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ICT用語の意味と同義語

【 「パブリック」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: GPLv3 [読み] ジーピーエル・ヴィースリー 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/01/28,URL: https://www.wdic.org/

 GPLのバージョン3のこと。

[概要]
 2007(平成19)年6月29日付で公開された、GNU一般公衆利用許諾書(GNU General Public License)の第三版である。
 このバージョンから、プログラムに特許が含まれる場合でも、それを利用した相手を訴えることができないという条項が追加された。このため企業での使用が忌避されるようになり、これを契機として、これまでやろうとしていながらなかなか進まなかった「GPL排除」が一気に加速することになった。

[特徴]
第11条
 GPLv3の基本的な内容は、GPLv2までと同様である。
 もっとも大きな変更で、そしてGPL離れを加速させたのが、特許について言及したGPLv3 第11条である。
 従来なら、特許が含まれる業務への利用でもソースコードさえ公開すればGPLのコードが利用でき、特許権もそのまま保持された。
 しかしGPLv3では、それができなくなる。GPLv3では、GPLv3として公開されたソースコード中に含まれる特許は、無償で公開されたものとみなすことを要求しているからである。
特許
 GPLのコードを使用し、特許が含まれるコードを作成したとする。そのコードはGPL条項に基づいてGPLで公開されなければならない。
 GPLv2では、そこに含まれる特許については、特許を持っている人間の裁量に任されており、つまりソースは公開はされるが、特許があるため厳密な意味で自由には使えないソース、という微妙なものが世に出ることになっていた。
 自主的に公開をしている以上、その利用者を訴えることは基本的には無いはずである(サブマリン特許という問題は常にあるが)。しかしフリーソフトウェアである以上は、その処理は今後書き換えられ、新たな処理が追加されたり、別の特許が組み込まれたりしていくはずであり、形が大きく変わるであろうし、いずれ商売敵に使われるかもしれない。 ・・・
出典: copyleft [発音] kápilèft 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2005/06/14,URL: https://www.wdic.org/

 著作物を自由に配布するための手段のこと。
 通常、コピーライト(copyright: 著作権)といえば複製・変更・再配布を制限するために用いられるのが常であるが、コピーレフトは著作権の法的権利を利用し、複製・変更・再配布の自由を保証する。
 コピーライトをもじってコピーレフトという名前が付けられた。提唱者はFSFのリチャード・ストールマン(Richard M. Stallman)である。
出典: PKI 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/08/17,URL: https://www.wdic.org/

 公開鍵の信頼性を担保するための基盤のこと。公開鍵基盤、公開鍵インフラストラクチャ。

[概要]
 ネットワークを利用した通信で、かつセキュリティが求められる場合、お互いを証明する何かが必要である。
一般社会であれば、それは個人が持つ身分証明書などとなる。通信でも、同様に各Webサイトが身分証明書を持ち、それを交換できれば、正しい相手と通信をしていると信じることが可能となる。
そこで、この証明に必要な要素を統合した基盤が用意され、これをPKIという。
[特徴]
認証
 証明するには、何らかの信頼できる機関が必要である。
自分で自分を証明しても何の価値もなく、誰からも信用されないからである。
そこで、PKIでは次の三つの要素で構成される。
● 証明書
● 認証局
● リポジトリ
いわゆる身分証明書は「証明書」と呼ばれ、この証明書を発行する機関を「認証局」という。
そして、この認証局発行の証明書を管理し、利用者に配布する機関などを「リポジトリ」という。
主な対応処理系
PKIに対応する主な実装に、次のようなものがある。
● TLS(旧称SSL)
● S/MIME
特に、SSLで使われるWebサーバーの証明書は「SSL証明書」と呼ばれる。


【 「パブリック」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: abuse 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年8月12日 (日) 00:44 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 abuse(名詞: [ə.ˈbjuːs] 「アビュース」、動詞: [ə.ˈbjúːz] 「アビューズ」。まれにアブユース(ズ)とも。)とは不正使用、濫用(乱用)を意味する英単語である。転じてコンピュータネットワーク上の迷惑行為またはその迷惑行為を通報する窓口を指す。似たような英単語にmisuse([mìsjúːs], [mìsjúːz])があるが、こちらは濫用、悪用の意味以外にも「誤用」、「過誤」という故意ではない意味も含まれている。

