出典: 可変長符号 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年8月4日 (金) 04:40 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 符号理論において、可変長符号(かへんちょうふごう、英語: variable-length code)とは、情報源の記号に対して割り当てる符号を可変長とする符号である。可変長符号は、情報源が誤りなしで圧縮および解凍(可逆圧縮)され、依然として記号として読み取られることを可能にする。正しい符号戦略により、 独立同分布の情報源は、そのエントロピーの近い符号長でほぼ任意に圧縮される。これは、データ圧縮が大量のデータブロックに対してのみ可能な固定長符号とは対照的であり、可能性の合計の対数を超える圧縮は、有限の(おそらく任意に小さい)失敗確率でもたらされる。良く知られた可変長符号には、ハフマン符号、Lempel-Ziv符号、算術符号などがある。 [符号とその拡張] 符号の拡張は、元の符号によって生成された対応する符号語を、情報源配列の各シンボルに対して連結することによって得られる、有限長情報源配列の有限長ビット列へのマッピングである。形式言語理論の用語を使用すると、正確な数学的定義は次のようになる。S とT という2つの有限集合があり、S を情報源アルファベット、T を符号アルファベットとする。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
VLC | length |
Variable Length Code | léŋkθ |
variable-length code | レゥンクスゥ |
vériəbəl léŋkθ kóud | léŋθ |
ヴェァリアゥボルゥ レゥンクスゥ コウドゥ | レゥングスゥ |
ヴェァリアゥボルゥ・レゥンクスゥ・コウドゥ | レングス |
バリアブル レングス コード | [名詞] |
バリアブル・レングス・コード | 長さ |
ví: él síː | 期間 |
ヴィー エィルゥ シィー | 距離 |
ブイ エル シー | ・ |
可変長符号 | CAVLC |
可変長符号化 | CAVLC方式 |
・ | Context-based Adaptive Variable Length Coding |
【 以下関連語 】 | ・ |
Adaptive | ハフマン符号 |
ədǽptiv | Lempel-Ziv符号 |
アゥダゥプティヴ | 算術符号 |
アゥダゥ́プティヴ | ・ |
アダプティブ | |
アダ́プティブ | |
[形容詞] | |
適応性のある | |
適応できる | |
順応性のある | |
順応できる | |
様々な状況に適応できる | |
・ | |
variable | |
vériəbəl | |
ヴェァリアゥボルゥ | |
ヴェアリィアブルゥ | |
バリアブル | |
[形容詞] | |
変数の | |
可変の | |
[名詞] | |
変化するもの | |
変数 | |
・ | |
更新日:2023年 8月23日 |