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ICT用語の意味と同義語

【 「焦点距離/有効口径」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: F値 [外語] 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2012/03/11,URL: https://www.wdic.org/

 焦点距離(f)をレンズの有効口径(D)で割った値。絞り値。

[概要]
 カメラでは、必要に応じてレンズを絞り、入る光の量を調整する。F値というのは、その光の量を数値化したものである。
 計算式からも分かるように、F値が小さいほど光量は多く、F値が大きいほど光量は小さいことを表わす。
 F1.0は、人間の目で見た時の明るさに対応し、この値が大きくなるほど目で見たより暗くなる。

[特徴]
解放F値
 レンズの絞りを開けた状態でのF値は「開放F値」と呼ばれ、特別に扱われる。
 物理的に、これ以上明るくすることができないので、そのレンズの明るさを示す指標である。
絞り
 絞りを絞ると、その分F値が大きくなる。
 F値が大きくなると、被写体深度が深くなり、つまりピントの合う範囲が大きくなるという特徴がある。
出典: F値 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2016年10月25日 (火) 04:55 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

F値 (エフち、英: F-number)とは、レンズの焦点距離を有効口径で割った値であり、レンズの明るさを示す指標として用いられる。F値が小さいほどレンズは明るく(=レンズを通る光量が多い)、シャッター速度を速くできる。F値のFとは「焦点の」を意味するfocalから来ている。Fの後に数字を続けて(例:F2)表記する。なお、レンズの有効口径を用いて明るさを表現することもある(例:f/2、この場合のfは焦点距離)。

[開放F値] レンズの絞りを開放(全開)した時のF値を開放F値という。開放F値の小さなレンズを「明るいレンズ」という。また高速シャッタースピードで撮影できることから「ハイスピードレンズ」「高速レンズ」などの呼び方もある。一般向けに市販されている製品としては、ライカの「ノクティルックス50mmF0.95」(ライカMマウント)、コシナの「フォクトレンダーノクトンF0.95」(マイクロフォーサーズ、17.5mm・25mm・42.5mmの3種)が最も明るいレンズである。またかつてはキヤノンから「キヤノン50mmF0.95」が市販されていた。特注品としては、アポロ計画用に設計されたものをスタンリー・キューブリックが手に入れ、映画『バリー・リンドン』に使用したカール・ツァイスの「プラナー50mmF0.7」や、旧日本軍用に東京光学(現トプコン)が設計した「トーコー50mmF0.7」を基に戦後再設計し、毎日新聞社の南極探検隊が使用した「シムラー50mmF0.7」などがある。現実的にはシャッタースピードの限界や被写界深度の問題があるため、最高でもF1.2からF1.4程度が実用域、F2.8程度あれば充分に明るいレベルといえる。 ・・・



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

F値 (通信用語の基礎知識)
F値 (Wikipedia)



【 焦点距離/有効口径 の同義語と関連語 】
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同義語・類義語 関連語・その他
F値 focal
エフち fóukəl
F-number フォウカゥルゥ
Fナンバー フォウコァル
焦点距離/有効口径 フォウカル
焦点距離割る有効口径 フォーカル
焦点距離÷有効口径 [形容詞]
焦点距離/開口径 焦点の
絞り値
focal distance
開放F値 fóukəl dístəns
レンズの明るさ フォウカゥルゥ デスタゥンス
開放絞り値 フォウカゥルゥ・デスタゥンス

フォーカル ディスタンス

フォーカル・ディスタンス

focal length

fóukəl léŋkθ

フォウカゥルゥ レゥンクスゥ

フォウカゥルゥ・レゥンクスゥ

フォーカル レングス

フォーカル・レングス

焦点距離


絞り

































更新日:2022年 1月 9日




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