[概要]
 RFC 2142は「不適切な公衆への振る舞い」("Inappropriate public behaviour")を行うユーザを通報するためにabuse@…を用意すべきと規定している。このメールアドレスはスパムメールの送信、第三者中継などのメールサーバの不正利用など、様々なネットワーク上の不正行為に関する専用の通報先であり、のちに転じてネットワーク上の迷惑行為またはその迷惑行為を通報する窓口そのものとしての意味も持つようになった。・・・
出典: コピーレフト 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年10月10日 (土) 16:15 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 コピーレフト(英: copyleft)は、著作権(英: copyright)に対する考え方で、著作権を保持したまま、二次的著作物も含めて、すべての者が著作物を利用・再配布・改変できなければならないという考え方である。リチャード・ストールマンがフリーソフトウェア運動の一環として熱心に広めた考えである。コンピュータプログラムの特にバイナリに変換されることを前提としたソースコードについてのものであったが、その後、CC BY-SAなどを用いてソースコード以外の著作物にも適用しようという動きがある。

[概要]
 コピーレフトの考えでは、著作権者はそのコピー(複製物)の受取人に対して撤回の出来ないライセンスを認め、販売を含む再配布を許可し、翻案(改変)されることも可能とする必要がある。逆に、コピーレフトを利用する側では、このライセンスのものをコピーや変更、再配布する時にはこのライセンスをそのまま適用し、それを明確に示さなければならない。
 コピーレフトの定義をまとめると次のようになる。
 ● 著作物の利用、コピー、再配布、翻案を制限しない
 ● 改変したもの(二次的著作物)の再配布を制限しない
 ● 二次的著作物の利用、コピー、再配布、翻案を制限してはならない
 ● コピー、再配布の際には、その後の利用と翻案に制限が無いよう、全ての情報を含める必要がある(ソフトウェアではソースコード含む)
 ● 翻案が制限されない反面、原著作物の二次的著作物にも同一のコピーレフトのライセンスを適用し、これを明記しなければならない
 コピーレフトという概念について、フリーソフトウェア財団および同代表のリチャード・ストールマンはフリーソフトウェア運動の一貫として普及を推進している。 ・・・
出典: 公開鍵基盤 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年3月22日 (金) 12:59 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 暗号技術において、公開鍵基盤(こうかいかぎきばん、英: public key infrastructure、以下PKI)は公開鍵暗号方式や電子署名方式で用いる公開鍵とその公開鍵の持ち主の対応関係を保証するための仕組みである。 公開鍵認証基盤、公開鍵暗号基盤とも呼ばれる。PKIの実現例として、たとえばX.509 (PKIX: Public-Key Infrastructure using X.509)がある。

[概要]
 インターネットのような電子的な通信路を介して通信を行う際、通信の安全性を確保するための技術として公開鍵暗号方式や電子署名方式がある。これらの技術では通信相手の公開鍵を用いる事で送信する文書を暗号化したり、文章に対する署名を検証したりする事で秘匿性や真正性を保証する。
これらの技術を使う際には、暗号化や署名検証で用いた公開鍵が通信相手のものである事を事前に確認する事が必須である。なぜならもしこの確認がなされていないと、不正者が通信相手の公開鍵を偽の公開鍵とすりかえる事でなりすましなどの攻撃が可能になってしまうからである。
しかし、公開鍵とその持ち主との対応関係を確実に保証するのは容易ではない。インターネットは基本的に匿名の通信路であるので、公開鍵の所有者と名乗っている人物が本当に所有者当人であるのかを知るのは容易ではないからである。
PKIは、公開鍵とその持ち主の対応関係を認証局 (CA、Certification Authority) という第三者機関を用いる事で保証するための技術である。 ・・・



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

コピーレフトって何? (Free Software Foundation, Inc.)
copyleft (通信用語の基礎知識)
PKI (通信用語の基礎知識)
コピーレフト (Wikipedia)
公開鍵基盤 (Wikipedia)
abuse (Wikipedia)
コピーレフト (コトバンク)
GPLv3 (通信用語の基礎知識)



