・・ |
code | kˈəʊd | コウドゥ | コード |
暗号 | あんごう | angou | 記号 |
符号 | ふごう | fugou | 信号 |
規約 | コード化 | 法典 | プログラム |
暗号にする | コード化する | プログラムする | |
更新日:2020年 8月19日 |
CryptoAPI | CAPI | Cryptographic API | krìptəgrˈæfɪk éɪpíːάɪ |
クリプトゥグラェフィック エーピーアイ | クリプトゥグラェフィック・エーピーアイ | クリプトグラフィック エーピーアイ | クリプトグラフィック・エーピーアイ |
クリプトエーピーアイ | |||
API | Cryptographic Service Provider | CSP | CSP Development Kit |
CSPDK | 暗号化 | 暗号化エンジン | 暗号化用API |
署名 | ・ | Cryptographic | krìptəgrˈæfɪk |
クリプトゥグラェフィック | クリプトグラフィック | 暗号 | 暗号の |
暗号法の | 暗号化の | ・ | |
更新日:2020年 8月13日 |
RC4 | άɚ síː fˈɔɚ | アゥーシィーフォーァ | アールシーフォー |
Alleged RC FOUR | ARCFOUR | Rivest's Cipher 4 | Ron's Code 4 |
アレゥッジドゥ・アールシー・フォア | いわゆるRC4 | ||
RC2 | RC5 | RFC 7465 | Rivest's Cipher 2 |
Ron Rivest | Ron Rivest氏 | Ron's Code 5 | Ronald Rivest |
Ronald Rivest氏 | stream cipher | アールシーツー | ストリーム暗号 |
ロナルド・リベスト氏 | 共通鍵暗号方式 | 秘密鍵暗号方式 | ・ |
Cipher | sάɪfɚ | サイファゥー | サイファー |
暗号 | 暗号化する | ・ | |
更新日:2020年 8月15日 |
シーザー暗号 | Caesar cipher | sízər sáifər | シィーザー サイファゥー |
シィーザー・サイファゥー | シーザー サイファー | シーザー・サイファー | カエサル式暗号 |
カエサルしきあんごう | kaesaru shiki angou | シフト暗号 | シフトあんごう |
shifuto angou | ずらし暗号 | ||
ガイウス・ユリウス・カエサル | Gaius Iulius Caesar | 単一換字式暗号 | 換字式暗号 |
・ | Caesar | sízər | シィーザー |
シーザー | ローマ皇帝 | ・ | cipher |
sáifər | サイファゥー | サイファー | 暗号 |
暗号化する | ・ | ||
更新日:2020年 8月27日 |
ストリーム暗号 | ストリームあんごう | stream cipher | stríːm sáifər |
ストゥリーム サイファゥー | ストゥリーム・サイファゥー | ストリーム サイファー | ストリーム・サイファー |
ストリーム アルゴリズム | ストリーム・アルゴリズム | ストリームアルゴリズム | |
block cipher | ブロック暗号 | conventional cryptosystem | 慣用暗号系 |
・ | cipher | sáifər | サイファゥー |
サイファー | 暗号 | 暗号化する | ・ |
更新日:2020年 8月28日 |
ブロック暗号 | ブロックあんごう | Block cipher | block cipher |
blάk sάɪfɚ | ブロゥック サイファゥー | ブロゥック・サイファゥー | ブロック サイファー |
ブロック・サイファー | |||
【 以下関連語 】 | cipher | ||
sáifər | サイファゥー | サイファー | 暗号 |
暗号化する | ・ | ストリーム暗号 | 換字処理 |
転置処理 | ・ | ||
RC4 | ・ | TDEA | MISTY1 |
CAST-128 | CIPHERUNICORN-E | Hierocrypt-L1 | MULTI2 |
KASUMI | ・ | AES | Advanced Encryption Standard |
Camellia | SEED | CIPHERUNICORN-A | Hierocrypt-3 |
SC2000 | ・ | SHACAL-2 | ・ |
DES | Data Encryption Standard | トリプルDES | |
更新日:2020年 8月30日 |
暗号モード | Block cipher modes of operation | blɑk sáifər məʊdz əv ɑ̀pəréiʃən | ブロゥック サイファゥー モーゥズ オヴ アォパゥレイシュン |
ブロゥック・サイファゥー・モーゥズ・オヴ・アォパゥレイシュン | ブロック サイファー モーズ オブ オペレーション | ブロック・サイファー・モーズ・オブ・オペレーション | block cipher mode |
blɑk sáifər móud | ブロック サイファゥー モーゥドゥ | ブロック・サイファゥー・モーゥドゥ | ブロック サイファー モード |
ブロック・サイファー・モード | あんごうりようモード | angou riyou mo-do | 暗号利用モード |
ブロック暗号モード | |||
2DEMモード | ABCモード | CBCモード | CCMモード |
CFBモード | cipher | CTCモード | CTRモード |
ECBモード | GCMモード | IGEモード | OCBモード |
OFBモード | XCBCモード | サイファー | サイファゥー |
暗号 | 暗号化 | ||
更新日:2020年 8月25日 |
暗号化 | encryption | ɛnkrɪ́pʃən | エンクリプシャン |
エンクリプション | あんごうか | angouka | 符号化 |
ふごうか | fugouka | ||
Adi Shamir | Adi Shamir氏 | AES | cryptography |
DES | FEAL | IDEA | Leonard Adleman氏 |
RC4 | Ronald Rivest氏 | RSA | RSA暗号 |
アールエスエー | クリプタゥーグラフィ | 暗号 | 暗号化手法 |
暗号技術 | 暗号法 | 共通鍵暗号方式 | 公開鍵暗号 |
公開鍵暗号方式 | 楕円曲線暗号 | 秘密鍵暗号 | 秘密鍵暗号方式 |
復号化 | 更新日:2020年 8月25日 |
暗号強度 | cipher strength | sάɪfɚ stréŋθ | サイファゥー ストゥレングス |
サイファゥー・ストゥレングス | サイファー ストレングス | サイファー・ストレングス | あんごうきょうど |
angou kyoudo | |||
cipher | sάɪfɚ | サイファー | サイファゥー |
暗号 | ・ | ||
更新日:2020年 8月25日 |
鍵 | cipher key | sάɪfɚ kíː | サイファゥー キー |
サイファゥー・キー | サイファー キー | サイファー・キー | ・ |
encryption key | ɛnkrɪ́pʃən kíː | エンクリプシャン キー | エンクリプシャン・キー |
エンクリプション キー | エンクリプション・キー | ・ | key |
かぎ | kagi | 暗号キー | あんごうキー |
angou ki- | 暗号化キー | 暗号化鍵 | 暗号鍵 |
あんごうかぎ | angou kagi | ||
cipher | sάɪfɚ | サイファー | サイファゥー |
暗号 | 暗号化 | 暗号化する | ・ |
encryption | ɛnkrɪ́pʃən | エンクリプシャン | エンクリプション |
暗号化 | 符号化 | ・ | 暗号アルゴリズム |
暗号解読 | 暗号技術 | 暗号文 | |
更新日:2020年 8月26日 |