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ICT用語の意味と同義語

【 「リエントランシー」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: リエントラント 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2023年8月24日 (木) 15:55 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 リエントラント(英: reentrant / re-entrant、再入可能)およびリエントランシー(英: reentrancy / re-entrancy、再入可能性)とは、あるプログラムやサブルーチンの実行を完了する前に、割り込みなどにより、同じプログラムやサブルーチンを実行しても安全だという性質を指す。割り込みは分岐や呼び出しなどの内部的な動きによって生じる場合もあるし、ハードウェア割り込みやシグナルなどの外部の動きによって生じる場合もある。割り込みの実行を完了後に、割り込み前の実行に影響を与えずに継続できる。
 この定義はシングルスレッドのプログラミング環境が起源であり、ハードウェア割り込みで割り込まれた制御の流れが割り込みサービスルーチン (ISR) に転送されることから生まれた。ISRが使用するサブルーチンは割り込みをきっかけとして実行される可能性があるため、リエントラントでなければならない。OSのカーネルが使用するサブルーチンの多くは、カーネルで確保済みのリソースを超えられない制限がありリエントラントではない。そのためISRでできることは限られている。例えば、一般にISRからファイルシステムにはアクセスできないし、場合によってはヒープ領域も確保できない。 ・・・

【 リエントランシー の同義語と関連語 】
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同義語・類義語 関連語・その他
reentrant
re-entrant
ríentrənt
リーエィントゥラゥントゥ
リ́ーエィントゥラゥントゥ
リエントゥラゥントゥ
リ́エントゥラゥントゥ
リエントラント
[形容詞]
再入可能な
さいにゅう かのうな
再び入る
[名詞]
再入可能
さいにゅう かのう

reentrancy
re-entrancy
ríentrənsi
リーエィントゥラゥンシィー
リ́ーエィントゥラゥンシィー
リエントゥラゥンシー
リ́エントゥラゥンシー
リエントランシー
[名詞]
再入可能性
さいにゅう かのうせい


























更新日:2025年 4月 4日




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