【 パブリック の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
Abuse Inappropriate
abuse ìnəpróupriət
əbjúːs イナプロ́プリエッツ
əbjúːz イ̀ナプロ́プリエッツ
abuse@ イナプロープリエト
abuse@・・・ イ̀ナプロ́ープリエト
abuse窓口 [形容詞]
アビュース ふさわしくない
アビュ́ース 不適当な
[名詞] ふてきとうな
悪用 futekitouna
あくよう
akuyou public
不正使用 pʌ́blik
ふせい しよう パブリィク
fusei shiyou パ́ブリィク
不正行為 パブリック
ふせい こうい パ́ブリック
fusei koui [形容詞]
迷惑行為通報窓口 公衆の
[他動詞] 公共の
~を悪用する [名詞]
公衆


behaviour

bihéivjə

behavior
【 以下関連語 】 ビヘイヴュアゥァー
Inappropriate public behaviour ビヘ́イヴュアゥァー
ìnəpróupriət pʌ́blik bihéivjə ビヘイビアー
イナプロプリエッツ パブリィク ビヘイヴュアゥァー ビヘ́イビアー
イナプロプリエッツ・パブリィク・ビヘイヴュアゥァー [名詞]
イ̀ナプロ́プリエッツ・パ́ブリィク・ビヘ́イヴュアゥァー 行動
イナプロープリエト パブリック ビヘイビアー 行為
イナプロープリエト・パブリック・ビヘイビアー 態度
イ̀ナプロ́ープリエト・パ́ブリック・ビヘ́イビアー 振る舞い
迷惑行為 品行
めいわく こうい
meiwaku koui


更新日:2023年11月28日




【 パブリック の同義語と関連語 】
< 2 >
同義語・類義語 関連語・その他
copyleft General
kɔ́pilɛ̀ft dʒénərəl
コァピィーレゥフトゥ ジェネァラルゥ
コピーレフト ゼネラル
一般的な
GPL 色々な
General Public License いろいろな
ジー ピー エル
GPLライセンス Public
GNU GPL pʌ́blik
GNU General Public License パブリィク
グヌー ジェネァラルゥ パブリィク ラゥイセンツ パブリック
グヌー・ジェネァラルゥ・パブリィク・ラゥイセンツ 公開の
グニュー ゼネラル パブリック ライセンス 公共の
グニュー・ゼネラル・パブリック・ライセンス 公衆の
The GNU General Public License
GNU一般公衆ライセンス copyright
GNU一般公的使用許諾 リチャード・ストールマン
GNU一般公衆利用許諾書 Richard M. Stallman
GPLv2 GPL著作物
GPLv2ライセンス AGPL
GPLv3 GNUアフェロ一般公衆ライセンス

LGPL

GNU劣等一般公衆ライセンス

ソフトウェアライセンス体系

利用許諾契約

オープンソース・ソフトウェア

オープンソースソフトウェア

























更新日:2023年 6月28日




【 パブリック の同義語と関連語 】
< 3 >
同義語・類義語 関連語・その他
公開鍵基盤 セキュリティ基盤技術
PKI 暗号化電子メール
píː kéi ái 公開鍵暗号
ピー ケー アイ
PKIX public
Public Key Infrastructure pʌ́blik
public key infrastructure パブリィク
pʌ́blik kiː ínfrəstrʌ̀ktʃər パブリック
パブリィク キー インフストゥラクチャゥー [形容詞]
パブリィク・キー・インフストゥラクチャゥー 公衆の
パブリック キー インフラストラクチャー 公共の
パブリック・キー・インフラストラクチャー 公の
Public-Key Infrastructure using X.509 公開の
X.509 [名詞]
公開鍵インフラストラクチャ 公衆
公開鍵暗号基盤
公開鍵認証基盤 Infrastructure

ínfrəstrʌ̀ktʃər

インフストゥラクチャー

インフラストラクチャー

[名詞]

インフラ

基礎構造

基盤

基礎設備

基本的設備





























更新日:2023年 1月29日




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